このミステリーがすごい!国内篇・2015~2020年までのランキングすべて

このミステリーがすごい!とは
主催:宝島社
1988年から別冊宝島で発行されている、ミステリー小説のブック・ランキング、またはそのランキングや覆面座談会・作品紹介の掲載されたミステリーのガイドブックのことである。略称は「このミス」。ランキングは投票形式で選ばれ、国内部門と海外部門よりそれぞれベストテンが選ばれる。2002年からは新人作家の作品を募集した『このミステリーがすごい!』大賞が創設された。公平を期すために宝島社は自社の作品を除外している。(ウィキペディアより)
出典:ウィキペディア
「このミステリーがすごい!」(通称:このミス)は出版されている書籍の年間ランキング。「このミステリーがすごい!」大賞(通称:このミス大賞)は、公募~選考で行われる新人文学賞。
『このミステリーがすごい! 』大賞については以下をご覧ください。
2000~2014年は以下をご覧ください。
2020年:2019年12月発行・作品:2018/11 – 2019/10
2019/12/11発売 |
各業界人も注目する、絶大な信頼を誇る2019年の国内&海外新作ミステリー小説ランキング・ベスト20をはじめ、 作家生活50年! 最前線で活躍するミステリー界のレジェンド対談(皆川博子×辻真先)、超人気作家による自身の新刊情報&特別エッセイなど、人気コンテンツも充実の一冊。Amazonで探す |
順位 | 著者 | 作品 | |
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1 | 相沢 沙呼 | medium 霊媒探偵城塚翡翠 | |
推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなくてはならない。一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた。一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、それは翡翠の力のみ。だが、殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた―。 | |||
2 | 横山 秀夫 | ノースライト | |
一級建築士の青瀬は、信濃追分へ車を走らせていた。望まれて設計した新築の家。施主の一家も、新しい自宅を前に、あんなに喜んでいたのに…。Y邸は無人だった。そこに越してきたはずの家族の姿はなく、電話機以外に家具もない。ただ一つ、浅間山を望むように置かれた「タウトの椅子」を除けば…。このY邸でいったい何が起きたのか? | |||
3 | 今村 昌弘 | 魔眼の匣の殺人 | |
「あと二日で四人死ぬ」閉ざされた“匣”の中で告げられた死の予言は成就するのか。『屍人荘の殺人』待望のシリーズ第2弾!! | |||
4 | 奥田 英朗 | 罪の轍 | |
昭和三十八年。北海道礼文島で暮らす漁師手伝いの青年、宇野寛治は、窃盗事件の捜査から逃れるために身ひとつで東京に向かう。東京に行きさえすれば、明るい未来が待っていると信じていたのだ。一方、警視庁捜査一課強行班係に所属する刑事・落合昌夫は、南千住で起きた強盗殺人事件の捜査中に、子供たちから「莫迦」と呼ばれていた北国訛りの青年の噂を聞きつける―。オリンピック開催に沸く世間に取り残された孤独な魂の彷徨を、緻密な心理描写と圧倒的なリアリティーで描く傑作ミステリ。 | |||
5 | 伊吹 亜門 | 刀と傘-明治京洛推理帖- | |
維新に揺れる明治の京。奇怪な謎に挑むのは、尾張出身の若き武士と初代司法卿江藤新平。死刑執行当日、なぜ囚人は毒殺されたのか?第12回ミステリーズ!新人賞受賞作「監獄舎の殺人」に連なる時代本格推理、堂々登場。 | |||
6 | 阿津川 辰海 | 紅蓮館の殺人 | |
山中に隠棲した文豪に会うため、高松の合宿をぬけ出した僕と友人の葛城は、落雷による山火事に遭遇。救助を待つうち、館に住むつばさと仲良くなる。だが翌朝、吊り天井で圧死した彼女が発見された。これは事故か、殺人か。葛城は真相を推理しようとするが、住人と他の避難者は脱出を優先するべきだと語り―。タイムリミットは35時間。生存と真実、選ぶべきはどっちだ。 | |||
7 | 月村 了衛 | 欺す衆生 | |
被害者数三万人、被害総額二千億円―。戦後最大級の詐欺集団「豊田商事」の亡霊は欲を喰らい、悪意を増殖させながら、令和の世を彷徨い続ける。欲望の深淵を暴く、規格外の犯罪巨編。人間の業と欲を徹底的に描破した、渾身の長編小説。 | |||
8 | 宮部 みゆき | 昨日がなければ明日もない | |
『希望荘』以来2年ぶりの杉村三郎シリーズ第5弾。中篇3本を収録する本書のテーマは、「杉村vs.〝ちょっと困った〟女たち」。自殺未遂をし消息を絶った主婦、訳ありの家庭の訳ありの新婦、自己中なシングルマザーを相手に、杉村が奮闘。 | |||
9 | 米澤 穂信 | 本と鍵の季節 | |
堀川次郎は高校二年の図書委員。利用者のほとんどいない放課後の図書室で、同じく図書委員の松倉詩門と当番を務めている。背が高く顔もいい松倉は目立つ存在で、快活でよく笑う一方、ほどよく皮肉屋ないいやつだ。そんなある日、図書委員を引退した先輩女子が訪ねてきた。亡くなった祖父が遺した開かずの金庫、その鍵の番号を探り当ててほしいというのだが…。図書室に持ち込まれる謎に、男子高校生ふたりが挑む全六編。 | |||
10 | 平石貴樹 | 潮首岬に郭公の鳴く | |
函館で有名な岩倉家の美人三姉妹の三女が行方不明になった。海岸で見つかった遺留品のそばに、血糊のついた鷹のブロンズ像。凶器と思われたこの置き物は、姉妹の家にあったものだった。祖父は家にある芭蕉の短冊額のことを思い出す。一つ家に 遊女も寝たり 萩と月。旅に病んで 夢は枯野を 駆け廻る。鷹ひとつ 見つけてうれし 伊良湖崎。米買ひに 雪の袋や 投頭巾。俳句に見立てた殺人事件なのか?三女の遺体が見つかっても、犯人の手掛かりは得られないまま、事件は新たな展開をみせる―。三女が行方不明になったときから、謎は始まった。 | |||
11 | 米澤 穂信 | Iの悲劇 | |
一度死んだ村に、人を呼び戻す。それが「甦り課」の使命だ。人当たりがよく、さばけた新人、観山遊香。出世が望み。公務員らしい公務員、万願寺邦和。とにかく定時に退社。やる気の薄い課長、西野秀嗣。日々舞い込んでくる移住者たちのトラブルを、最終的に解決するのはいつも―。徐々に明らかになる、限界集落の「現実」!そして静かに待ち受ける「衝撃」。これこそ、本当に読みたかった連作短篇集だ。 | |||
12 | 若竹 七海 | 殺人鬼がもう一人 | |
20年前ほど前の連続殺人事件<ハッピーデー・キラー>以来、事件も事故もめったにないのどかな町――だったはずの辛夷ヶ丘で、悪徳(?)警察官の砂井三琴は今日も大忙し。苦みのある読後感と短編ミステリーならではのツイストが堪能できる6編を収録。 | |||
13 | 青崎 有吾 | 早朝始発の殺風景 | |
始発の電車で、放課後のファミレスで、観覧車のゴンドラの中で。不器用な高校生たちの関係が、小さな謎と会話を通じて、少しずつ変わってゆく―。最注目の若手ミステリー作家が贈る珠玉の短編集。 | |||
14 | 長浦 京 | マーダーズ | |
この街には複数の殺人者がいる。彼らが出会うとき、法では裁き得ない者たちへの断罪が始まる―現代社会の「裏」を見抜く圧倒的犯罪小説! | |||
15 | 呉 勝浩 | スワン | |
巨大ショッピングモール「スワン」で起きた無差別銃撃事件。死者21名を出した悲劇の渦中で、高校生のいずみは犯人と接しながら生き延びた。しかし、同じく事件に遭遇した同級生・小梢により、次に誰を殺すか、いずみの指名によって犯行が行われたという事実が週刊誌で暴露される。被害者から一転、非難の的となったいずみ。そんななか、彼女のもとに招待状が届く。集められたのは事件に巻き込まれ、生き残った5人の関係者。目的は事件の中のひとつの「死」の真相をあきらかにすること。その日、本当に起こったこととはなんだったのか? | |||
15 | 高村 薫 | 我らが少女A | |
一人の少女がいた―合田雄一郎、痛恨の未解決事件。動き出す時間が世界の姿を変えていく。人びとの記憶の片々が織りなす物語の結晶。 | |||
17 | 早坂 吝 | 殺人犯対殺人鬼 | |
「僕の先回りをしている殺人鬼がいる! 」 嵐の孤島に閉じ込められた三十九人の児童。次々に現れる猟奇的な死体。 誰も予想できない殺人鬼の正体とは! ? 若手本格ミステリ界の鬼才が挑む、戦慄のクローズドサークル! | |||
18 | 葉真中 顕 | W県警の悲劇 | |
警察官であるより前に、一人の人間として、常に正しくありたいんだよ―「警察官の鑑」と誰からも尊敬されていた熊倉警部。W県警初の女性警視へと登りつめた松永菜穂子は、彼にある極秘任務を与えていた。その最中の、突然死。事故かそれとも…。事故として処理したい菜穂子の胸中を知ってか知らずか、熊倉警部の娘が事件現場についてあることを思い出す―。前代未聞の警察小説。 | |||
19 | 望月 諒子 | 蟻の棲み家 | |
二人の女が中野区内の別の場所で、それぞれ銃で撃たれ死亡しているのが発見された。どちらも身体を売り、育児を半ば放棄した、シングルマザーだった。マスコミが被害者への同情と美談を殊更に言い立てる中、フリーの記者・木部美智子は、蒲田の工場で起きた地味なクレーム事件を追い続けていたが…。現代社会の光の当たらない部分を淡々とした筆致で深く描き出した、骨太なノワール犯罪小説。 | |||
19 | 澤村 伊智 | 予言の島 | |
瀬戸内海に浮かぶ霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が生涯最後の予言を遺した場所だ。彼女の死から二十年後、“霊魂六つが冥府へ堕つる”という―。天宮淳は幼馴染たちと興味本位から島へ向かうが、宿泊予定の旅館は、怨霊が下りてくるという意味不明な理由でキャンセルされていた。そして翌朝、幼馴染のひとりが遺体となって発見される。しかし、これは予言に基づく悲劇のはじまりに過ぎなかった。不思議な風習、怨霊の言い伝え、「偶然」現れた霊能者の孫娘。祖母の死の真相を突き止めに来たという彼女の本当の目的とは…。あなたは、真実に気づくことができるか―。比嘉姉妹シリーズ著者初の長編ミステリ。 | |||
19 | 高田 大介 | まほり | |
大学院で社会学研究科を目指して研究を続けている大学四年生の勝山裕。卒研グループの飲み会に誘われた彼は、その際に出た都市伝説に興味をひかれる。上州の村では、二重丸が書かれた紙がいたるところに貼られているというのだ。この蛇の目紋は何を意味するのか? ちょうどその村に出身地が近かった裕は、夏休みの帰郷のついでに調査を始めた。偶然、図書館で司書のバイトをしていた昔なじみの飯山香織とともにフィールドワークを始めるが、調査の過程で出会った少年から不穏な噂を聞く。その村では少女が監禁されているというのだ……。代々伝わる、恐るべき因習とは? そして「まほり」の意味とは? |
2019年:2018年12月発行・作品:2017/11 – 2018/10
2018/12/11発売 |
巻頭には、ミステリー好きを公言し、小説家デビューも果たした乃木坂46の高山一実さんのインタビューを収録。 各業界人も注目する、絶大な信頼を誇る2018年の国内&海外新作ミステリー小説ランキング・ベスト20をはじめ、 この30年間の『このミス』1位の中から1位を選ぶ「キング・オブ・キングス」ランキングも発表します。 超人気作家による自身の新刊情報&特別エッセイなど、人気コンテンツも充実の一冊。 Amazonで探す |
順位 | 著者 | 作品 | |
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1 | 原尞 | それまでの明日 | |
渡辺探偵事務所の沢崎のもとに望月皓一と名乗る金融会社の支店長が現われ、赤坂の料亭の女将の身辺調査をしてくれという。沢崎が調べると女将は去年亡くなっていた。顔立ちの似た妹が跡を継いでいるというが、調査の対象は女将なのか、それとも妹か? しかし当の依頼人が忽然と姿を消し、沢崎はいつしか金融絡みの事件の渦中に。切れのいい文章と機知にとんだ会話。時代がどれだけ変わろうと、この男だけは変わらない。14年もの歳月をかけて遂に完成した、チャンドラーの『ロング・グッドバイ』に比肩する畢生の大作。 | |||
2 | 深緑野分 | ベルリンは晴れているか | |
総統の自死、戦勝国による侵略、敗戦。何もかもが傷ついた街で少女と泥棒は何を見るのか。1945年7月。ナチス・ドイツが戦争に敗れ米ソ英仏の4カ国統治下におかれたベルリン。ソ連と西側諸国が対立しつつある状況下で、ドイツ人少女アウグステの恩人にあたる男が、ソ連領域で米国製の歯磨き粉に含まれた毒により不審な死を遂げる。米国の兵員食堂で働くアウグステは疑いの目を向けられつつ、彼の甥に訃報を伝えるべく旅出つ。しかしなぜか陽気な泥棒を道連れにする羽目になり―ふたりはそれぞれの思惑を胸に、荒廃した街を歩きはじめる。最注目作家が放つ圧倒的スケールの歴史ミステリ。 | |||
3 | 若竹七海 | 錆びた滑車 | |
女探偵・葉村晶は尾行していた老女・石和梅子と青沼ミツエの喧嘩に巻き込まれる。ミツエの持つ古い木造アパートに移り住むことになった晶に、交通事故で重傷を負い、記憶を失ったミツエの孫ヒロトは、なぜ自分がその場所にいたのか調べてほしいと依頼する―。大人気、タフで不運な女探偵・葉村晶シリーズ。 | |||
4 | 東野圭吾 | 沈黙のパレード | |
突然行方不明になった町の人気娘が、数年後に遺体となって発見された。容疑者は、かつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。さらにその男が堂々と遺族たちの前に現れたことで、町全体を憎悪と義憤の空気が覆う。秋祭りのパレード当日、復讐劇はいかにして遂げられたのか。殺害方法は?アリバイトリックは?超難問に突き当たった草薙は、アメリカ帰りの湯川に助けを求める。 | |||
5 | 真藤順丈 | 宝島 | |
英雄を失った島に、新たな魂が立ち上がる。固い絆で結ばれた三人の幼馴染み、グスク、レイ、ヤマコ。生きるとは走ること、抗うこと、そして想い続けることだった。少年少女は警官になり、教師になり、テロリストになり―同じ夢に向かった。超弩級の才能が放つ、青春と革命の一大叙事詩!! | |||
6 | 三津田信三 | 碆霊の如き祀るもの | |
断崖に閉ざされた海辺の村に古くから伝わる、海の怪と山の怪の話。その伝説をたどるように起こる連続殺人事件。どこかつじつまが合わないもどかしさのなかで、刀城言耶がたどり着いた「解釈」とは……。 | |||
7 | 奥泉光 | 雪の階 | |
昭和十年、春。数えで二十歳、女子学習院に通う笹宮惟佐子は、遺体で見つかった親友・寿子の死の真相を追い始める。調査を頼まれた新米カメラマンの牧村千代子は、寿子の足取りを辿り、東北本線に乗り込んだ―。二人のヒロインの前に現れる、謎のドイツ人ピアニスト、革命を語る陸軍士官、裏世界の密偵。そして、疑惑に迫るたびに重なっていく不審な死。陰謀の中心はどこに?誰が寿子を殺めたのか?昭和十一年二月二十六日、銀世界の朝。惟佐子と千代子が目にした風景とは―。戦前昭和を舞台に描くミステリーロマン。 | |||
8 | 月村了衛 | 東京輪舞 | |
かつて田中角栄邸を警備していた警察官・砂田修作は、公安へと異動し、時代を賑わす数々の事件と関わっていくことになる。 ロッキード、東芝COCOM、ソ連崩壊、地下鉄サリン、長官狙撃……。 それらの事件には、警察内の様々な思惑、腐敗、外部からの圧力などが複雑に絡み合っていた――。 圧倒的スケールで激動の時代の暗闘を炙り出す、前人未踏の警察大河ミステリー! |
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9 | 葉真中顕 | 凍てつく太陽 | |
昭和二十年―終戦間際の北海道・室蘭。逼迫した戦況を一変させるという陸軍の軍事機密「カンナカムイ」をめぐり、軍需工場の関係者が次々と毒殺される。アイヌ出身の特高刑事・日崎八尋は、「拷問王」の異名を持つ先輩刑事の三影らとともに捜査に加わることになるが、事件の背後で暗躍する者たちに翻弄されてゆく。陰謀渦巻く北の大地で、八尋は特高刑事としての「己の使命」を全うできるのか―。民族とは何か、国家とは何か、人間とは何か。魂に突き刺さる、骨太のエンターテイメント! | |||
10 | 芦沢央 | 火のないところに煙は | |
「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の「私」は、かつての凄惨な体験を振り返る。解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。「私」は、事件を小説として発表することで情報を集めようとするが―。予測不可能な展開とどんでん返しの波状攻撃にあなたも必ず騙される。一気読み不可避、寝不足必至!!読み始めたら引き返せない、戦慄の暗黒ミステリ! | |||
10 | 市川憂人 | グラスバードは還らない | |
マリアと漣は、大規模な希少動植物密売ルートの捜査中、得意取引先に不動産王ヒュー・サンドフォードがいることを掴む。彼にはサンドフォードタワー最上階の邸宅で、秘蔵の硝子鳥や希少動物を飼っているという噂があった。捜査打ち切りの命令を無視してタワーを訪れた二人だったが、あろうことかタワー内の爆破テロに巻き込まれてしまう!同じ頃、ヒューの所有するガラス製造会社の社員とその関係者四人は、知らぬ間に拘束され、窓のない迷宮に閉じ込められたことに気づく。傍らには、どこからか紛れ込んだ硝子鳥もいた。「答えはお前たちが知っているはずだ」というヒューの伝言に怯える中、突然壁が透明になり、血溜まりに黄たわる社員の姿が…。 |
2018年:2017年12月発行・作品:2016/11 – 2017/10
2017/12/9発売 Amazonで探す |
順位 | 著者 | 作品 | |
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1 | 今村昌弘 | 屍人荘の殺人 | |
2 | 伊坂幸太郎 | ホワイトラビット | |
3 | 月村了衛 | 機龍警察 狼眼殺手 | |
4 | 貴志祐介 | ミステリークロック | |
5 | 古処誠二 | いくさの底 | |
6 | 有栖川有栖 | 狩人の悪夢 | |
7 | 青山文平 | 遠縁の女 | |
8 | 辻村深月 | かがみの孤城 | |
9 | 柚月裕子 | 盤上の向日葵 | |
10 | 山本巧次 | 開化鐵道探偵 |
2017年:2016年12月発行・作品:2015/11 – 2016/10
2016/12/10発売 |
順位 | 著者 | 作品 | |
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1 | 竹本健治 | 涙香迷宮 | |
2 | 若竹七海 | 静かな炎天 | |
3 | 米澤穂信 | 真実の10メートル手前 | |
4 | 青山文平 | 半席 | |
5 | 芦沢央 | 許されようとは思いません | |
6 | 長浦京 | リボルバー・リリー | |
7 | 塩田武士 | 罪の声 | |
8 | 白井智之 | おやすみ人面瘡 | |
9 | 宮部みゆき | 希望荘 | |
10 | 市川憂人 | ジェリーフィッシュは凍らない |
2016年:2015年12月発行・作品:2014/11 – 2015/10
2015/12/10発売 |
順位 | 著者 | 作品 | |
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1 | 米澤穂信 | 王とサーカス | |
2 | 深緑野分 | 戦場のコックたち | |
3 | 柚月裕子 | 孤狼の血 | |
4 | 若竹七海 | さよならの手口 | |
5 | 東山彰良 | 流 | |
6 | 深水黎一郎 | ミステリー・アリーナ | |
7 | 倉知淳 | 片桐大三郎とXYZの悲劇 | |
8 | 有栖川有栖 | 鍵の掛かった男 | |
9 | 藤田宜永 | 血の弔旗 | |
10 | 北山猛邦 | オルゴーリェンヌ |
2015年:2014年12月発行・作品:2013/11 – 2014/10
2014/12/10発売 |
順位 | 著者 | 作品 | |
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1 | 米澤穂信 | 満願 | |
2 | 麻耶雄嵩 | さよなら神様 | |
3 | 下村敦史 | 闇に香る嘘 | |
4 | 連城三紀彦 | 小さな異邦人 | |
5 | 月村了衛 | 機龍警察 未亡旅団 | |
6 | 月村了衛 | 土漠の花 | |
7 | 宮部みゆき | ペテロの葬列 | |
8 | 黒川博行 | 破門 | |
9 | 連城三紀彦 | 女王 | |
10 | 芦辺拓 | 異次元の館の殺人 |
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