はじめに
パーマリンクとは、個別ページごとのアドレス(URL)です。
※最初に!!とは言っても、始めてすぐに膨大な記事を作成する事は出来ませんし、いきなり検索順位への影響を考える必要もないので、いくつか記事を書いて、カテゴリーなども決まってきてからでも大丈夫です。
たくさんの記事をかいてしまった後に、この設定を行うと、すべてのページのアドレスが変わってしまい、SEO評価はリセットされてしまうリスクがあります。
自サイト内でのページ移動リンク、他のサイトやSNSに貼られたリンクも無効になります。
デフォルトでは「日付と投稿名」になっています。
同じ日に同じタイトルの記事を書かない限り、アドレスは被りません。
もし被った場合は、自動でタイトルの後に数字が挿入されます。
記事タイトルの部分は、日本語であれば日本語のままアドレスになります。
※記事ごとにパーマリンクを編集する事も可能です。
いろいろなサイトでいろいろな方法が推奨されていますが、主には以下です。
- /%category%/%postname%/ の2つ設定
- /%postname%/ のみ設定
- /%postname%/%postid%/ の2つ設定
- /%postid%/ のみ設定
- /%category%/%postid%/ の2つ設定
要は
- http://XXX.com/カテゴリー/記事タイトル
- http://XXX.com/記事タイトル
- http://XXX.com/記事タイトル/ID番号
- http://XXX.com/ID番号
- http://XXX.com/カテゴリー/ID番号
もちろん、他の組み合わせも可能です。
それぞれにどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか。
パーマリンク設定
「設定」→「パーマリンク」で編集します。
カスタム構造 を設定します。
ここを設定していないと、デフォルトでは以下のようなアドレスが自動生成されます。
http://XXX.com/2018/XX/XX/日本語
意味のない番号やIDアドレスはSEO的にNGです。
確か、デフォルトは↓
/%year%/%monthnum%/%day%/%postname%/
最初、そのまま記事を書くと、以下のようになっていました。
http://XXX.com/2018/XX/XX/記事タイトルから抜粋した日本語
Googleが推奨するURL構造は、簡単に言うと
論理的構造も推奨なので、カテゴリー名を入れるのはGoogle対応としてはベストかもしれません。
※意味のない文字列で階層が深くなるのは逆にNGです。
また、日本語のURLも意見が分かれるところですが
日本人のみがターゲットであれば、検索結果にも日本語URLが表示されていればわかりやすくベストと言えます。
検索順位にも影響はない(Googleより)との事ですが、リンクを貼ったりする場合には、%がやたらに入った意味のない長い英数字になってしまいますので、私個人の意見ですが避けたいところです。
パーマリンクのパラメーター
設定可能なパラメータは以下です。
%year% | 投稿日 | 年4桁 |
%monthnum% | 月2桁 | |
%day% | 日2桁 | |
%hour% | 投稿時間 | 時2桁 |
%minute% | 分2桁 | |
%second% | 秒2桁 | |
%post_id% | 投稿記事 情報 | 固有番号 |
%postname% | タイトル | |
%category% | カテゴリー名 | |
%tag% | タグ名 | |
%author% | 投稿者名 |
以下、方法の中で記述している「その他の必要な編集」については、利用するテーマやプラグインによって不要な場合もあります。
【方法1】/%category%/%postname%/
※カスタム構造設定の下に並んでいるそれぞれのパラメータボタンを押すと自動で入ります。
メリット
先にも書いた通り、論理構造型のURLになる為、わかりやすい点とGoogle推奨にマッチしている事
デメリット
サイト運営していく中で不都合も出てくる可能性があります。
・カテゴリー名を変えたい場合
・記事のカテゴリーを移動したい場合
上記のような際に、対象すべてのアドレスが変わってしまい
SEO評価はリセットされてしまいます。
他のサイトやSNSに貼られたリンクも無効になります。
その他の必要な編集
この方法は、タイトル部分のパーマリンク編集と
カテゴリーのスラッグを変更する必要があります。
「編集」を押します。
わかりやすいもの、意味のある英単語(2~3個まで)に変更し、「OK」を押します。
メニューの「カテゴリー」から編集します。
2.カテゴリーのスラッグを編集
・名前 わかりやすいカテゴリー名
・スラッグ URLに入る名前
(わかりやすい英単語にする)
新規カテゴリーの場合
記事作成時に作ったカテゴリーの場合は、スラッグには自動的にカテゴリー名と同じものが入っているので、「編集」から修正します。
 
【方法2】/%postname%/
メリット
シンプルである
デメリット
その他の必要な編集
【方法3】/%postname%/%postid%/
メリット
デメリット
その他の必要な編集
【方法4】%postid%/
メリット
デメリット
【方法5】/%category%/%postid%/
メリット
カテゴリー名は論理構造型のURLになる為、わかりやすい点とGoogle推奨にマッチしている事
デメリット
サイト運営していく中で不都合も出てくる可能性があります。
・カテゴリー名を変えたい場合
・記事のカテゴリーを移動したい場合
上記のような際に、対象すべてのアドレスが変わってしまい
SEO評価はリセットされてしまいます。
他のサイトやSNSに貼られたリンクも無効になります。
その他の必要な編集
この方法は、カテゴリーのスラッグを変更する必要があります。
詳細は【方法1】2.カテゴリーのスラッグを編集 をご覧ください。
最後に
それぞれに一長一短です。
ちなみに私の場合は、【方法2】で記述している「/%postname%/ のみ設定」にし、記事投稿時に個別で意味のある英単語1~2個をセットしていましたが、
いちいち記事タイトルを付ける事も、かぶらないように配慮する事も面倒になり、
【方法5】に変えました。
例)このページ
カテゴリー名が出る訳なので、論理的ではある。
今後、カテゴリー名を変えない(つもり!)