簡単!WordPressでメディアページをインデックスしない方法


 

はじめに

サイトで公開する画像ファイル、画像のURLが検索エンジンにインデックスされるのを防ぐ方法です。

会員制サイトでメンバー紹介などを行う際に、ページは会員限定公開に出来てもメディアがインデックスされると困る為、対応しました。

会員制サイトの場合

Simple Membershipの場合は、メディア編集画面で保護が可能です。

Simple Membershipプラグインの基本的な機能については以下をご覧ください。

Simple Membershipの機能と使い方!手軽に会員制サイトを構築しよう
Simple Membershipの使い方を徹底解説!無料で始められる会員制サイトの構築方法や、会員レベルの設定、PayPalとの連携方法など、詳細を紹介します。あなたのオンラインビジネスを成功に導くために、今日から始めましょう!

ですが、すべての画像の編集を開いて設定していくのは非現実的ですし、インデックスされない保証はありません。

WordPressで画像がインデックスされるケース

メディアファイルを記事内に挿入し、

その画像のリンク先を「添付ファイルのページ」と設定にしている場合、メディアファイルのURLがインデックスされます。

 

既にインデックスされている場合

既にインデックスされてしまったメディアページは、Google Search ConsoleからURL削除申請をすれば検索結果から消すことができます。

削除申請後、しばらくすると削除されますが、no-indexの対策をしていなければ、また登録されてしまいます。

 

インデックスさせない方法

メタタグで「robots」に「noindex,nofollow」を設定する。

<meta name="robots" content="noindex, nofollow”>

 

1.function.phpにコードを記述

数行のコードを追記するだけで可能ですが、function.php」を編集しますので、注意が必要です。

function.phpファイルを編集しますが、このファイルはWordPressが動かなくこともある重要ファイルです。くれぐれもバックアップを取るなどの自己防衛を行って下さい。

function.phpを直接編集せず、いざという時にはセーフモードもある便利なプラグインもあります。

以下「Code Snippets」プラグインについての詳細です。

function.phpを直接触らず、いざという時はセーフモードもあるプラグイン
function.phpを直接編集するカスタマイズの際は、注意しないとワードプレス自体が動かなくなってしまう事があります。当然、バックアップをとっておいたり、注意深く編集はしますが「万一」の場合のドキドキはありますよね。そこで今回は、fun...

その他にも「WP Code」というプラグインもあります。

直接、テーマファイルに記述する場合は、子テーマのfunction.phpに!

コード

function media_noindex_attachment(){
if (is_attachment()) {
echo '<meta name="robots" content="noindex, nofollow">';
}
}
add_action('wp_head', 'media_noindex_attachment');

 

2.X-Robotsタグの追加

X-Robotsタグを使う方法です。

.htaccessファイルを直接編集して行います。

コード

<Files ~ "\.(png|jpe?g|gif)$">
Header set X-Robots-Tag "noindex"
</Files>

PDFファイルの場合

<Files *.pdf>
X-Robots-Tag: noindex, nofollow
</Files>

 

3.プラグインを使う

画像のno-index設定が可能なプラグインには以下のようなものがあります。

SEO SIMPLE PACK

「メディアページ」を使用しないを「はい」にする

All in One Seo Pack

「除外する画像」にチェックする

 

 

綾糸: 綾糸 主婦 1990年代、汎用機時代のエンジニア 趣味で長くやっていたweb制作は、未だにエディタでの手コーティング 現在は自宅でゆるりとweb制作やライターをしています