はじめに
Paraviオリジナルドラマ「Tourist」は、三浦春馬くん主演のドラマで全3話あります。
悩みを抱えた3人の女性が、「バンコク」「台北」「ホーチミン」の各旅先で、旅を続けているミステリアスな男性・天久真(あめくまこと)に出会い、本当の自分を見つけ出すヒューマンストーリー。
それぞれに小一時間のフルバージョンと、それより15分ほど短い天久真(春馬)バージョンの2パターン
- 第1話 バンコク編(ヒロイン=水川あさみ)
- 第2話 台北編(ヒロイン=池田エライザ)
- 第3話 ホーチミン編(ヒロイン=尾野真千子)
その他にも春馬くん始め、ヒロイン女優たちのインタビュー動画や、主題歌を歌うHYUKOHと春馬くんのスペシャル対談動画もあります。
(インタビュー動画や予告動画は無料で見られます。)
公式サイト(Paravi)
今回は、「Tourist」第1話バンコク編の詳細です。
Blu-ray&DVD-BOX化決定
Paraviオリジナルドラマ『tourist ツーリスト』は、Paraviでしか見られませんが、遂にBlu-ray&DVD-BOX化が決定しました。
【Amazon.co.jp限定】 L版ブロマイド1枚付
全3話/本編約148分+特典映像
【特典映像】各話の魅力・裏側
【封入特典】ブックレット
Blue-ray
tourist ツーリスト Blu-ray BOX
時間:2 時間 28 分 |
Touristバンコク編
スタッフ・主題歌
監督:山岸聖太
演出:関和亮
製作統括:松島哲夫
脚本:倉光泰子、登米裕一
プロデューサー:櫻井雄一、藤原麻知、米田匡男
音楽:HYUKOH(TOY’S FACTORY)
オープニング曲 Comes And Goes
エンディング局 LOVE YA!
キャスト
三浦春馬
水川あさみ
マキタスポーツ
概要
初回放送:2018/9/28
仕事も恋愛も頑張っているのに満たされない思いを抱えるテレビ局のドラマプロデューサー野上さつき(水川あさみ)。行き詰まりを感じて訪れた、独特の死生観が根付くスピリチュアルな街「バンコク」で、日本人男性が窃盗団にかばんを奪われる現場を目撃する。被害男性は天久真(三浦春馬)。旅先でも自分を持て余していたさつきは、財布も失った真を食事に誘い、報酬を払うから1日自分に付き合ってくれないかと提案。2人は奇妙な交流を深めていく・・。
第1話 無料予告動画(Paravi)
ネタバレ詳細
序章
天久真バージョン俺は今日、彼女に買われた。買われたという事は「欲望を満たしてあげる」という事だ。
※天久真バージョンは、真の心の声とナレーション。時々、真目線の違う映像あり。
天久真バージョン空港で絵葉書を手に地元の人に尋ねる。
俺はある人を探す為、バンコクへ来た。手がかりは俺に来た絵葉書だけ。予想はしていたが、情報はなかなか手に入らなかった。
部屋で目覚める野上さつき(水川あさみ)。一緒にいる男はまだ寝ている。
ベッドの中でふっと呟くさつき・・。「死のう」
さっさと身支度を終えると、眠っている男を残し、スーツケースを引いて部屋を出る。
さつきは一人、バンコクへ・・・。
出会い
スマホを見ると、友人たちは結婚、家族、子供の話。職場の仲間たちからは仕事の催促。
さつき「どいつも こいつも!」
空港を出て、ホテルへチェックインした後、街へ出る。
また職場からの電話。(後輩がミスをして助けを求めてきている様子)
イライラするさつき。
すると日本人観光客らしき人たちの会話が聞こえてくる。
観光客「タイでよく言う、、、いいことをすればいいことがある みたいな。なんだっけ。なんとかブ みたいな・・。」
さつきが教えてあげると、同時に反対側から来た日本人の青年が・・・
さつき「タムブン」
日本人青年「タムブン」
「タムブン」とは?
タイの人々の価値観の大きな基盤となっている仏教的観念。「功徳を積む」。現世でも来世でも、幸せな人生を送ることを願う。「良いことをすれば、良いことがかえってくる」。
さつきは電話をしながらその場を立ち去り、日本人青年とすれ違う。
天久真バージョン彼女の第一印象は最悪。その日、彼女と一夜を共にすることになるとは、この時の俺は知る由もなかった。
ベンチに座るさつき
「あー、やる事ないなー。あとは死ぬことぐらいか」
さつきの本心?「結婚と出産もまだだよ!」
このあと、度々、もう一人のさつきが登場し、さつきにはっぱをかけたり、反対意見を言ったり
さっきの青年が通りかかる。道を尋ねている。
青年は後ろからやって来た男にリュックを奪われ、犯人はバイクで走り去ってしまう。
さつき「なにボサーっと突っ立ってんの!早く追っかけなよ!」
青年「バイクだから走っても勝てない、手離さなかったらケガしてた」
さつき「諦めたら終わりってよく言うけど・・」
青年「諦めが肝心とも言いますよね、、、財布入ってたんだけど」
警察を呼ぶ。
天久真バージョン警察の書類を見ながら
さつき「あめく まこと」
真「はい」
さつき「読んだだけ」
(嘘だ、ほんとは俺に興味津々なんでしょ)
さつき
さつきは青年を連れて食事に行く事に。
ポケットに入った僅かなお金を確認する青年
それを見ていたさつきは、お金をテーブルに置き
「5,000バーツでどぉ?あたしに1日付き合って」
「あなたを買うってのはどぉ?」
青年は「女子高生の気持ちがわかった、買われるのは別に嫌じゃない、でも自分の値段ぐらい自分でつけます」と言い、10,000を提示し合意する。
青年「その分 楽しませます」
さつき「楽しませるってどういう事だかわかってんの?」
青年「欲望を満たす」
食事をしながらの会話で、さつきの仕事はテレビドラマのプロデューサー、バンコクは2回目で、青年より少し年上だと。
青年「俺は天久真(あめくまこと)、名前は?」
さつき「野上さつき」
真はスマホで”野上さつき”を検索し、「ドラマがこけまくってる」と指摘。「ヒットしたやつもある」と言うさつきに「2010年、昔の話だ」と。
さつきは相変わらずイライラ、真との会話もその後かみ合わない。
席を立ち店を出ていく。
天久真バージョンしょうがないな・・
「買われてるから」と追いかける真。
真「ランブリーって知ってる?おもしろいから行ってみようよ」
それでも無視して歩き出すさつき
天久真バージョンここで別れていいの?本当に?
(もう1人のさつき)が
「ほんとは行きたいくせに!かなりのイケメンだよ!」
さつきは、「確かに」 と思い直し振り返る。
真「振り向くよう 念かけてた!」と笑う
ランブリー通りナイトマーケットへ出かける。
ある物に目を止めるさつき
さつき「なにこれ」
真「骨壺だよ」
さつき「・・・欲しい」
真「ほんとに???」
(骨壺が欲しいなんて、少しさつきの様子が心配になる真?)
お金を出す真に自分の骨壺くらい自分で買うと言うさつき。
真「大丈夫、これ、さつきさんのお金だから」
その後、出身地の話や地元は帰るたびに「結婚は?子供は?」ってうるさい、などと話しながら、ナイトマーケットを楽しく過ごす二人。
真「恋人は?」
さつき「いないようなもんかな。たまにセックスしてるって事よ」
真「どんな人?」
さつき「45のおじさん」
真「なにがいいの?」
さつき「わかんない」
真「別れれば??」
さつき「勝手に消えてくれるの待ってる」
一人、目が覚めて呆然としている45のおじさん(マキタスポーツ)
さつきは仕事での色々な面倒や、結婚願望がない事など行き詰っている感じの日常を話した後、
2人でいる写真を自撮りして「記憶より記録」というさつき。
真「これだけ一緒にいるのに俺の事忘れちゃうの?
さつき「前世の記憶ないでしょ?」
真「前世とかって 信じてる?」
さつき「まぁ タイだし、タイは輪廻転生を信じてる」
さつき「死は悲しいことじゃない!」
さつき「死ぬほど飲んで かんぱ~い!」とテンションが高い。
さつきは、今 しあわせだと言うが、真は「女の人はしあわせそうに見せるの得意だから」と言う。
さつきが幸せそうには見えていない真。
真
真は1枚のハガキを、実際の景色と見比べる。
さつき「ここの絵? それなんなの?」
真「知りたい?」
さつき「いや 別に・・・話したい?」
真「いや・・別に」
さつき「旅で出会った人の人生には深く関わらない 別れが楽だから」
さつき「帰ろっか」
ふれあい・衝突
さつきをホテルに送る真。
天久真バージョンまだ俺は10,000バーツ分の仕事をしていない。
さつき「どうしたの?帰りたくない?入る?」
真「うん」
天久真バージョン俺にはわかっていた。彼女が俺を必要としている事。
部屋でビールを飲みながら
さつき「あたしは君にいいことをしたから、きっと来世でも幸せになれる」
真「今、幸せなのに 来世でも幸せになりたいの?強欲だね」
さつき「欲しい物は全部なんでもほしい!みんなそうでしょ」
真「タイでは日本人が結構 自殺してるらしい・・。」
さつきはふんっと笑い、話を変える
さつき「最後にセックスしたのはいつ?」
真「昨日」
さつき「昨日?? 買ったの???」
真「まさか、きちんと出会って心通わせて、そして別れた」
真「素敵な旅の思い出ってやつじゃない?」
さつき「ふーん」と言い、真にキスをする
さつき「セックスはしないの?」
真「そんなつもりじゃないから」
さつき「つまんない男 ほんとつまんない」
そう言われて真はさつきに迫る
さつき「あたしが今欲しいのは・・。」
真「俺は与えてあげられるよ、望んでること」
さつき「勘違いしないで こういうの望んでないから」
ゆらゆらと不安定なさつき。
真「死にたいんだろ 自分の事、つまんないとか思ってんだろ」
真「そんな自分を殺したくて この国に置いて行きたいんだろ」
真「手伝うよ」
さつき「必要ない」
真を突き飛ばし
さつき「つまんなくないし!ちゃんとやってる!仕事もしてる!なんか文句ある?」
真「ごめん」
さつき「帰って」
真「欲しいもの わかったよ」
さつき「ビールが欲しい! 死ぬほど飲みたい!」
真「違う 刺激でしょ?」
真はさつきを怪しげな地下のギャンブルに連れて行く
そこには絵がかかっており(真が持っていた絵葉書と同じ絵)、その絵の作者を訪ねる真。
ディーラーは 「知りたいなら賭けていけ」と言う。
さつきにお金を借りて賭けようとするが、貸すくらいなら自分で賭けると言うさつき。「刺激が欲しいの!」
はじめは何度か勝つが、
その後は負け続け、所持金は底をつき両替に行く
もう1人のさつきが「熱くなりすぎ、もうやめろ、あの男怪しい」といさめるが、さつきは聞かない。
更に続ける、しかしまったく勝てない。
その時、誰も触っていないサイコロがひっくり返り、イカサマに気づく。
真が男の手を抑え、イカサマに詰め寄り、すったお金が入った袋を奪い逃げる。すっかり朝になっている。
寺院に辿り着き、奪って来たお金をさつきに渡す真。
寺院ですべてのお金を賽銭箱に入れるさつき。
驚く真に向ってさつきは一言。「タンブン!」
実は賭場の男たちと真はグルで騙されてるかもと思っていたさつきだが、最後の行動で疑いは晴れ、すっきりした様子。
二人で真の滞在先へ行くと、出会いの際に盗まれた筈の真のリュックがある。
結局 騙された?? とまた疑うさつきを
俺のリュックを盗んだ男たちと賭場の男たち、同じじゃなかった? と言う真。
さつきのバックを手に持ち、
真「パスポートとクレジットカードは転売されて、あなたはこのまま行方不明になる」
さつき「あっそ!」
真「諦めるの?? ものわかりいいね」
さつき「行方不明になった方が楽かもなー」
そんな さつきを見た真は
もちろん窃盗団や賭場の男とグルではない。
真のリュックは、窃盗団が警察に捕まり、さっき滞在先に戻って来た事を話し
真「一番ものわかりが良くて、人生諦めてるのはさつきさんでしょ」
真「さっき行方不明になってもいいって言ったよね、死にたいんでしょ」
仕事の愚痴を言うさつき、やりたい事やればいいと言う真。
さつき「偉そうに言うけどあんたはなんか凄い事でもしたことあんの???言ってみろよ!!」
真「・・ない。・・・つまんなすぎて嫌になる」
着いてこいといい 橋の上へ真を連れて行くさつき。
さつき「飛び降りよっか・・・」
止める真
そして・・・
真「ここで やってみる?」
さつき「空気読んで!」
真「ごめんなさい」
さつき「仕事頑張って、恋っぽい事して、都会の女っぽい事してんのに、全然満たされないんだよね。でもそういう女の人って五万といると思うの、だからそういう女の人達を一瞬でも解き放ってあげられるような、そういうドラマを作る」
さつき「だから死ねない 自分に誇れる仕事をする!」
やっとスッキリしたのか、、、、さつき。
道端で水をかけあっている人たちに合流し、大声で笑いながら、はしゃぐ二人。
別れ
空港ロビー。
もう1人のさつき「やれる?」
さつき「やってやる!」
そこへ真が現れる
真「再会するなんて運命ですかね」
さつき「それか ストーカー」
真「どっちがいい?」
さつき「ストーカー!」
真「なんで・・?」
さつき「運命より 今は意思を感じられるから」
真「次はどこへ行くんですか?」
さつき「帰る!仕事あるもん」
そう聞いて安心した顔の真。
日本へ帰るさつき。
旅を続ける真。
もう会う事のない二人は空港で別れる。
さつき「会えてよかった ありがと!」
天久真バージョン出会いは運命だと俺は思う。今日出会えた事も、次にいつ会えるかも。
真は絵葉書を頼りに、次の地「台北」へ・・。
差出人は・・天久あきら?
台北にて。
天久真バージョン次に訪れた台北で俺はとんでもない出来事に巻き込まれてしまった。
道端で何かを拾う真。
ハッとする真
天久真バージョンやばい
・・・と同時に大男に追いかけられる。
第2話へ
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