三浦春馬くんが亡くなってから、今後の三浦春馬に関するアミューズの収益のすべてを「三浦春馬支援」と称するチャリティ基金として、主にこれまで春馬くんが積極的に支援していたラオスの「ラオ・フレンズ小児病院」への寄付に充てる事に。
生前、一生懸命に取り組んでいたAAAチャリティについては以下をご覧ください。
三浦春馬支援・成り立ち
2020/9/4 「三浦春馬基金(仮)」
アミューズ発表 (9/4)
2020/12/21 「三浦春馬支援」
仮称:三浦春馬基金を「三浦春馬支援」とすることを正式に発表。
アミューズ発表 (2020/12/21)
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2020年9月4日にお知らせさせていただいておりました
「三浦春馬基金(仮称)」に関しまして、現状のご報告をさせていただきます。三浦春馬が2007年に初めて参加したAct Against AIDS「THE VARIETY」。
この活動を通じて、彼はその支援先であるラオ・フレンズ小児病院に何度も足を運び、現地で活動するスタッフの方々と共に、「ラオスの子供たちの未来を守りたい」という強い気持ちを持って、チャリティ活動に取り組んでおりました。その想いを未来へ繋げていくべく、三浦春馬に関する弊社の全ての利益は、「三浦春馬支援」と称し、ラオ・フレンズ小児病院を始めとする、あらゆる困難に立ち向かう人々への寄付・支援に充てさせていただきます。
まずは、フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN様を通じ、ラオ・フレンズ小児病院内にて使用される注射器や、感染症予防の為のスタッフ用グローブなどの購入、小児病院の運営維持に充てられます。今後につきましては、現在の新型コロナウイルス感染拡大の状況に鑑み、
その時々に必要な国内外における支援を関係各所とご相談の上で、決定して参ります。
適宜、その内容は皆様へご報告させていただきます。
「三浦春馬支援」実績
2021年4月~:第一回目の支援
フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN様を通じ、ラオ・フレンズ小児病院内にて使用される以下の医療物資を購入・寄贈。
アミューズ発表 (2021/05/07)
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ファンの皆様、関係各位
「三浦春馬支援」に関しまして、ご報告をさせていただきます。
このたび第一回目の支援として、フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN様を通じ、ラオ・フレンズ小児病院内にて使用される以下の医療物資を購入・寄贈させていただくことを決定いたしました。◆ラオ・フレンズ小児病院内で1年間に使用される医療サプライ一式(2021年4月~2022年3月)
治療用物資(注射器、注射針、点滴療法用品、酸素療法用品、外科系処置用品など)
検査用品等(脊椎穿刺針、新生児血液採取用針、心電図用極版、導尿チューブ、尿バックなど)
感染予防用品(マスク、手袋、ガウン、キャップ、エプロン、バイオハザードボックスなど)新型コロナウイルス感染拡大による物価高騰や流通の滞りなどを受け、必要不可欠である医療物資の入手に支障が生じているとの現地からのご報告をいただいております。
フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN
代表 赤尾 和美様コメント
この度のご支援、心より感謝いたします。春馬さんはご多忙の中、年に1度は必ずラオスの現地へ赴き、私たちの活動とそこに住む子供たちが直面する現実を知ろうとしてくださいました。そして、病院で働く私たちと同じ目線で「何ができるだろうか」と真剣に考えてくださったことにラオス人スタッフも感動していました。今回のご支援の医療用品は消耗品で形に残るものではありませんが、それが無ければ治療することができません。十分な医療用品を確保することができ、とても安心することができました。春馬さんの温かいお気持ちが4000㌔離れたラオスの地でたくさんの子供たちに笑顔をもたらしてくださったことを胸に刻み、これからも頑張りたいと思います。安定した医療提供の一助となり、一人でも多くの子供たちの治療に役立てていただくべく、上記支援内容を決定させていただきました。
引き続き現地の皆様と話し合いを重ね、その時々で必要とされる支援を検討・実施していく予定です。三浦春馬の想い、そして皆様の想いが、一人でも多くのラオスの子供たちの笑顔と明日につながるよう、今後ともこの支援を継続して参ります。
ラオス:ラオ・フレンズ小児病院
アジアの子供たちへの医療支援を行う認定NPO法人「フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN」が運営する「ラオ・フレンズ小児病院」には、2014年に初めて訪問。
2015年2月、病院のオープニングセレモニーに立ち会い、笑顔でテープカットにも参加。
病院が建てられたのは、山岳地帯で医療機関へのアクセスが困難な、ラオス北部のルアンプラバン近郊。今では先進的な医療設備とスタッフが揃い、地域医療の拠点となっていて、現地ではとても感謝されている。
exciteニュースより
ラオスでの春馬君の活動詳細
活動詳細については、関係サイトとまとめ記事をたくさん掲載している「ジャラスWebマガジン」からの引用になります。
現地での活動については以下の記事より抜粋、引用しています。
三浦春馬、ラオスの『ラオ・フレンズ小児病院』訪問レポート。三浦春馬が「寄付の見える化」を実現<Act Against AIDS>(ジャラスWebマガジン)
三浦春馬が「THE VARIETY」チームを代表し、昨年に続いて今年もラオスの『ラオ・フレンズ小児病院』訪問。
その様子が今年の「AAA報告」で紹介された。
『ラオ・フレンズ小児病院』は、「THE VARIETY」チームが寄付を行っている特定非営利活動法人「フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN」が、ラオスで「ラオ・フレンズ小児病院」を設立・運営を行っている病院で、薬や設備の支援だけではなく、人材教育の費用も支援対象としている。
4年前に初めてAAAスタッフとラオス視察に行った際に出会ったHIVポジティブのトンシーちゃん(当時9歳)と今回、三浦春馬が再会できた様子を動画で紹介。
「皆さまの支援のお陰で元気に過ごせています。本当にありがとうございます」とトンシーちゃん達と手を振る様子が写された。
三浦は続けて、「ラオスの『ラオ・フレンズ小児病院』は力強く活動を続けていますし、16歳になったいまは理科の勉強が大好きで、将来は英語の学びたいと言っていた」と伝えた。
岸谷からは「トンシーちゃんが元気なのはHIVポジティブではあるけど、発症しないように病院に行くことがすごく大事なことで、それが出来るのは皆さんのお陰です。
皆さんの寄付のお陰で衛生的な病院が出来ています。皆さまの1枚1枚のチケットのお陰です。本当にありがとうございます」とMC陣の寺脇康文と三浦の3人が客席向けて頭を下げた。
2017年夏に行った、特定非営利活動法人フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN代表の赤尾和美さんへのインタビューで、三浦が活動することへの感謝を語ってくれていた。
Act Against AIDS「THE VARIETY」チームが寄付をしている事自体に感謝をしているとしつつ、実際に三浦春馬がラオスに出向いて現地の様子を日本に持ち帰り、インフルエンサーとなって日本で伝えてくれることが何よりありがたいと話していた。
また、形あるものへの支援だけではなく、「人を教育していくこと」「人材を育成していくこと」がとても重要だと認識していただいたので良かったと話してくれていた。
今回も「AAA報告」の中で、三浦の口から同様の事を伝えている。
三浦春馬から昨年の収益金の使い道として、過去の収益金で購入した車のメンテナンス、心電図モニターの購入、持続陽圧呼吸療法用器機の購入、現地スタッフの育成費用に充てられたと伝えた。
収益金で購入した車はこれまでに5.5万キロを走行しており、ラオスは悪路が多く自力で病院に通えない患者の送迎や、訪問介護に利用している。
「フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN」の方針として、現地スタッフのみで病院を運営していくこととしており、そのための教育にも力を入れていると、三浦から報告があった。
Act Against AIDS 2017「THE VARIETY 25」岸谷五朗も寺脇康文も三浦春馬も大黒摩季もピコ太郎もふなっしーも高橋優も西川貴教もみんなでコラボ!
三浦春馬は、2016年にもラオスを訪問しており、その様子をAct Against AIDS 2016「THE VARIETY 24」の中で報告している。
三浦春馬が今年10月にラオスの施設、ラオ・フレンズ小児病院に足を運んで、現地の状況を視察してきたと報告。
昨年の収益金で悪路も走行できる車を購入し、これまで訪問できなかった場所に向かうことが出来るようになり、1か月で30件程度の訪問数が購入した車によって3倍近い訪問数に増加できたと話した。
「現状は、主に海外のスタッフが病院運営をしている状態だが、僕たちが支援しているフレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーの目指しているところは、この10年で現地スタッフだけでこの病院を運営できるようにすること」「その目的のために、まだまだ人材育成を必要としている」と訴えた。
【AAA2016】岸谷五朗&岸谷香 初共演、三浦春馬&小池徹平 大熱唱、大黒摩季 総立ち「ら・ら・ら」
訃報コメント
フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN代表 追悼コメント
三浦春馬さんへ
2020年07月25日春馬さんへ
三浦春馬さんが急逝され1週間が経ちました。いまだに信じがたいことで・・・また、信じたくないことでよくわからない気持でもあります。
春馬さんには、これまでAct Against AIDS「THE VARIETY」の活動を通じてラオ・フレンズ小児病院へは3度の視察にお越しいただき、現地の子供たちの状況を知っていただく機会がありました。その時に見た「何ができるのか」「何をすればいいのか」と考えてくださっている真剣な横顔や、村の子供たちへのキラキラとした優しい笑顔は、これまでも、そしてこれからも、ラオスの全ての子ども達が健康になって欲しいという私たちの目指すゴールの大きな支えとなっています。今もきっと見守っていてくれていると信じています。そして、私たちはラオスの子供たちの笑顔を一人でも多く春馬さんへ届けられるように頑張るのみです。
心よりご冥福をお祈りいたします。
この訃報を現地病院スタッフへ伝えたところ、一緒に村へ行ったスタッフから春馬さんへの感謝のメッセージが届きましたので、ここに併せて掲載させていただきます。どうか、このメッセージが春馬さんへ届きますように・・・。
英語文中、多少の修正が必要ではありましたが、あえてスタッフの気持ちをそのままお届けしたいので、送ってくれたそのままの原文を掲載させていただきます。フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN 代表
ラオ・フレンズ小児病院 看護師赤尾 和美
http://www.fwab.jp/archives/5713
ラオ・フレンズ小児病院スタッフの追悼コメント
春馬さんへ
私たちは、ラオ・フレンズ小児病院のアウトリーチチームのスタッフです。
ラオスの国を、そして、ラオ・フレンズ小児病院のことを特に支援し続けて下さった春馬さんが、もう、私たちと一緒にいないと聞いて、とても悲しいです。
この場を借りて、春馬さんがして下さったことに対して、心から感謝の意を示したいと思います。 春馬さんのことは、ずっと私たちの記憶に残り続けるでしょう。
春馬さんのご家族の皆さまが健康で安全でありますように。
ご冥福をお祈りいたします。
最後にもう一度、春馬さんに感謝の気持ちを込めて。
ラオ・フレンズ小児病院 アウトリーチチーム 一同
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