からくり事件帖 ─警視庁草紙より─
概要
2001年9月28日から11月23日までNHK総合テレビの金曜時代劇枠にて放映された全9話のテレビドラマ。
第7話「夢のゆくえ」で出演。
キャスト・スタッフ
原作:山田風太郎「警視庁草紙」
制作統括:菅野高至、小林千洋
脚本:杉山義法、斎藤樹実子
演出:久保田充、富沢正幸
音楽:coba
共同制作:NHKエンタープライズ21
制作:NHK
隅のご隠居:佐野浅夫
千羽兵四郎:田辺誠一
小蝶(芸者):原田知世
お縫(ご隠居の孫娘):野村佑香
かん八(元岡っ引):深沢敦
吉五郎(スリの名人):坊屋三郎
加治木直武警部:池田成志
藤田五郎巡査:小林宏史
油戸杖五郎巡査:信太昌之
菊池剛蔵巡査:西田聖志郎
今井信郎巡査:康れおん
下岡蓮杖:岡村喬生
熊坂長庵:及川以造
小浪:榎本加奈子
福井おかね:藤谷美紀
針買将馬:斉藤洋介
柴五郎:内野謙太
永岡久茂(敬次郎):三村晃弘
平間重助:三上市朗
鉄砲定:石井愃一
千葉武雄:ダンカン
宇津木冴:宝生舞
佐川官兵衛:大橋吾郎
山岡鉄舟:磯部勉
井上馨:伊武雅刀
からくり儀右衛門:今福将雄
石出帯刀:佐野史郎
川路利良:近藤正臣
お千:小林麻子
信太(お千の弟):三浦春馬
語り:神田陽子
春馬くんのシーン(ネタバレ)
第7話「夢のゆくえ」
怪しい2人の男を見張っているらしい巡査を見つけ、大声を出して茶化すと、巡査たちはその場を去る。
信太は男たちに「巡査たちを追っ払ってやったんだから小遣いくらいくれよ」と迫るが
男に「こう見えて強盗だ。人を殺した事もある」と聞きビビる。
「かわいがってやれ」ともう一人の男に言い、信太は連れて行かれるが・・・
牛鍋をごちそうになる事に。(男たちはご隠居とその元部下)
巡査を追っ払った時に一緒にいた友達たちに「信太だけ牛鍋食べれたのはずるい」と詰め寄られ「また来ていいって言ってたから明日行こう」と話す。怪しい男が様子をうかがっている。
姉のお千(小林麻子)と2人で夕飯は久しぶりだと喜んでいた信太だが、姉の恋人:永岡(三村晃弘)も一緒だと気づきふくれる。
横浜の叔父が信太を引き取り商売を教えてくれる話があり、その事を話す姉に「そんなに俺を追っ払いたいのか!男が出来たら弟が邪魔か!」とむくれる信太。
翌日、友人たちと3人でご隠居の屋敷へ。そこで姉と永岡の事や、横浜の叔父の事を相談すると姉を取られるとヤキモチを焼いているだけと言われる。
信太は真剣な表情で、両親を早くに亡くし、これまで苦労して面倒を見てくれた姉の事、先々は自分が姉の面倒を見たいと訴えるが・・
ご隠居に、今のままでは誰の面倒も見られない、横浜へ行ったらどうだと説得される。
姉のお千が知っている筈の手紙を持ってこいと男に強制されるが断ると拘束される。そこに姉もやってくるが姉も知らないと言う。2人は必死に抗う。
そこへ偶然やってきた小蝶(原田知世)も男と揉みあう。その時、封筒が落ち、男に奪われる。それでもお蝶とお千は必死に男に抵抗。男が持った短刀が信太をかばったお千に刺さる・・。男は逃げ、刺されたお千を助けようとお蝶と信太が人を呼ぼうとするが、ここへ人を呼ぶと恋人の永岡に迷惑がかかるから絶対にやめてくれ、ここで死んだっていいからと言われ、2人は仕方なく、人を呼ぶのを諦め、お千を荷車に乗せて自宅へ・・・信太は走ってご隠居の家へ行き助けを求める。
そこには偶然、若い医者(森りんたろう:後の森鴎外)がおり、ご隠居に頼まれお千を助けに向かう。
1週間ほどが過ぎ、お千は無事に回復。助けてくれた医者もやってきて、今回の件はすべて内密にとご隠居に言われているので安心するようにと言ってくれた。永岡を守り切ったお千。
姉が動けるようになったら横浜へ行く事を決意したと、ご隠居に話す信太。
横浜へ立つ前にまた牛鍋屋へ行こうと言われ笑顔いっぱいの信太。
THE END
視聴方法
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