「監察医・室生亜季子 30 震える顔」
概要
2001年10月2日放送の「火曜サスペンス劇場」(日本テレビ系列)
埼玉県川越市を舞台に、1986年~2007年まで25年に渡り放送されたテレビドラマシリーズ。全37回。主演は浜木綿子。
女医・室生亜季子が、相棒の浜田警部らと共に、事件の真相を解き明かす!今回は2件の殺人にからむ女性写真家のナゾを追う。
キャスト・スタッフ
原作・脚本:宮川一郎
監督:鷹森立一
プロデューサー:桑原秀郎 島田薫 篠木爲八男
音楽:大谷和夫
室生亜季子(女医) : 浜木綿子
小山朋子(看護師) : 山田まりや
浜田警部 : 左とん平
川口刑事:大場順
安田刑事:外川貴博
竹内刑事:加門良
富田安代(通報者) : 臼間香世
畑中幸代(元看護士) : 久野真紀子
島崎和子(カメラマン) : 池上季実子
平野丈夫(和子の助手) : 丹波義隆
中西みつ子(英語塾経営者) : 芝村洋子
吉永英一 (英語塾職員): 篠塚勝
八木(埼玉中央医科大学助教授):筒井巧
井上(埼玉中央医科大学・助手):森みつえ
塩瀬陽子(浦和中央病院 婦長):仙北谷和子
熱帯魚店の店主:安藤整治
水谷まりこ(光太の母・元看護士) : 神保美喜
水谷光太 : 三浦春馬
あらすじ
室生医院の医師:亜季子(浜木綿子)の元に、殺人事件を見て体調を崩したという10歳の少年・水谷光太(三浦春馬)が、母親のまりこ(神保美喜)に連れられてやってきた。
光太は2ヶ月程前、公園で男が女の首をコードで絞めるのを目撃、そのあと男に追いかけられたと言い、それ以来、体調を崩している。
亜季子と一緒に話を聞いた浜田警部(左とん平)はすぐに捜査をするが、事件の痕跡は発見できない。ところが、川越市内の工事現場で、白骨死体が発見され、 浜田の部下の安田(外川貴博)と竹内(加門良)が現場に向かう。亜季子が埼玉中央医科大学で八木助教授(筒井巧)や助手の井上(森みつえ)と共に検視を行った結果、 被害者は死後2ヶ月程の40歳前後女性で扼殺されたものと推測され、他殺遺体が見つかったことから光太の証言が意味を持ち始めた。
被害者の着衣が公開され、 通報した安代(臼間香世)はカメラマンの島崎和子(池上季実子)という不在がちの女性写真家の部屋を家宅捜査。だが、和子が助手の平野(丹波義隆)と取材旅行から戻ったことで、被害者は別人と分かった。
その後、復顔を行った結果を公開したことにより、被害者は元看護婦の畑中幸代(久野真紀子)であることが分かり、 光太が目撃したのは幸代が殺された事件であることが判明。 幸代が住んでいるマンションの管理人の谷によると、 幸代は看護婦を辞めた後も東の病院に時々手伝いに行っていたという。 浜田が川口と一緒に和子に事情を聞いたところ、 幸代は和子のファンで、 しょっちゅう訪ねてくる幸代を煩わしく思った和子が、 自分の服を幸代にくれてやったのだという。
看護婦の朋子(山田まりや)と一緒にレストランで食事していた亜季子は、 偶然、 会った和子から、 和子が男性恐怖症であることを聞かされる。 荒川の河川敷で男性の水死体が発見され、 体内から発見されたプランクトンの鑑定を行った帰りに、 亜季子は車に轢かれそうになる。 英語塾を経営する中西みつ子(芝村洋子)の証言から、 被害者の男性はその塾で働いている吉永英一(篠塚勝)で、他殺であることが分かる。 商社に勤務していた吉永は、 女性に対する暴行未遂を起こして解雇されていた。
亜季子にあることを頼まれた朋子は、 熱帯魚店の店主(安藤整治)を訪ねる。 一方、 まりこが看護婦をしていた浦和中央病院に行った亜季子は、 婦長の塩瀬陽子(仙北谷和子)からまりこが勤務していた当時に起きた出来事を聞出した。
春馬くんのシーン
浜田警部(左とん平)と母のまりこ(神保美喜)に連れられてやってきた室生医院で、亜季子(浜木綿子)に目撃した殺人について話す光太。
塾のあと、友達のところに寄り遅くなった帰り道、中央公園の中を通っていたら、言い争う男女の声が聞こえ、そちらを見ると男性が女性の首を絞め、女性がぐったりと倒れるのを目撃。
驚いた弾みで持っていたカバンを落とした事から、犯人の男がこちらに気づき、慌てて逃げたが追いかけられた。必死に逃げ、なんとか家に帰り着き、あとは布団をかぶって朝まで過ごしたと言う。
翌日の昼頃に起きてきた母親に話したが「夢見たんだろう」と本気にしてくれないので警察へ行き、浜田警部に話したらしい。
状況を説明し、被害者の顔も覚えていると話すと、現場へ行ってみようと浜田に言われ、信じてもらえて嬉しそうな光太。
2人は公園へ行き、自分の居た場所、犯人の居た場所を確認。
「ここで、こうやって首をしめてた」と説明する光太。
しかし現場にはなんの痕跡もなく、行方不明者の届けも出ていない・・。
(C)日テレ
視聴方法
非公式のYoutube動画(春馬くんシーンのみ)
25年間で37作放送されたシリーズドラマで、メディア化は無し。