三浦春馬-2008年「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」ネタバレ完全解説!

2008年の映画「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」の詳細です。

三浦春馬 17歳。

 

滝本竜彦の小説、新世代ベストセラーを映画化。

第4回日本映画エンジェル大賞佳作入賞。

第20回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」上映作品。

同小説はラジオドラマ化(2002年、NHK青春アドベンチャー:全10回)、漫画化(『月刊少年エース』2007年12月号から作画・佐伯淳一で連載。単行本は全2巻)もされています。


 

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

2008年1月19日公開

 

以下から動画配信サービスでも見られるかも。

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キャッチコピーは、「誰でも一度は死にたがる…なんとなく

幸せとは、悪とは何なのかを学園テイストの世界観を交え、若者的な立場から考えている。『彼女を守って死ねるなら、オールオッケー!』

何のために戦っているのかなんて分からない!
でも、とにかく奴を倒さないと俺たちに希望はないんだ!

 

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監督 : 北村拓司
時間 : 1 時間 59 分
発売日 : 2008/6/13
出演 : 市原隼人, 関めぐみ, 三浦春馬, 浅利陽介, 板尾創路
販売元 : NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)【映像特典】
・GReeeeN『BE FREE』プロモ
・俺さまーズ(市原隼人・三浦春馬・浅利陽介)メイキング
・フォトグラフィックキャスト紹介
・ミュージックチャプター

 

スタッフ・主題歌・挿入歌

監督:北村拓司
脚本:小林弘利
プロデューサー:松村傑、廣瀬和宏、山本章
音楽:高橋哲也

配給:日活
製作:「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」製作委員会(デジタル・フロンティア、日活、インデックス、ユニバーサルミュージック、ティー・ワイ・オー、モンスターフィルムス(現:モンスター☆ウルトラ))

主題歌:GReeeeN「BE FREE」

挿入歌:俺さまーズ(市原隼人・三浦春馬・浅利陽介)「根性なし」

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予告動画(映画.com)

 

キャスト

三浦春馬:能登弘一(のと ひろかず)

主人公:市原隼人の友人。バイク事故で死去した。不健康で貧弱な人間であるが独特の善悪感情を持っており、自己に忠実でなかったり、事なかれ主義の人間を見ると激怒し、手がつけられなくなる。

山本陽介:市原隼人
雪崎絵里:関めぐみ(少女時代:赤嶺星奈)
渡辺:浅利陽介

下宿のお姉さん・裕美:野波麻帆
加藤先生:板尾創路
C組の港:堀井茶渡
D組の鳥越:坂田直貴
市場の肉屋・店長:佐藤佐吉
ファミレスのウェイトレス:木口亜矢
チェーンソー男:新上博巳

ネタバレ詳細

三浦春馬くんについて

この映画では、始まった時点で既に「亡くなった友達」という設定なので、登場シーンは少ないのですが、主人公:山本陽介(市原隼人)にとって、重要な意味を持つ存在。

挿入歌となっている ”俺さまーズ(市原隼人・三浦春馬・浅利陽介)”の「根性なし」という楽曲は、映画内では能登(三浦春馬)が作詞した設定。3人で演奏しながら歌うシーンもあります。

俺さまーズ” については、この記事の最下部に動画歌詞を載せています

 

ネタバレ

山本陽介(市原隼人)は寮で暮らす高校生。

ただなんとなく「最高のエンディング」を求めている。

友人の能登(三浦春馬)がバイク事故で亡くなり、「チクショー、先を越された」と焦り、なんでもいいから ”何か” をしないと・・・。

 

そんなある日の夜、美少女・雪崎絵理(関めぐみ)と出会い、現実とは思えない光景を目にする。

唸るチェーンソーを振り回す大男が空から降りて来て、恵理を襲っている!

 

ナイフを投げ、立ち向かっていく絵理。恵理の身体能力も半端なく、現実離れしている・・・。

陽介は ”彼女を守ってかっこよく死ねるなら最高だ” と考え、自分はチェーンソー男に殺されてもいいと漠然と思っている。

この日は、恵理の投げたナイフがチェーンソー男の心臓に刺さり、男は空へと・・・。

恵理は陽介の邪魔が入ったから逃げられたのだと言い、関わるなと言われる。


 

寮に戻り、渡辺(浅利陽介)に今夜の事を話すがまるで信じてはもらえない。渡辺は写真にはまったり、創作を趣味にしているがすぐに飽きる。現在は絵を描いている。能登を描いた絵もある。

もう使っていないカメラの一脚を借りる陽介。チェーンソー男に立ち向かう武器にするつもりのよう。

「女の為に命をかける」というのは能登には出来なかった事じゃないか、能登を超えるって事だよなと陽介。

 


能登は、いつも陽介の前を走っていた。俺はいつも周回遅れ。だが突然いなくなってしまった。陽介は、彼の ”死” と ”生き様” に憧れを抱いている。

回想シーン

ある日、河原で学生同士の決闘を見ていたが、なぜかお互いに謝り、闘わずに決着。それを見ていた能登は突然、

「おい!ふざけんな!何がごめんだ!何が俺も悪かっただ!」と叫び、無関係の(既に収まっていた)争いに割って入り、暴れ出す。

「あいまいにするな!ケリをつけろ!そんな自分が嫌じゃないのか!」と叫びながら・・。

その後、10人くらいの相手にボコボコにされるが、また立ち上がり

「この根性なしがーーーっ!!!」

陽介「(いつもは冷めている能登が、突然怒り出す事があった、たぶん許せなかったのだ、いろいろな事が。)」


陽介と渡辺は同じ部活(軽音部?)。と言っても2人きり。能登も一緒だったが、もういない。

陽介もサボってばかりの幽霊部員。渡辺は「陽介は幽霊部員、もう一人はほんとの幽霊になっちまった」と言いながら、PCで音源を作っている。

デジタル導入かと言う陽介に「ベースが幽霊の部員にになっちまったからしょうがない」と渡辺。

 

陽介「(渡辺は必死で自分の居場所を探してる。居場所なんてどこにもないと能登は言う。)」

自分は、恵理を助ける事で何かをしたいと考え、彼女の学校へ迎えに行く。「あなたに関係ない」とあしらわれながらも、なんとか食事に誘い、チェーンソー男の事を尋ねる。

絵理がチェーンソー男と出会ったのは3ヶ月前。ある人のお葬式の帰り。
不思議な事に自分の体が軽くなり、超人的な身体能力を発揮できるようになった彼女は、不死身のチェーンソー男と毎晩のように死闘を繰り広げるようになったのだという。

「あたしがアイツを倒さなきゃいけない、あたしにしか出来ない」

 


目的もなく過ごしていた陽介の日々は、チェーンソー男と闘う恵理を助ける事で一変する。

夜な夜な恵理についていく陽介。(着いては行くが、役には立たない)

ある日は公園、ある日はプール、ある日は遊園地、ある日は水族館・・。

 

しかし、チェーンソー男は不死身で、いくら攻撃をしても全く倒せない。

毎晩遅くまで出歩いているせいか成績はボロボロの2人。少しは勉強しないとと、図書館へ出かける。

しかし陽介は太陽の大爆発の事を考えてみたりしては、「どうせ人間なんて、どうせ世界なんて、どうせ地球なんて、いつかは終わってしまうのだ」

それでも2人は、学校が終わった後の時間、チェーンソー男との闘いと、その行き帰りの時間を楽しんでいた。

 

ある日の帰り、「なんで毎日、手伝ってくれるのか」と聞かれた陽介は「誰かを守って華々しく・・・とか、それは能登を超えるから」と言い、能登の話を恵理にする。

「勝手にバイクで事故って死んだ、俺が追い越す前に」

すると彼女はしばらく黙り込み、「やっぱり悲しい?」

何かつらい事、悲しい事がある様子の恵理。

そんな恵理に誕生日プレゼントを渡す陽介。くさりかたびら??彼女の防御力が1.65倍上がる筈 などと冗談を言うと、恵理もやっと笑う。


 

ある日、偶然スーパーで恵理を見かけた陽介。白菜を手にして長い間、迷った後、結局買わなかった恵理。

なんであんなに悩んでたのかと聞くと、どうせ食べきれないし、でも、鍋も食べたいし、鍋を一度も食べずに春になるのは許せないけど、やっぱり食べきれないし・・・と恵理。

家まで送っていくと、一緒に食べていくかと誘われるが、「いきなり家に来た男が夕飯食べたらご両親がびっくりするから」と断る陽介。

恵理は「じゃ、チェーンソー男を倒したら、一緒に鍋を食べよう」

 


そんなある日、北海道で出した店が軌道に乗った陽介の両親から、引っ越してくるようにと連絡が入る。

自分達の都合だけで、勝手な事を言う親に納得がいかない陽介だが、引っ越しする事を話す。

恵理は強がりながら、「あいつ弱くなってきてるし一人で大丈夫」

陽介は明日も明後日もまだいるし、ちゃんと迎えに来ると告げる。

 


担任の加藤(板尾創路)が成績の悪い陽介を呼び、言う。

校内暴力や喧嘩をしていた昔とは違って、最近のガキは難しい。少しは反抗しろ。

昔のガキより頭がよく、反抗しても何も変わらない事を知っていて、内にこもる。本気で腹を立てず、抵抗もせず諦め、命を無駄にするやつもいる。お前ももうその歳で諦めちまってるな。

「どうせもう転校するし」と笑いながら言うと、出て行ってしまう陽介。

 


能登が事故った場所へ行き、花とタバコを供える渡辺。

 


この日は ”江戸”のテーマパークへ。

 

自分が引っ越したら手伝えなくなるし、もう危ないことはやめて欲しいと頼む。能登が突然いなくなったように、また恵理もいなくなる事を恐れる陽介は、土下座をして必死に頼む。

だが、絶対に譲らない恵理。

しかしチェーンソー男は弱くなっているどころか、更に強くなっている。

早く逃げろと陽介が叫ぶが、「こいつからは逃げられない、これが終わったら教えてあげる」と言いながら、必死で闘う恵理。

倒れた恵理の上に乗り、チェーンソーを振り下ろす男。陽介は水筒を投げ、危機一髪、ピンチを救う。

しかし、邪魔をされたチェーンソー男は陽介に向って来る。

陽介は渡辺から借りている一脚を伸ばし構える。

(これでいいんだ、怖くはない。恵理ちゃんが死んじまったら意味がない。これってお前に出来なかった事だよな。お前を超えるって事だよな。)

 

次の瞬間、気を失っている陽介が目覚め、恵理に助けられた事を知る。これ以上、守れないからもう来ないでと言う恵理。

送って行った陽介を家に誘い、遠慮する陽介に「誰もいないから大丈夫」

実は、絵理の家族(両親と弟)は交通事故で亡くなっており、今はたった一人で、一戸建てに暮らしていた。

闘うのをやめろと恵理を説得しようとするが、恵理は自分が悲しいほどチェーンソー男は強くなると言う。

何も悪い事をしていない人間が、飲酒運転の車の起こした事故のせいで突然亡くなる、そんな悲しい事があるのはおかしい。こんな事が起こるのは、どこかに悪魔とか怪物ががいるからだと思った・・・そしたらアイツが現れた。アイツがいる限り、悲しい事はなくならない。

「大事な人は死んじゃうし、好きになった人・・友達は遠くに行っちゃう」

陽介はそれを聞いて「もうチェーンソー男なんてほっとけばいい、どっかのイケメンと楽しくやれ」と言うと、悲しそうに「うん、そうする」と返事をする恵理。

 


能登の事故現場へ行く陽介。

(能登、お前みたいにかっこよくなれないよ。でも俺だってそれなりに頑張ったと思うよ。根性ないけどさ・・・)

 


 

引越しの前夜、また門限破りの陽介と最後の夜を過ごそうとすき焼きの用意をして待っていた渡辺。

いろんなものに手を出して何もやり遂げることが出来なかった渡辺が、曲が完成したと言う。

何でも中途半端な渡辺が?写真も絵も小説もバンドも。

渡辺「バンドが続かなかったのは俺のせいじゃない!でもな、出来たんだよ」

そう言って、完成させた曲を陽介に聞かせる。もう朝になっている。

歌詞を書いたのは能登だった。

(回想シーンと共に曲が流れる)

 

ケリをつけろ ケリをつけろ
それでいいのか? それでいいのか?
諦めちまったのか そんな自分が嫌じゃねぇのか

ヤツが来る ヤツが来る
本当は怖いんだ それでも逃げなかったぜ
真正面から行けよ まだ方法はある筈

どこまでゆけるんだろうって この身体が知りたくて
はるか遠く まだ見えない明日に向かって

(出だしの曲紹介は浅利陽介さん、歌は春馬くん)


引っ越しのトラックが来ているが、陽介は絵理に会ってから行こうと、彼女の学校(女子高)へ行くが、「恵理の彼氏?でも今日は休みですよ」と言われ、彼女を探しに自宅へ行くが恵理はおらず、机に手紙があった。

ごめんなさい、やっぱりあたしはアイツと闘います。

山本君が転校してしまうのも、きっとアイツのせいだから。

アイツを倒せば、山本君は転校せずに済むはず。今日しかない。

山本君が遠い所へ行ってしまう前にアイツを倒さなければ。

コーヒー豆が冷蔵庫にあるので飲んで待っててください。

あたしは山本君の事が好きです。

 

手紙を読んで急いで、これまで行った場所をかたっぱしから探しに行く。

どこにもいない・・・そこでふと考える陽介。

恵理の家に飾られていた家族写真は、これまでチェーンソー男と闘った場所だった・・・まだ行ってない場所の写真はどこだ・・・

思いつき走り出した所に偶然、担任の加藤がバイクで通りかかり、バイクを借りて急ぐ。「今日は引っ越しだろ!」という加藤に、もう転校はやめたと言い残し。

バイクを飛ばしていると、後ろから・・・

「よぉ!根性なし!」と言い、追い抜いて行ったのは能登!

「対向車 来るか!来ないよな?!」と叫ぶ陽介に「知るか!」と更に飛ばして行く能登。

陽介「来たらどうすんだよ!」

能登「知るかよ!少なくとも俺は逃げなかったぜ!!」

能登が事故ったカーブが近づきビビる陽介に「逃げるな!」と能登が叫ぶ。

陽介が、能登に続き事故現場を過ぎると能登(の幻)が消えた。

 

初めて恵理と会った場所へ着くと、絵理は右腕にケガをし血を流しながらもチェーンソー男と決着をつけようとしていた。

そしてチェーンソーが恵理のお腹のあたりをかすめ、恵理が吹っ飛ぶ。

「恵理~!!!!」

(恵理ちゃんを助けて俺は死ぬ。望んでたのはただそれだけだ。)

(最高のエンディングじゃないか。だから頼む。その娘にはもう手を出すな)

気合を入れてエンジンをふかす陽介。

「その代わり俺を今すぐ殺してくれ!」

バイクで飛び掛かり吹き飛ばされるが、バイクのチェーンがチェーンソー男の首に絡みつく。

陽介は大男に首をつかまれ持ち上げられ、「最高のエンディングだ」と言うと、チェーンソー男は「お前の望みは叶えられない」と言い、手を放した後、絡まったバイクのチェーンにくっついていたエンジンが爆発し、チェーンソー男も大爆発し、炎が空へ、月へと吸い込まれていった・・。

 

気を失っている陽介にまた能登の姿が現れる。

「無理すんな、お前は俺には追い付けない」

「お前はあの子とだらだらと、うすらぼんやりした幸せを楽しめよ」

そう言うと行ってしまう能登。

「待てよ!!」と叫ぶ陽介。

「また俺を周回遅れにする気かよ!」

 


気が付くと、燃えたバイクの残骸と、倒れている恵理が目に入る。走り寄って恵理を起こす。切られたお腹のあたりには、陽介があげた「くさりかたびら」が、なんとか恵理を守っていた。

「能登!そこにいんだろ!だったら俺を見てろよ!俺はこれから恵理ちゃんと、だらだら楽しく生きてやるよ!羨ましいだろ!生きてる俺が羨ましいだろ!!チクショー・・・」と泣く陽介。

その満月の夜、チェーンソー男は消えた、俺はまだ生きている・・・

 


 

翌日、黒焦げになったバイクを加藤先生に返して謝り、ボロボロになった渡辺に借りていた一脚も返却して謝り、親に札幌へは行かないと連絡をした陽介。

チェーンソー男は消えたけど、世界はバラ色になったのか

何も変わってないよな

俺はだらだらと生きてるだけだし、悲しい事だってなくならない

けどだからどうした とも思う

少なくとも今この瞬間はそれなりにハッピーなんだし。

 

俺は祈った、少しでも長くこの楽しい時間が続くことを・・・

真っ赤な夕焼けに俺は祈った・・・なんとなく

 

THE END

 

「チェーンソー男」は恵理の悲しみとの闘い。陽介と出会い、楽しい日々を送るようになると、弱くなり、また陽介が転校してしまうと聞いて、悲しみの大きさにより強くなる。

そして、陽介が転校をやめたと知り、消えた・・・。

 

 

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監督 : 北村拓司
時間 : 1 時間 59 分
発売日 : 2008/6/13
出演 : 市原隼人, 関めぐみ, 三浦春馬, 浅利陽介, 板尾創路
販売元 : NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)【映像特典】
・GReeeeN『BE FREE』プロモ
・俺さまーズ(市原隼人・三浦春馬・浅利陽介)メイキング
・フォトグラフィックキャスト紹介
・ミュージックチャプター

 

(C)日活/「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」製作委員会

俺さまーズの事

3人のバンド名「俺さまーズ

 

動画

主題歌 GReeeeN「BE FREE」

PVにも少し出演

 

 

メイキング(人生初レコーディングに緊張の春馬くん)

 

歌詞

歌詞を表示

詩・曲:今井千尋

「そんな自分が嫌いじゃありませんか?
さあ大いに歌って頂きましょう 根性なし~」

ケリをつけろ ケリをつけろ
それでいいのか? それでいいのか?
諦めちまったのか そんな自分が嫌じゃねぇのか

ヤツが来る ヤツが来る
本当は怖いんだ それでも逃げなかったぜ
真正面から行けよ まだ方法はある筈

どこまでゆけるんだろうって この身体が知りたくて
はるか遠く まだ見えない明日に向かって

失うこと恐れたら 大事な物守れない
たとえ一人 世界中を敵にしたって
何が真実かを知りたかった
いつも一人 闇と闘ってた

前を見ろ 前を見ろ
振り返るな 振り返るな
一度逃げちまったら 一生同じままだぜ

ヤツが来る ほらヤツが来る
俺だって怖いんだ それでも逃げなかったぜ
もう覚悟を決めろよ そしたら何かが見えるさ

俺たちは今 走り出す まだ夜明けまでは遠くて
吐き出すこの白い息を空に向かって
やりたいことやりきらなきゃ 正しい事守れない
そっと見上げたあの星は月を蹴って
ずっと胸の中で叫んでいた
いつか君にも打ち明けたかった

どこまでゆけるんだろうって この身体が知りたくて
はるか遠く まだ見えない明日に向かって

失うこと恐れたら 大事な物守れない
たとえ一人 世界中を敵にしたって
何が真実かを知りたかった
いつも一人 闇と闘ってた

 挿入歌:俺さまーズ(市原隼人・三浦春馬・浅利陽介)「根性なし」

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CD / MP3
時間 : 32 分映画「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」のオフィシャル・コンピレーション・アルバム「ネガチェンコンピ」。
「ここにいるよ feat.青山テルマ」でブレイクしたSoulJaが書き下ろした新曲2曲のほか、劇中でフィーチュアされた音速ライン、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、10-FEET、YOUR SONG IS GOODらの楽曲、さらに劇中限定で結成されるバンド“俺さまーズ”による挿入歌も収録!

 

(C)日活/「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」製作委員会

綾糸: 綾糸 主婦 1990年代、汎用機時代のエンジニア 趣味で長くやっていたweb制作は、未だにエディタでの手コーティング 現在は自宅でゆるりとweb制作やライターをしています