※アイキャッチ画像は「アミューズSTAGE」Twitterより引用
2020年、三浦春馬 29歳。
アンドリュー・ロイド=ウェバーの傑作を日本初上演。
2020年3月、コロナの影響で自粛・自粛となり、公演を行ったり、何か発言をすれば批判される・・・という世の中の空気の中、間もなく30歳のお誕生日を迎える春馬くんが、最後に挑んだ舞台。
ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド ~汚れなき瞳~
概要
WOWOW presents~勝手に演劇大賞 ミュージカル部門の作品賞を受賞。
公演日程
2020年3月7日(土)~3月29日(日)
日生劇場
4月4~5日 富山:オーバード・ホール
4月10~12日 福岡:北九州芸術劇場
4月17~19日 愛知:愛知県芸術劇場 大ホール
4月23~30日 大阪:梅田芸術劇場 メインホール
スタッフ
脚本・作曲・オーケストレーション:アンドリュー・ロイド=ウェバー
作詞:ジム・スタインマン
脚本:パトリシア・ノップ、ゲイル・エドワーズ
オーケストレーション:デヴィッド・カレン
演出:白井 晃
翻訳:浦辺千鶴
訳詞:小林 香
音楽監督:前嶋康明
振付:原田 薫
美術:松井るみ
照明:高見和義
音響:佐藤日出夫
衣裳:安野ともこ
ヘアメイク:川端富生
歌唱指導:安崎 求
演出助手:豊田めぐみ
舞台監督:北條 孝
宣伝:る・ひまわり
アシスタントプロデューサー:清水光砂関 詩織
プロデューサー:小嶋麻倫子小見太佳子
キャスト
三浦春馬:男(ザ・マン)
生田絵梨花:スワロー
エイモス:平間壮一、東 啓介
キャンディ:鈴木瑛美子、MARIA-E
ブーン:福井晶一
矢田悠祐
藤田 玲
安崎 求
高原碧那/谷岡杏春
井伊 巧/岡本拓真
あらすじ
『オペラ座の怪人』『キャッツ』を生み出したミュージカルの巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーが手掛けた傑作が、白井晃演出でついに日本初演。
1959年ルイジアナ。脱獄した一人の「男(ザ・マン)」(三浦春馬)は命からがら、ある納屋に身を潜める。
偶然彼を見つけた少女スワロー(生田絵梨花)は、彼をイエス・キリストの生まれ変わりだと信じ、「死んだお母さんにもう一度会いたい」とお願いする。
その願いを打ち明けられたザ・マンは、汚れなき瞳を持つスワローに自分の本性を打ち明けることができず、キリストとして過ごすことになる。
日々を過ごす中でスワローは次第に彼の正体に気づき始め、2人は男を追う街の人々との騒動に巻き込まれていく・・・。
コロナの中、数回しか上演できなかったこの舞台の内容は、その数回のチャンスを逃さなかった方のブログなどでしか確認できないのですが、以下のサイトにネタバレ含む内容や、春馬君の魅力についても書かれていましたのでご参考に。
【個人ブログ】
動画
非公式YouTube
三浦春馬 生田絵梨花 「恐れないで」 Music Fair(2020/02/08)
春馬くんシーン画像など
脱獄した名もなき男、ザ・マン。
納屋に隠れていたところを見つけ、彼をイエス・キリストだと思い込む、純真な娘スワロー。
世界も自分さえも諦めている逃亡者は、彼女の汚れのない瞳に見つめられ、キリストとして過ごす事に・・。
舞台挨拶
東京公演をあと2日、更に地方公演を1か月残し、突然「千秋楽」となってしまった舞台。
2020年3月27日。
「この“産業”は、血の通った仕事だと自負しています」三浦春馬が最後の舞台公演で語ったこと(文春オンライン)より
あとは夜の公演を残すのみとなった、昼公演終了後のカーテンコールで、挨拶をする三浦春馬。
まず、Wキャストで昼公演担当の子供たちを紹介し、祝福し、労う。更にWキャストの平間壮一始め4人のキャスト、ブーン役の福井晶一、スワロー役の生田絵梨花を次々に紹介しては挨拶を促す。
まだ夜公演もある中、ここでは座長の三浦春馬のみが挨拶をする場面で、これらはすべて予定にはなかった事のよう。
そして最後に自らが語った事。
本日は本当にありがとうございました。私ごとですがこの状況になってから、ある公演を見させていただきました。
そして僕は、1人の男として、俳優として、このエンターテインメントで生きさせてもらっている人間として、その演劇からもらうエネルギー、元気というものにとても胸が熱くなりました。
僕はその時に、エンターテインメントというものは、もしかしたらこの状況における一番不必要なものかもしれない、だけどこれから先、みんなに余裕ができて、そしていつの日か、このエンターテインメントが皆さんの気持ちを少しでも軽くするようなお手伝いができたら、そういうことを信じて走っていくべきなんだと思わされました。
モチベーションを保つことがどの産業においても難しい時期なのかもしれません。ですけど、やっぱり僕たちが演劇を信じること……僕はこの産業は、とても血の通った仕事だと自負しています。この血の通った仕事がいつか、皆さんの気持ちを高めてくれるんじゃないかなと信じて、もっともっと、皆さんがエンターテインメントに触れる時に、そのエンタメがもっと質の高いエンタメとして皆さんのもとに届けられるように、僕たちは一生懸命にその日まで色んなスキルを身につけて皆さんに感動をお届けできればいいなと強く思います。
なので、また会える日を願って、皆さんの健康を、これからの健康を願って、お別れの言葉とさせていただきます。本日は本当にありがとうございました。
コロナ旋風が吹き始め、世の中で起こっている自粛しない事などへのバッシング等、これまでに経験をした事のない状況の中、舞台の中止や、その他の仕事も出来ない今。エンタメの意味、自分のするべき事について、深く考えていたんだろうと思います。
すぐに収まるような事であれば、、、、きっと春馬くんは、この時の挨拶のように前向きな気持ちのモチベーション維持が可能だったのではないか。
コロナさえなければ・・・。
オフショット
インタビュー記事
三浦春馬、アンドリュー・ロイド=ウェバー日本初演作品への強い思いとは 『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド ~汚れなき瞳~』
第86回:俳優として充実期を迎える三浦春馬が「汚れなき瞳」で挑むミュージカル!
主役として立ち上がる三浦春馬! 舞台で映える人をという言葉に奮起
「アンドリュー・ロイド=ウェバーさんの作品のナンバーをいつか歌いたいと思っていたので嬉しい」
視聴方法
今のところ、なし。
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