「Google AdSense」から以下のようなメールが届きましたね。
一応、全文読みましたので、ちょっとまとめておきます。
違法なものや爆弾や銃などといった極端にわかりやすい禁止コンテンツ以外で、
これまで、禁止コンテンツに明示されてた、薬品やサプリメント、アルコールやたばこなどについては、記事にする可能性がある人も多そうなのに、完全NGなのかと思っていましたが、
これらは「禁止コンテンツ」ではなく、「あってもいいけど広告が制限」されるというタイプに分離
以前は収益化して問題ないが、広告が制限されるというコンテンツタイプが明示されていなかったので、それを明確に分けたってことでしょうか。
ちなみに、2019年8月時点(変更前)に禁止とされているものは以下。
- アダルト コンテンツ
- 家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 危険ドラッグおよび薬物に関連するコンテンツ
- アルコールに関連するコンテンツ
- タバコに関連するコンテンツ
- ギャンブルとゲームに関連するコンテンツ
- ヘルスケアに関連するコンテンツ
- ハッキング、クラッキングに関連するコンテンツ
- 報酬プログラムを提供するページ
- 不適切な表示に関連するコンテンツ
- 衝撃的なコンテンツ
- 武器および兵器に関連するコンテンツ
- 不正行為を助長するコンテンツ
- 違法なコンテンツ
詳細はこちら
アドセンス申請が通っている普通のサイトにとっては、ほとんど関係なさそうです。むしろ、制限される可能性があるコンテンツに含まれるものは、書いてもOKという事がはっきりわかった。
除外と制限
今回の変更では以下の2タイプについて記載されていました。
収益化の対象から除外
禁止コンテンツを含むサイト
禁止コンテンツについては、そもそも申請が通らない、通っているサイトも今後、除外される。
広告の供給を制限
対象コンテンツを含むサイト
対象コンテンツを含む記事があっても問題はないが、広告が制限されたり表示されない可能性がある。
それぞれの対象コンテンツについては以下をご覧ください。
Google パブリッシャー ポリシー
変更点は以下のように記載されています。
禁止コンテンツ
- 違法なコンテンツ
- 児童の性的虐待や小児性愛に関するコンテンツ
- 露骨な性的描写を含むコンテンツ
- 成人向けのテーマを含むファミリー向けコンテンツ
- 知的財産が不正使用されているコンテンツ
- 絶滅危惧種を原材料とする商品を宣伝するコンテンツ
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 不正行為を助長するコンテンツ
- 不実表示を含むコンテンツ
- 悪質なソフトウェアやユーザーが求めていないソフトウェア
- 国際結婚の斡旋に関するコンテンツなど
「国際結婚の斡旋」とか、「絶滅危惧種を原材料とする商品を宣伝する」なんかが目新しい禁止コンテンツです。
Google パブリッシャー向け制限事項
広告の供給が制限されるコンテンツ
- 性的なコンテンツ
- 衝撃的なコンテンツ
- 爆発物に関するコンテンツ
- 銃に関するコンテンツ
- 銃の部品や関連商品に関するコンテンツ
- その他の武器に関するコンテンツ
- タバコに関するコンテンツ
- 危険ドラッグに関するコンテンツ
- アルコールの販売と乱用に関するコンテンツ
- オンライン ギャンブルに関するコンテンツ
- 処方薬に関するコンテンツ
- 未承認の医薬品やサプリメントに関するコンテンツ
銃とか!爆発物とか! 以前からありましたが、こんなものを対象にしたコンテンツはそもそもダメに決まってるじゃんと思うのに、これらは
「禁止」ではなく「制限」はあるけどOK。
いずれにせよ、制限されるタイプのコンテンツはそういうものを含まないサイトに比べて広告供給が少なくなる可能性が高いそうです。
とりあえず2019年9月からの変更ですので、詳細は9月以降の公式サイトで確認を。