10万円給付金のオンライン申請方法を詳細に解説

※アイキャッチ画像はマイナポータル公式サイトより引用

 

新型コロナ感染に伴う特別給付金10万円を

オンライン申請する方法について、細かくまとめています。


 

新型コロナ感染による給付金について

対象者:令和2年4月27日時点で、住民基本台帳に記録されている者

申請期限は、「郵送方式の申請受付開始日から3ヶ月以内」となっていますが、郵送方式の受付開始日がまだ明示されていないので、はっきりとは不明。

オンライン申請は 5月1日~

自治体により 対応開始時期 が異なりますので、お住まいの市区町村の役所にご確認下さい。

申請受付開始団体一覧(総務省・PDF)

 

一般的な流れとしては

  1. 自治体から郵送で申請書類が送られてくる
  2. 郵送 or オンラインで申請
  3. 最大1~2か月後に振り込まれる

詳細はこちら(総務省)

 

オンライン申請が可能になった市区町村では、

郵送されてくる書類を待たずにすぐに申請可能です!

 

個人的には以下の通りでした。

オンライン申請 5月8日(Twitterに10日って書いたけど8日だった)
振込(2人分) 5月26日

 

Yahoo!の検索で 「市区町村名 給付金」と検索すると

各自治体の日程が表示されるようになっています。

 

以下、検索サンプル画像

 

注意点

申請は世帯主が行います。

世帯主のマイナンバーカードで申請し、同一世帯の家族分、すべての名前を記入する事で、全員分の申請が完了します。

 

マイナンバーの署名用電子証明書(6~16桁の暗唱番号)が必要

忘れてしまった場合は、結局、役所に行くしかなく、このせいでかなり混雑しているようです。(各地の役所)

入力時は5回間違うとロックされます。(4回までに正しいものを入力出来れば手続き継続が可能)

 

必要なもの(準備)

  • マイナンバーカード(世帯主のもの)
  • 署名用電子証明書(6~16桁)
  • ICカードリーダー
  • 振込先口座の画像(口座番号、カナ氏名のわかるもの)
  • マイナポータルAP(アプリ)

 

マイナンバーカードを取得している事が絶対条件

 

マイナンバーカード

マイナンバーカードを持っている事が大前提。

作成は各自治体の役所で可能ですが、申請は郵便・パソコン・スマホ・まちなかの証明用写真機から無料でできます。

参考:内閣府のサイト

マイナンバー総合フリーダイヤル:0120-95-0178

マイナンバーカード総合サイト

公的個人認証サービス

マイナンバーカードを新規作成する場合は、申請から取得までかなり時間がかかる上、最低でも受取時には1度、役所へ行かなければならない為(そういう人やパスワード忘れた人で激混み

現時点で持っていない場合は、郵送で申請するのが無難です。

 

証明書用暗証番号

電子証明書には、「署名用電子証明書」及び「利用者証明用電子証明書」があります。

署名用電子証明書:6桁~16桁の英数字を設定
利用者証明用電子証明書:4桁の数字を設定

 

マイナンバーカード受取の際に、設定していない場合は以下の手続きが必要。

 

電子証明書

公的個人認証サービスの電子証明書は、市区町村窓口で電子証明書発行の手続きを行い取得します。

申請時にはマイナンバーカードが必要で、その際に暗証番号を設定し、マイナンバーカードに電子証明書が記録されます。

詳細は こちら(総務省)

 

カードリーダー

PC + ICカードリーダー(または対応スマホ)

 

カードリーダーの代わりになるスマホがある場合は、カードリーダー不要です。

マイナンバーカードに対応したスマホ一覧は こちら(PDF)

 

お勧めのICカードリーダライタ

お勧めは SONYのPasori「RC-S380」(Windows用)。

手頃な価格の 非接触型 です。

Mac用は NTTコミュニケーションズ製「SCR3310-NTTCom」。接触型

※既に生産終了していますが、Amazonなどで普通に買えます。

上記はいずれも 公的個人認証サービス で紹介されているものですので、間違いなく利用できます。

 

接触型 と 非接触型 がありますが、違いは以下の通り。

接触型=カードを差し込むタイプ

非接触型=カードをかざす、上に載せるタイプ

 

Windows用

 

Mac用

 

カードリーダーを使用するには、それぞれ機種にあったカードリーダ用ソフトウェア(ドライバ)が必要です。

ご紹介したカードリーダーのソフトウェアの入手は、以下をご覧ください。

カードリーダー用ソフトウェア

 

振込口座情報と画像

入力する情報

世帯主が口座名義人になっている銀行(ゆうちょも可)の口座情報が必要です。

金融機関名、支店、支店コード、口座番号、口座名義人

 

画像

さらに、それを証明する画像が必要です。

具体的には通帳の見開きをスマホなどで撮影したものでOKです。

銀行名、支店名、口座番号の他、口座名義人のカナもわかるように撮影します。

添付書類については、以下のように書かれています。

  • 白黒、解像度200dpiを推奨
  • 目視で内容確認できること

スマホなどで撮影した画像はサイズが大きいので加工した方が良いです。

オンラインで縮小や加工が出来るサイトもいろいろあります。

 

 

添付画像サンプル

サンプルはカラーですが、白黒が推奨されています。サイズが小さければ問題ないかと思います。

 

マイナポータルAP

PC用

マイナポータルが利用可能な動作環境をご確認下さい。

マイナポータルAP動作環境

環境によって、インストールAPも変わってきますが、未インストールの場合は、申請手順の中でインストールリンクが表示されるので、

あらかじめインストールしていなくても大丈夫です。

 

スマホ用

マイナポータルAP をインストールしておきます。

 

※すべてPDFファイルです。

 

 

申請方法

以降、PC画面での説明になりますが、申請手続きは共通です。

 

PC

PCにカードリーダを接続し、マイナンバーカードを用意しておきます。

 

スマホ

マイナンバーカードを用意しておきます。

 

 

手順

  1. 居住地選択・特別定額給付金選択
  2. 動作環境・マイナポータルAPの確認
  1. 連絡先入力
  2. 申請情報入力
  3. 入力内容確認
  4. 添付書類登録
  5. 書類確認
  6. 電子署名付与
  7. 印刷・送信

 

申請手続き開始

居住地選択

マイナポータルサイトにアクセスします。

 

居住の地域を選択し、「特別定額給付金」にチェック。

 

環境確認

環境に問題がなければ、以下のような画面が出ます。

 

STEP4」の3つの項目にチェックを入れ、「次へすすむ」を押します。

 

マイナポータルAP未インストールの場合
以下のように表示された場合は、マイナポータルAPが未インストールですので、

画面の指示に従って「こちら」となっている箇所からインストールします。

 

インストールリンクからダウンロードしたファイル(exe)を起動してインストールを完了させます。

Chromeの場合、インストール完了時に以下の画面が出るので、拡張機能に追加します。

「Chromeに追加」

「拡張機能を追加」

 

 

環境がクリアになったら、「特別定額給付金」にチェックを入れ「申請する」を押します。

 

注意のダイアログが出ますので「OK」を押して進みます。

 

更に確認画面が出るので「次へすすむ」を押します。

 

 

連絡先入力

メールアドレス、電話番号を入力し「次へすすむ

 

申請者情報入力

世帯主の名前、住所などを入力します。

 

マイナンバーカードをカードリーダーまたはスマホにセットして読み込みます。

 

「マイナンバーカードを読み取り」を押し、マイナポータルAPを利用して 4桁の数字を入れると自動で入力されます。

 

 

 

入力したら「次へすすむ

 

申請情報(同世帯家族の名前)入力

 

ページをスクロールし、世帯主と同じ世帯の家族の名前をすべて入力します。(給付対象者2~)

 

金融機関情報入力

銀行情報を入力。

 

ゆうちょ銀行の場合は、更に下にエリアがあります。

 

添付書類登録

ファイルを選択」から振込口座の情報がわかる画像を添付します。

※銀行名、支店名、口座番号の他、口座名義人のカナもわかるもの

添付書類については、必要なものでも書きましたが、以下に留意。

  • 白黒、解像度200dpiを推奨
  • 目視で内容確認できること

スマホなどで撮影した画像はサイズが大きいので加工した方が良いです。

 

 

書類確認ページが表示されるので「以上を確認・同意し、次へ」を押します。

 

電子署名付与

署名用電子証明書(6~16桁)を入力します。

 

送信する」を押します。

 

完了・PDF保存

 

控えをダウンロード、またはメールで送信すれば完了です。

 

支給日は、各市区町村により異なります。
住民票所在の各市区町村へお問い合わせください。

 

綾糸: 綾糸 主婦 1990年代、汎用機時代のエンジニア 趣味で長くやっていたweb制作は、未だにエディタでの手コーティング 現在は自宅でゆるりとweb制作やライターをしています