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三浦春馬-2008年「ごくせん第3シリーズ」画像付きネタバレあらすじ

ごくせん第3シリーズ 三浦春馬
この記事は約23分で読めます。
     

2008年放送の連続ドラマ「ごくせん第3シリーズ」の詳細です。

三浦春馬 18歳。

『第3シリーズ』は高視聴率をキープし、その年の民放連続ドラマのトップになった。


 

ごくせん 第3シリーズ

2008年4~6月放送

公式サイト

ごくせん2008 DVD-BOX

特典DISC1(収録時間:138分)・DISC2(収録時間:112分)
ごくせんスタート直前SP!/ごくせん予習&復習SP!/ごくせん3年D組全員集合SP!/ごくせん感動の最終回まであと5時間SP!/ごくせんスピンオフ!/ノンクレジットエンディング/PRスポット
●40ページのブックレット封入
●BOOK型デジパック仕様
●切り取れる“折り返しピンナップ”付き
ごくせん2008 DVD-BOX
時間 : 8 時間 20 分
発売日 : 2008/12/21
販売元 : VAP,INC(VAP)(D)
ディスク枚数 : 7(本編:5枚+特典:2枚)
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概要

原作:森本梢子「ごくせん」(集英社YOUコミックス)
脚本:江頭美智留、横田理恵、松田裕子
プロデューサー:加藤正俊
演出:佐藤東弥、大谷太郎、山下学美
制作著作:日本テレビ

主題歌:Aqua Timez「虹」(EPICレコード)
挿入歌:髙木雄也(Hey!Say!JUMP)「俺たちの青春」

ごくせん第3シリーズ

(C)日テレ

ごくせんシリーズ

『ごくせん』は、森本梢子の漫画『ごくせん』をドラマ化した仲間由紀恵主演のテレビドラマ。

  • 『第1シリーズ』2002年4月17日 – 7月3日
  • 『第2シリーズ』2005年1月15日 – 3月19日
  • 『第3シリーズ』2008年4月19日 – 6月28日)
  • 「卒業スペシャル」2009年3月28日
  • 「ごくせん THE MOVIE」2009年7月11日
三浦春馬は第3シリーズ、卒業スペシャル、THE MOVIEに出演。

『第3シリーズ』は高視聴率で、同年の民放連続ドラマのトップ。

三浦春馬「ごくせん THE MOVIE」あらすじと豪華キャスト&画像
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キャスト

役名:風間廉

ごくせん第3シリーズ

メイン生徒

  • 風間廉(三浦春馬)
  • 緒方大和(髙木雄也)
  • 本城健吾(石黒英雄)
  • 市村力哉(中間淳太)
  • 倉木悟(桐山照史)
  • 神谷俊輔(三浦翔平)

ごくせん卒業スペシャル

<赤銅学院高校教職員>
仲間由紀恵(3D担任:山口久美子)
亀梨和也(教育実習生:小田切竜)
生瀬勝久(教頭:猿渡五郎)
赤城(理事長:江波杏子)
東幹久(体育教師:馬場正義)
平山あや(英語教師:鷹野葵)
星野亜希(養護教員:鮎川さくら)
江波杏子(理事長:赤城遼子)
佐藤二朗(牛島豊作)
魁三太郎(世界史教師:鳩山康彦)
石井康太(物理教師:鶴岡圭介)

<任侠集団・大江戸一家>
宇津井健(3代目組長でヤンクミの祖父:黒田龍一郎)
阿南健治(若頭代理:若松弘三)
金子賢(若頭代理補佐:朝倉てつ)
内山信二(舎弟:達川ミノル)
両國宏(舎弟:菅原誠)

相関図

ごくせん第3シリーズ

(C)日テレ

ネタバレ

第1話は詳細に。それ以降はあらすじです。

第1話

2008年4月19日放送

私立赤銅学院高校では、手のつけられないワルばかりを集めた3年D組に手を焼いていた。教頭を勤める猿渡五郎(生瀬勝久)は、理事長の赤城遼子(江波杏子)から3Dをうまくまとめるよう命ぜられるが、まったく歯が立たない。

そこで自分の立場が危ういと感じた猿渡は 「不良たちを黙らすことのできる教師を連れてくる」と宣言し、かつて同じ高校で教師をしていた熱血教師、ヤンクミこと山口久美子(仲間由紀恵)を探しに南の島へ向かい、説得して連れ帰る。

久美子は任侠集団「大江戸一家」を実家に持つ。こうして赤銅学院高校の教師として働くことになった。

担任となった3年D組は、1、2年の時に別々のクラスの番長格だった緒方と風間の2人がおり、その彼らが率いる2つのグループが敵対していた。

緒方大和(髙木雄也)、本城健吾(石黒英雄)、神谷俊輔(三浦翔平)

風間廉(三浦春馬)、市村力哉(中間淳太)、倉木悟(桐山照史)

誰一人まるで言う事を聞かず、教室でもケンカや衝突が絶えない生徒たち。

学校の外でもそれぞれのグループで行動し、相手には負けないと言い合っている風間と緒方。

ごくせん第3シリーズ

 


彼氏ナシのヤンクミだが、偶然に出会った夏目誠一(小泉孝太郎)に恋をする。


 

ある朝、風間が緒方に「どっちが赤胴を仕切るかハッキリしようぜ」と言い出し、2人は対決する場所を話していると、教頭が教室に入ってきて風間を呼ぶ。学校周辺で発生している連続強盗事件の事で風間に話が聞きたいと警察が来ていると言う。

ごくせん第3シリーズ

風間は知らないと言っているが、警察は「目撃した人の話では、犯人は高校生くらいで、背格好や特徴が君に似ている。」と話し、「それだけでなんで俺なんだ」と言う風間に、中学の時、傷害で補導された事があるだろうと言い、風間を疑っている。夜10時のアリバイを聞かれ「家にいた」と言うが・・。

ごくせん第3シリーズ

自分が犯人だと言う証拠でもあるのかと刑事に掴みかかり、教師に止められるが、「そんな態度だから疑われるんだ」と刑事たち。

刑事たちが帰った後、理事長の赤城(江波杏子)が、警察が来るなんて前代未聞だと言い、「やっていない」と言っている風間に1週間の停学を命じる。

すぐに帰ろうとする風間を追いかけたヤンクミは「理事長は説得するから待て」と言うが「先公の言うことなんて信用できるか!」と帰ってしまう。

ごくせん第3シリーズ

教室にいる生徒たちは、風間が帰っても普段通りに過ごしているのを見たヤンクミは「仲間が濡れ衣で謹慎になってるのに平気なのか」と詰め寄るが、どうせ誰も自分たちの話なんか聞かないじゃないかと、教師を信用していない事実を知るヤンクミ。

仲間じゃないと言う者もいるが、そんな中、緒方が昨夜、トンネルの近くで風間を見かけた事を話す。


ヤンクミは家に帰り、祖父の黒田龍一郎(宇津井健)に愚痴る。

「あいつら仲間の事なんてなんとも思ってない。今まで受け持った生徒は、喧嘩や悪い事はするけど仲間は大事にしてた」と言うと、祖父に「今までの生徒さんたちは関係ねぇ。比べて優劣つけるなんて、レッテル貼ってるのと同じ。ちゃんと生徒さんたちと向き合ってねぇんじゃないのか」と言われる。


翌朝、風間の家に行き、事件の夜に風間を見たと言うやつがいる、現場近くにいたのが本当ならなぜ家にいたなんて嘘をつくのかと迫る。

ごくせん第3シリーズ

風間は言ったって信じてもらえない。小学校の時に教材費がなくなった時、中学ではクラスメートの財布がなくなった時、いつだってそうだよ。これまで何かあるといつも真っ先に疑われて犯人扱いをされてきた。やってないと言ったって誰も信用しない。

ごくせん第3シリーズ

風間「確かにあの夜は近くを通りかかったけどそれだけだ」

ヤンクミ「信じるよ!他の先生や警察がどう言おうと信じる。ちゃんと話してくれてありがとう」

更に、真犯人を捕まえようと言い出す。近くを通ったなら何か覚えてないのかと言われ、男とぶつかった事を話す。男はドクロのネックレスと、右手首に入れ墨をしていた。

ヤンクミは早速、情報をコピーし先生たちと3D生徒たちに配り、協力を依頼。生徒たちは無視し、コピーした紙を捨てて行ってしまう。

仕方なく、一人で街で聞き込みをするヤンクミ。

ごくせん第3シリーズ

普段、風間とつるんでいる市村と倉木は、ヤンクミに渡されたコピーを持って風間の家へ。「こんなん持って探しまわってるらしいけど、見つかる訳ない、アホすぎるよ、あいつ」

ごくせん第3シリーズ

 


昨夜も遅くまで探し回り、翌日はビラにしてあちこちで配っているヤンクミ。その日も夜遅く、雨も降りだした中、まだやっているのを遠くから見ている緒方。

また夜になり、チンピラに許可あんのかと絡まれ、ビラを踏みつけられる。そこへ緒方「そんなの見つかるかよ!あいつが嘘ついてるに決まってるだろ」

それでもヤンクミは「風間の事、信じてるから」と探し続ける。

 

緒方たちが、あの夜、風間をトンネル近くで見た話しをしているのを偶然、刑事に聞かれ、、、風間が警察に呼び出されたと連絡が入りかけつけたヤンクミの前に、教頭と一緒にやって来る。教頭は「やっぱりこいつらクズなんですよ、クズに何を教えても無駄なんです」と言い、風間の腕を掴み警察署へ入って行く。

ごくせん第3シリーズ

ごくせん第3シリーズ

必死で「信じてもらえないと思ったから嘘ついただけで、この子はやってない!」と刑事に言うヤンクミに、風間は「もういいよ、こんなの慣れてるから」と苦笑いして連れられて行く。

また緒方が近くで見ている。ヤンクミが「信じてるから」と言っていた言葉が気になっている。あいつはほんとに信じてるらしい。

そして、自分で街を歩き回り探し始める緒方。クラブにも行ってみたその時、偶然、肩が触れ絡んで来た相手の首にドクロのネックレスが!更に右手首に入れ墨。間違いない!

 

男がクラブを出て行き、後をつけるが、路地に入ったところで逆に待ち伏せされ、自分の事を探し回ってるのはお前かと言い、仲間らしい数名に囲まれる。

ごくせん第3シリーズ

 

ヤンクミが街でチラシを見せた相手が、赤胴の生徒も探してたな、「あいつ今頃捕まってかわいがられてるんじゃないか」と言うのを聞き、緒方じゃないかと思いつき必死で探すヤンクミ。

その頃、緒方は倉庫のような場所に連れ込まれ、大勢から暴行を受けボコボコにされながら、「あんたのせいで疑われてるやつがいる」と掴みかかっている。

そこへ・・・ヤンクミ登場! そこで気を失う緒方。

ごくせん第3シリーズ

 

「高校生1人を、大の大人が寄ってたかって袋にするとは見下げたやつらだ」

「あたしの大事な教え子を返してもらおうか!」と言い、大勢の男たちをあっと言う間に投げ飛ばす。最後に残った強盗犯は、鉄パイプを持って襲って来るがなんなくヤンクミにやられ倒れる。

 


緒方を外へ連れ出して寝かせていたヤンクミ。緒方が目を覚まし、「あいつらは?」と聞くと、自分が行った時にはもう警察に捕まっていたと嘘をつく。

「犯人を見つけてくれてありがとう」

緒方は自分が風間を見た事を警察に話したせいで、また風間が警察に疑われているので、その借りを返したかっただけだと強がっているが、ヤンクミは緒方が風間を信じてくれたのが嬉しかった。

 


翌朝、風間を迎えに行くヤンクミ。

ごくせん第3シリーズ

「犯人捕まったな、緒方が見つけてくれたんだ。早く支度しないと遅刻するぞ!」

結局、遅刻しながらヤンクミと急いで学校へ行くと、校門の前で緒方が座っていた。

ごくせん第3シリーズ

風間「犯人見つけてくれたんだってな」

緒方「別にお前の為じゃねぇし、まだ決着ついてねぇ」

ごくせん第3シリーズ

 

体育館では、「連続強盗の犯人が無事に捕まり、容疑をかけられただけで犯人扱いするなどはもってのほかだ」などと、風間を疑い ”クズだ” と言っていた教頭が壇上で話す。
3Dの生徒たちは、お前が疑っていたくせに偉そうにするなと暴動に。

そこへヤンクミが入って来て

「お前らこそ偉そうにするな!風間が疑われた時、誰も風間を信じて助けなかったくせに。仲間ってのは本気でぶつかって、心から信じあえて一生付き合っていけるもんなんだ。そんな事も知らないで無駄に高校生活やってんじゃねぇ、卒業まで時間がある、ほんもののかけがえのない仲間を作れ。それまであたしがつき合ってやるから 逃げんなよ!」

 

つづく・・

ごくせん第3シリーズ

 

ごくせん (C)日テレ

 

ごくせん3

(C)日テレ

ごくせん3

合コンで猫被っているメンツたち 6話

ごくせん第3シリーズ

 

ごくせん (C)日テレ

 

あらすじ

以降、公式サイトより引用したあらすじです。

第2話

2008年4月26日放送

相変わらず3Dは、ケンカや衝突が絶えず、バラバラだった。久美子(仲間由紀恵)は「このクラスに必要なのは親睦と連帯感だ」と、生徒たちに“缶蹴り”をしようと持ちかけるが、もちろん、誰一人参加するものはいなかった。それどころか、大和(髙木雄也)グループと、廉(三浦春馬)グループの対立は激しくなるばかり――。

そんなある日、ついに、3D全員が見守る中、大和と廉がタイマンを張ることになった。その場に駆けつけた久美子は、タイマンを止めるどころか、「素手の喧嘩なら、止める必要ない」と、声援を送る。そんな久美子を不信に思う3D生徒たち。その時、警察が来ると情報が入り、全員で逃げ出した。

大和と廉に久美子は「なんで、タイマンを張るんだ?」「なんで、そんなに喧嘩がしたいんだ?」と意味のない争いをやめさせようとするが、二人とも「世の中、敵か味方しかいねぇ」「喧嘩しか一番になれるもんがねぇ」と話にならない。

翌日、再び対峙する大和と廉。互角に闘い、倒れ込んだ二人は、武器を手に立ち上がった。そこに久美子が現れ、昨日とは変わって喧嘩を止める。久美子は「自分のためだけに喧嘩しても意味がない」と説教するが、「きれい事ばっか言ってんじゃねぇ」と、二人は去って行ってしまった。

苛立ちがおさまらない大和は、街でぶつかったカラーギャングと殴り合いになる。あわててとめようとする本城(石黒英雄)と神谷(三浦翔平)だったが、気付くと三人はカラーギャングの仲間、10数人に囲まれていて――。

 

第3話

2008年5月3日放送

ある朝、久美子(仲間由紀恵)が登校すると、赤銅学院は来週開催する“クラス対抗春の球技大会”の練習で、猿渡(生瀬勝久)ら教師も生徒たちも盛り上がっていた。久美子はクラスをひとつにするために「この機を逃す手はない!」とはりきるが、3Dの生徒たちは口々に「だりぃ」「どうせ勝てないし」と、無気力で全くやる気がない。

放課後、市村(中間淳太)と倉木(桐山照史)は塾の前で、進学校・青芝高校の生徒とぶつかりそうになる。その生徒は市村の中学時代の友人、高杉(北条隆博)だった。実は市村も中学は青芝中学に通っていたが、途中で落ちこぼれてしまい高校には上がれなかったのだ。そんな市村に高杉は「お前らの将来は真っ暗」「住む世界が違う」とバカにした。カッとなった倉木が殴りかかろうとすると、それより一瞬早く、市村が高杉を殴りつけた。

久美子は市村に高杉を殴った理由を聞くが、市村は何も答えようとはしない。そんな市村に、猿渡は厳正な処分を検討しないといけないと言いはなち、市村も「学校やめようかな」と言い出す。必死で止める久美子だったが、3Dの生徒たちも、「自分たちの将来なんてたいしたものじゃない」「学校をやめても何もかわらない」と、あきらめムードが漂っていた。

その頃、赤銅学院の近くで、集団暴行事件が多発していた。またも3D生徒を疑う猿渡たちだったが、ある夜、3Dの吉田たち4人が、バンダナで顔を隠した7人組に突然襲われて――。

 

第4話

2008年5月10日放送

猿渡(生瀬勝久)ら赤銅学院高校の教師たちは、春の非行撲滅週間でパトロールをすることになった。久美子(仲間由紀恵)は、最近団結してきた3Dは「大丈夫です」と自信満々に言うが、3Dの連中は猿渡の予想通り、放課後の繁華街をうろついていた。

そんな中、突然、廉(三浦春馬)の姉・薫子(山田優)が学校にやって来る。両親を早くに亡くし、廉と二人暮らしの薫子は、昼は歯科助手、夜はクラブのホステスとして働いていた。薫子の話から、最近、廉が学校で禁止されているアルバイトをしていることが発覚する。すぐに止めさせるという薫子に対し、廉は「家を出てひとり暮らしをする。もうアネキの世話にはならない」と言い放つ。ちゃんと話しをしようとする薫子だったが、廉にその想いは届かなかった。

その夜、てつ(金子賢)から、廉がホストクラブに入っていくのを見たと聞いた久美子は、潜入捜査を決意し、葵(平山あや)、さくら(星野亜希)と、ホストクラブに行ってみる。しかし、久美子が店内で見つけたのは、廉と同じようにバイトをしようと来ていた、緒方大和(髙木雄也)たちだった。

思うようにいかず、苛立ちながら街をふらついていた廉は、非行撲滅のため見回り中の刑事・石原(近江谷太朗)と口論になり、力任せに石原を殴りつけた。知らせを聞いて駆けつけた久美子と薫子は、懸命に石原に謝るが、当の廉はまったく反省する様子がない。翌日、理事長の赤城(江波杏子)からも退学を覚悟するよう告げられた廉は――。

 

第5話

2008年5月17日放送

卒業後の進路相談の三者面談が始まった。だが、生徒たちは将来のことを全く考えてなく、しかも働くことを軽く考えていることを知り、久美子(仲間由紀恵)は頭が痛い。本城(石黒英雄)もその一人で、「たかが100円、200円で頭下げる商売なんかできるか!」と豆腐屋を営む父親・保(金田明夫)と三者面談の席でケンカを始めてしまう始末…。

翌朝、夏目(小泉孝太郎)から保が倒れて運び込まれたと連絡が入り、久美子と本城は慌てて病院に駆けつけた。保はしばらく入院することになり、本城は、家の戸棚にある金を銀行に入金するよう頼まれるが、実は、その中の一部をこっそり使い込んでしまっていて金が足りない。

困り果てた本城は、「店の支払いの金が足りないから」と嘘をつき、学校を休んでバイトを探し始める。それを聞いた大和(髙木雄也)ら3Dの生徒たちも、「本城のために、俺たちも働こうぜ!」と、全員でバイトをすることに。

しかし、そんなことを知らない本城は、安い時給では働く気にならず、バイトを見つけられずにいらだっていた。そんな時、中学時代の先輩・成田(進藤学)と偶然会う。「親父の金、使い込んじゃって」と相談する本城に、金貸し業をやっているという成田は、「かわいい後輩が困っているなら、貸してもいい」と言う。喜んだ本城は、軽い気持ちで金を借りるが――。

 

第6話

2008年5月24日放送

久美子(仲間由紀恵)の夏目(小泉孝太郎)を想う気持ちはつのるばかり。ところが、夏目のことはあきらめたと思っていた葵(平山あや)とさくら(星野亜希)が「結婚するなら夏目先生みたいなタイプでしょ」と未だにねらっているのを知って、久美子はあせる。

そんな中、3年D組は神谷(三浦翔平)がセッティングした合コン話で大盛り上がり。しかし、倉木(桐山照史)はうわの空でまったくのってこない。放課後、気になって尾行した緒方大和(髙木雄也)や廉(三浦春馬)たちは、夏目総合病院に入る倉木を目撃。倉木が入院患者らしき可愛い女のコと笑顔で話しているのを見つける。

実は倉木は1週間前、その女のコ・藤村早希(小嶋陽菜)と偶然出会い、一目惚れしたのだ。それから二人は仲良くなり、倉木は毎日のように見舞いに通っていた。「誰か好きになると、何があっても、相手のこと守ったる、いう気持ちになる」という倉木に、久美子は「いい恋してるじゃないか。お互いがんばろう!」と励ます。

ある日、早希から電話でデートに誘われた倉木は大喜びで出かけて行く。一方、3Dの生徒が挑んだ合コンは、散々たるものだった。同じ頃久美子も、夏目に映画に誘われて大喜びするが、映画館に向かう途中、夏目に病院から緊急の呼び出しが掛かり、初デートは中止になってしまう。実は、早希は無断で病院を抜け出していて、大騒ぎになっていたのだ。

そんな事とは知らない倉木。しかし早希はデート中に胸の苦しみを訴えて倒れてしまい――。

 

第7話

2008年5月31日放送

間近に迫った赤銅祭で職員室は大盛り上がり。しかし、3年D組だけ出し物が決まっておらず、久美子(仲間由紀恵)は猿渡(生瀬勝久)に「3Dは不参加にしますか」と言われてしまう。こうしちゃいられないとはりきる久美子だが、3Dの生徒たちはまったくやる気が無い。しかし、緒方大和(髙木雄也)の「文化祭なら女の子も来るんじゃねぇの?」という一言で、とたんにやる気になって一致団結した。

帰り道、大和らは、男たちがカツアゲしているところを目撃する。大和たちの制服を見た、その中の一人、郷田(松田悟志)は「誰でも入れるバカ銅学院」「あんな学校、面白くもなんともねぇだろ」とけなし、それに反論した6人を取り囲んだ。大和らは隙を突いて逃げ出したが、次の日、郷田が実は赤銅学院を卒業した手の付けられない不良で『伝説の番長』と呼ばれている男だと知り、大和たちは不安を隠せずにいた。

そして、大和たちの不安は的中する。3Dの松方たちが郷田たちにボコボコにされたのだ。クラスの仲間に手を出され、怒った大和たちは郷田たちと乱闘になってしまう。警察からの連絡で事態を重く見た理事長の赤城(江波杏子)は、3Dの生徒全員の赤銅祭の参加を認めず、自宅待機を命じて――。

 

第8話

2008年6月7日放送

久美子(仲間由紀恵)の昔の教え子・熊井(脇知弘)の妻・亜美(石原あつ美)の出産が近づいてきた。久美子は、すっかりおばあちゃん気分でベビーグッズなどを集めたり、おむつ交換の練習をしたりと、嬉しそう。放課後、緒方大和(髙木雄也)たちを連れて、熊井の店に行くと、熊井はお腹の大きな亜美を精一杯気遣っていた。

そんな中、神谷(三浦翔平)が合コンで知り合った子とデートすることになる。誘い続けて、ようやくもらったOKの返事に、神谷は舞い上がっていた。ところが、デートの最中、たちの悪い学校・荒高の生徒たちに絡まれる。仲間がいないと何もできないとからかわれた神谷は、怒って殴り掛かかっていく。しかし、逆に一方的に殴られ、怯えた彼女にも逃げられてしまった。

警察から学校に連絡が入り、母親の美沙子(宮崎美子)も学校に駆けつけた。美沙子は必死で頭を下げるが、神谷は「頭なんか下げてんじゃねぇよ」と辛く当たり、全く反省していない様子。苛立つ神谷は心配してやってきた大和たちにも「余計なお世話だ!どうせ俺は、喧嘩やっても勝てねぇ、女の子一人守れねぇ、情けない男だよ!」とはき捨て、飛び出していき――。

 

第9話

2008年6月14日放送

卒業後の進路について考える時期になったが、相変わらず3Dの生徒たちは進路の事など全く考えてなく、久美子(仲間由紀恵)はやれやれとため息。その上、村山(夕輝壽太)ら5人は遅刻や欠席が増えていた。

そんな中、校内にある創立者の銅像が夜になると歩くという『赤銅学院の怪伝説』の噂が広まった。緒方大和(髙木雄也)たち3D生徒は噂を確かめに夜の学校へ忍び込んだ。その頃、携帯を学校に忘れて、ビクビクしながら戻ってきた久美子が物音に振り向くと、銅像の顔が久美子の目の前に現れ、焦った久美子は銅像を投げ飛ばしてしまった。

なんと、久美子が投げ飛ばしたのは、名うての『学校荒らし』だったのだ。警察から表彰され、大喜びする久美子と3D生徒たち。そこへ最近、学校をサボっていた村山たちが入ってきて 「そんなのどうだっていい。ガキじゃねえんだから」 と水をさし、教室内は険悪なムードに…。そしてたちまち乱闘が始まってしまった。必死に止める久美子に村山たちは「どうせ卒業までのつきあいじゃねえか、仲間はほかにもいる」と出て行ってしまう。

村山らを学校に連れ戻したい久美子は、3Dの生徒たちにも協力してほしいと頼み込むが、生徒たちの間にはさめた空気が漂っていた。どうやら村山たちは、芝山(八神蓮)と言う不良たちと付き合っているようで、久美子は心配を募らせる。

一人、村山たちを説得しに向かう久美子の元に、大和と廉(三浦春馬)からクラスの全員が村山たちを呼び出したと連絡が入り――。

 

第10話

2008年6月21日放送

3Dでまたもケンカが勃発!!止めに入った久美子(仲間由紀恵)の強さに、改めて驚く生徒たち。緒方大和(髙木雄也)たちは、久美子の強さの秘密を突き止めようと放課後、尾行を計画する。

尾行に気付いた久美子は、『任侠集団・大江戸一家』であることを隠そうと必死になるが、大和たち6人は久美子の家に来てしまい、結局知られてしまった。てつ(金子賢)が「家のことがバレると、教師を続けられなくなってしまう、お前たちの胸にとどめといてほしい」と、生徒たちに頭を下ると、廉(三浦春馬)たちは「べつに、関係ないっすから、ヤンクミがいねぇと学校つまんねぇし」と素直に了解した。そして、龍一郎(宇津井健)らとともに、鍋を囲み、大和たちは家族の温かさを実感する。

その夜、大和が帰宅すると、父・達彦(名高達男)と母・加代子(床嶋佳子)が離婚届を前に口論していた。「大和はこの家の恥さらしだ。お前が甘やかすからだ」と加代子を責める達彦に、大和は、お袋は関係ないと詰め寄った。実は、大和は昔から父親と仲が悪く、優秀な兄貴と比べられ続け劣等感を抱いていたのだ。

翌日、大和と廉は、街で非行撲滅週間のパトロールをしていた達彦と出くわした。達彦は大和どころか、廉のことまでバカにし、怒った大和は思わず達彦を殴ってしまう。

苛立った大和が足早に歩いていると、不良たちが中学生をカツアゲしようとしていた。見かねた大和が止めに入ると、乱闘になってしまった。そして、不良のひとりが振り降ろした棒が仲間の頭を直撃し流血。大和は駆けつけた警察官に連行されてしまい――

 

第11話

2008年6月28日放送

夏休みが近づき久美子(仲間由紀恵)は、夏目(小泉孝太郎)とハワイに行く妄想を勝手に膨らませていた。3Dの生徒たちも、高校生活最後の夏休みの計画に盛り上がっていた。しかし、猿渡(生瀬勝久)は、問題ばかり起こす3Dを野放しにしないため、期末テストで赤点を取った生徒に、夏休み期間中補習授業を行うことを宣言。さらに「誰一人赤点を取らないなんてありない。もしそんなことが起きたら、逆立ちで町内一周してやる」と3Dを挑発する。怒った生徒たちは、「教頭の鼻あかしてやろうぜ!」とムキになり勉強を始めた。

そんなある日、緒方大和(髙木雄也)たちは路地から慌てて飛び出してきた男たちを見かけた。それは、文化祭の時に衝突した卒業生・郷田(松田悟志)とその仲間たちだった。郷田のただならぬ雰囲気が気になった大和たち。その予想は的中する。刑事が「昨夜強盗事件があった」と、大和たちを疑って話を聞きにやって来たのだ。大和たちは躊躇しつつも、郷田を見かけたことを話した。

翌日、郷田は大和たちが警察に目撃証言したことを逆恨みし、仲間を引き連れて赤銅学院に乗り込んできた。3Dの教室に乱入し、生徒たちを痛めつける郷田。不意打ちを食わされ怒りの収まらない生徒たちは仕返しを叫ぶが、久美子は「何の解決にもならない無意味な争いはするな」と生徒たちを諭した。

しかし、郷田は再び大和や廉(三浦春馬)たちを待ち伏せし、襲いかかってきた。大和たちは久美子との約束を守り、郷田たちにやられながらも仲間を助けようと防戦するが、殴られた廉が倒れた瞬間、積み上げられた資材が廉の上に崩れ落ち――。

 

ごくせん2008 DVD-BOX

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卒業スペシャル

2009年3月28日放送

やっと、3D全員の就職や進学が決定し、久美子(仲間由紀恵)や生徒たちは、楽しかった学校生活を振り返り、全員そろっての卒業を楽しみにしていた。

しかし、その頃、2年生の間で高杉怜太(玉森裕太)を中心とした反抗的なグループができ問題になっていた。実は、怜太は緒方大和(髙木雄也)の幼なじみでタチの悪い荒高から転校してきたのだ。ある日、大和は怜太が荒高の卒業生と親しげに話している所を見かけ心配する。

そんな中、廉(三浦春馬)と倉木(桐山照史)の就職内定を取り消すと連絡が入る。久美子は2人をはげますが、苛立ちがおさまらない倉木は、怜太の挑発に思わず殴りかかってしまい、2D生徒たちと乱闘になってしまった。校内での乱闘騒ぎに、理事長の赤城(江波杏子)は、先に手を出した倉木たちだけを卒業式前日まで自宅謹慎とした。

謹慎処分が納得出来ない倉木、本城(石黒英雄)、神谷(三浦翔平)たちは、「2年なんか相手にして大人げねぇ」と言う生徒とにらみあい大喧嘩になってしまう。久美子がもうすぐ卒業式なんだぞと必死に止めるが、「卒業式ってそんなに大事か」「出なくたって卒業はできるだろ」と出ていってしまう。

卒業式目前に、3Dはクラスがバラバラになってしまい――

 

ごくせん卒業スペシャル’09 ヤンクミ最後の卒業式!

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