2022年版「このミステリーがすごい!」国内篇:ベスト10

このミステリーがすごい!とは
主催:宝島社
1988年から別冊宝島で発行されている、ミステリー小説のブック・ランキング、またはそのランキングや覆面座談会・作品紹介の掲載されたミステリーのガイドブックで略称は「このミス」。ランキングは投票形式で選ばれ、国内部門と海外部門よりそれぞれベストテンが選ばれる。2002年からは新人作家の作品を募集した『このミステリーがすごい!』大賞が創設された。公平を期すために宝島社は自社の作品を除外している。(ウィキペディアより)
2022年版:作品:2020/11 – 2021/10
2021年12月3日発売
2020/12/4発売 |
33年の信頼と実績を誇る、新作ミステリーランキングブックです。巻頭には、2021年最も注目された作家のひとりである加藤シゲアキさんへのインタビューを収録。 Amazonで探す |
1位:黒牢城
著者:米澤穂信
信長を裏切った荒木村重と囚われの黒田官兵衛。二人の推理が歴史を動かす。
本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の軍師・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。 |
2位:テスカトリポカ
著者:佐藤究
直木賞・山本周五郎賞のW受賞作
3位:機龍警察 白骨街道
著者:月村了衛
国際指名手配犯の君島がミャンマー奥地で逮捕された。日本初となる国産機甲兵装開発計画の鍵を握る彼の身柄引取役として官邸は警視庁特捜部突入班の三人を指名した。やむなくミャンマー入りした三人を襲う数々の罠。沖津特捜部長は事案の背後に妖気とも称すべき何かを察知するが、それは特捜部を崩壊へと導くものだった……傷つき血を流しながら今この時代と切り結ぶ大河警察小説、因果と怨念の第6弾。 |
4位:兇人邸の殺人
著者:今村昌弘
入ったが最後、姿を見ることは二度とないーー ”廃墟テーマパーク”にそびえる奇怪な屋敷。 深夜侵入した葉村と比留子を異形が襲う。 シリーズ累計100万部突破! ! 『屍人荘の殺人』シリーズ第3弾! |
5位:蒼海館の殺人
著者:阿津川辰海
館が沈めば、探偵も、犯人も、全員死ぬ
濁流押し寄せる館の連続殺人。 |
6位:invert 城塚翡翠倒叙集
著者:相沢沙呼
7位:忌名の如き贄るもの
著者:三津田信三
碆霊様を祀る、海と断崖に閉ざされた強羅地方の村々。その地を訪れた刀城言耶は、村に伝わる怪談をなぞるように起きた連続殺人事件に遭遇する。死体に残された笹舟。事件の現場となった”開かれた密室”の謎。碆霊様が遣わすという唐食船とは何なのか。言耶が真相にたどり着いたとき、驚愕の結末が訪れる。 |
8位:六人の嘘つきな大学生
著者:浅倉秋成
9位:硝子の塔の殺人
著者:知念実希人
10位:雷神
著者:道尾秀介
雷撃に襲われたあの夜 私たちは何を見て、何を見てはいけなかったのか。「昔の自分には絶対不可能だったと言い切れる、自信作です。僕が理想とするミステリーのかたちがいくつかあるのですが、そのうちの一つが書けました。 これから先、僕が書く作品たちにとって、強大なライバルにもなりました。」――道尾秀介 |
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