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日本推理サスペンス大賞とは?受賞作品のすべて

文学賞
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日本推理サスペンス大賞とは

公募 1994年終了

主  催:日本テレビ
協  力:新潮社
対  象:未発表の長編ミステリー小説

大賞受賞作品は小説新潮に全文掲載された。
日本テレビが主催から降りたため、第7回をもって終了し、1996年からは新潮社主催の新潮ミステリー倶楽部賞が実施された。

出典:ウィキペディア

 

後継に位置づけられる「新潮ミステリー大賞」は以下をご覧ください。

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第7回(1994年)

大賞:受賞作なし

 

 

優秀作:安東能明/死が舞い降りた

※「褐色の標的」から改題

旋風とともに背後から襲い、喉を突き刺し、眼球を抉る。過去を忘れ、何もなかったように生きる者こそ、わが標的。そう、これは「狩り」なのだ…。朝もやにけむる街でジョギング中の男が惨殺された。死亡推定時刻は午前六時。総頸動脈、後頸部に深い創傷。頸部椎間板亀裂。左鎖骨部分骨折。眼球剥落。死因は外傷性ショック死。遺留品は殆どなく、凶器も不明。行き詰まる捜査の果てに、やがて浮かんできたものは。森に棲む者の復讐を描くサスペンス。

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佳作:吉田直樹/ラスト・イニング

横浜パイレーツの監督・高橋のもとに突然送られてきた謎のFAX。そして不可解な死、死。これは単なる野球賭博事件なのか、それとも…クリスマス・イヴに妻を失った元リリーフエース。廃人同様の日々から立ち直るべく、古巣の球団を調査し始めた彼の前に、球界全体を操る男の姿が浮かび上がる…。魅力的な登場人物たちを描き、その文章力が高く評価された、大型新人の登場。

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佳作:森山清隆/回遊魚の夜

東京ベイエリアの地下に、長々と横たわる水のネット・ワーク。少年が連れ込まれたのも、光の乏しい水脈の袋小路だった。飼っていた観賞魚がいざなった闇の空間には、一体何が待ち受けていたのか。大都会を回遊する人々の日常に、ふとしたことから忍び込む魔性。アーバン・キッドナップ小説の秀作。日本推理サスペンス大賞佳作。ウォーターフロントの地下水脈に展開する誘拐サスペンス。

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第6回(1993年)

大賞:受賞作なし

 

優秀作:天童荒太/孤独の歌声

凄惨な連続殺人が発生した。独り暮らしの女性達が監禁され、全身を刺されているがレイプの痕はない。被害者の一人が通っていたコンビニでの強盗事件を担当した女性刑事は、現場に居合わせた不審な男を追うが、突然彼女の友人が行方不明に…。孤独を抱える男と女の、せつない愛と暴力が渦巻く戦慄のサイコホラー。

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第5回(1992年)

大賞:有沢創司/ソウルに消ゆ

漢江の河口付近に上った身元不明の東洋人男性の水死体。「るりり、るりるり…」の謎の文字を残して消えた社会部のエース記者。ルイス対ジョンソン世紀の対決には国際陰謀のワナ。マフィア、日本人暴力団、北朝鮮工作員が見え隠れする中、日本政界から与党大物政治家が登場。謎解きの面白さを存分に味わわせつつ、国際スケールで描く謀略と友情のサスペンス。

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第4回(1991年)

大賞:受賞作なし

 

佳作:御坂真之/ダブルキャスト

※「仮面の生活」から改題。

読者をあくことなく欺きつづける多重構造。あなたもまた、作者の術中に?

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佳作:松浪和夫/エノラゲイ撃墜指令

俺が祖国を救うのだ。運命の朝、男は上空の黒点に照準を合わせた―。

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第3回(1990年)

大賞:高村薫/黄金を抱いて翔べ

銀行本店の地下深く眠る6トンの金塊を奪取せよ! 大阪の街でしたたかに生きる6人の男たちが企んだ、大胆不敵な金塊強奪計画。ハイテクを駆使した鉄壁の防御システムは、果して突破可能か? 変電所が炎に包まれ、制御室は爆破され、世紀の奪取作戦の火蓋が切って落とされた。圧倒的な迫力と正確無比なディテイルで絶賛を浴びた著者のデビュー作。

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佳作:帚木蓬生/賞の柩

イギリス医学界の重鎮、アーサー・ヒルがノーベル賞を受賞した―。知らせを受けた青年医師の津田は、同じ分野で研究を続けながら惜しくもこの世を去った恩師、清原の死因を探るなかで、アーサーの周辺に不審な死が多いことに気付く。彼らを死へと追いやった見えざる凶器とは一体何か。真相を追ううちに津田は大きな陰謀に飲み込まれてゆく。ノーベル賞を題材にした本格医療サスペンス。

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第2回(1989年)

大賞:宮部みゆき/魔術はささやく

それぞれは社会面のありふれた記事だった。一人めはマンションの屋上から飛び降りた。二人めは地下鉄に飛び込んだ。そして三人めはタクシーの前に。何人たりとも相互の関連など想像し得べくもなく仕組まれた三つの死。さらに魔の手は四人めに伸びていた…。だが、逮捕されたタクシー運転手の甥、守は知らず知らず事件の真相に迫っていたのだった。

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第1回(1988年)

大賞:受賞作なし

 

優秀作:乃南アサ/幸福な朝食

なぜ忘れていたのだろう。あの夏から、私は妊娠しているのだ。そう、何年も、何年も……。直木賞作家、衝撃のデビュー作。

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