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司馬遼太郎賞とは?第1回(1997年)~現在までの受賞作品のすべて

文学賞

司馬遼太郎賞とは?第1回(1997年)~現在までの受賞作品のすべて

司馬遼太郎賞とは

発表:11~12月

 作家 司馬遼太郎の活動を記念して、毎年1回、文芸、学芸、ジャーナリズムの広い分野のなかから、創造性にあふれ、さらなる活躍を予感させる作品を対象に選考し、決定します。
選考方法は、まず全国報道機関のみなさん、作家、学者、文化人のかたがたにアンケートを出し、候補作品の推薦をいただきます。その後、財団を構成しているマスコミ11社の候補選定委員会がアンケート集計を参考に、候補作品を選定する作業を行い、その後、選考委員会で決定します。
選考委員は、安部龍太郎、井上章一、後藤正治、辻原登、柳田邦男の5氏です。
司馬遼太郎賞の贈賞式は、菜の花忌の会場で行います。  (司馬遼太郎ミュージアムより引用)

主催:公益財団法人 司馬遼太郎記念財団

司馬遼太郎(ウィキペディア)
生年月日:1923年8月7日
活動期間:1955年 – 1996年(72歳没)

 

出典:ウィキペディア司馬遼太郎記念館

 

第22回(2018年)

朝井まかて/悪玉伝

大坂の炭問屋の主・木津屋吉兵衛は、切れ長の目許に高い鼻梁をもつ、三十六の男盛り。学問と風雅を好み、家業はそっちのけで放蕩の日々を過ごしていた。そこへ実の兄の訃報が伝えられる。すぐさま実家の大商家・辰巳屋へ駆けつけて葬儀の手筈を整えるが、事態は相続争いに発展し、奉行所に訴状が出されてしまう。やがて噂は江戸に届き、将軍・徳川吉宗や寺社奉行・大岡越前守忠相の耳に入る一大事に。真っ当に跡目を継いだはずが謂れなき罪に問われた吉兵衛は、己の信念を貫くため、将軍までをも敵に回した大勝負に挑むが―。

 

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第21回(2017年)

奥山俊宏/秘密解除 ロッキード事件

田中角栄逮捕はアメリカの虎の尾を踏んだためか?三木武夫首相は、事件にどのように対応したのか?CIAと児玉誉士夫の関係。チャーチ小委員会はどこまで真相に近づいたのか?…アメリカで発掘した文書をもとに、新たな視点からロッキード事件を見直す。

 

第20回(2016年)

葉室麟/鬼神の如く 黒田叛臣伝

「わが主君に謀反の疑いあり」。筑前黒田藩家老・栗山大膳は、自藩が幕府の大名家取り潰しの標的となったことを悟りながら、あえて主君の黒田忠之を幕府に訴え出た。九州の覇権を求める細川家、海外出兵を目指す将軍家光、そして忠之──。様々な思惑のもと、藩主に疎まれながらも鬼となり幕府と戦う大膳を狙い刺客が押し寄せる。本当の忠義とは何かを描く著者会心の歴史小説。

 

第19回(2015年)

飯嶋和一/狗賓童子の島

太古から島の奥深く「聖域」を抱いてきた流刑の地に、幕末、島民を脅かす「病毒」が次々に入り込んできた。追いつめられた島民たちは、危険な道へ一気に足を踏み入れた―。

 

第18回(2014年)

伊集院静/ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石

「ノボさん、ノボさん」「なんぞなもし」
明治二十年。新時代の躍動とともに、ノボさんこと正岡子規は二十歳を迎えた。
アメリカ渡来のべーすぼーるに夢中の青年は、俳句・短歌・小説・随筆、あらゆる表現に魅入られ、やがて日本の文芸に多大な影響を及ぼす存在となる。
子規は常に人々に囲まれていた。友人、師、家族から愛され、子規もまた彼らを慕った。
そしてこの年、東京大学予備門で運命的な出会いを果たす。同じく日本の文学の礎となる、金之助こと夏目漱石である。
志をともにする子規と漱石は、人生を語り、夢を語り、恋を語った。明治三十五年、子規の余命が尽きるまで、誰もが憧れた二人の交際は続く。
子規と漱石の友情を軸に、夢の中を走り続けた人、ノボさんの人生を描く。

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第17回(2013年)

沢木耕太郎/キャパの十字架

四十年にわたる旅の終着駅。渾身のルポルタージュ

史上もっとも高名な報道写真「崩れ落ちる兵士」。その背景には驚くべきドラマがあった。「キャパ」はいかに「キャパ」になったのか。写真機というものが発明されて以来、最も有名な写真――戦場カメラマン、ロバート・キャパが1936年、スペイン戦争の際に撮影した「崩れ落ちる兵士」。銃撃を受けて倒れるところを捉えたとされるこの写真はしかし、そのあまりにも見事な迫真性が故に、長く真贋論争が闘われてきた。学生時代より半自伝『ちょっとピンぼけ』を愛読し、キャパにシンパシーを抱き続ける著者は、その真実を求めてスペイン南部の〈現場〉を特定し、さらに粘り強い取材を繰り返す。その結果、導き出された驚くべき結論とは。長らく封印されていた「真実」がついに明らかになる。

 

第16回(2012年)

赤坂真理/東京プリズン

日本の学校になじめずアメリカの高校に留学したマリ。だが今度は文化の違いに悩まされ、落ちこぼれる。そんなマリに、進級をかけたディベートが課される。それは日本人を代表して「天皇の戦争責任」について弁明するというものだった。16歳の少女がたった一人で挑んだ現代の「東京裁判」を描き、今なお続く日本の「戦後」に迫る、毎日出版文化賞、司馬遼太郎賞、紫式部文学賞受賞作!

 

片山杜秀/未完のファシズム 「持たざる国」日本の運命

天皇陛下万歳!大正から昭和の敗戦へ―時代が下れば下るほど、近代化が進展すればするほど、日本人はなぜ神がかっていったのか。皇道派vs.統制派、世界最終戦論、総力戦体制、そして一億玉砕…。第一次世界大戦に衝撃を受けた軍人たちの戦争哲学を読み解き、近代日本のアイロニカルな運命を一気に描き出す。

 

第15回(2011年)

伊藤之雄/昭和天皇伝

日本の命運を若くして背負わざるをえなかった君主は、いかに歩んだか。昭和天皇の苦悩と試行錯誤、そして円熟の日々。決定版的伝記。

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辻原登/韃靼の馬

正徳元年(1711)、徳川幕府は29年ぶりに朝鮮通信使を迎える運びとなった。対馬藩士、阿比留克人は通信使の警固を務める傍ら、ある極秘任務を請け負う。監察御史の柳成一、旅芸人のリョンハンらを含む通信使一行は、対馬上陸から大坂、名古屋を経て江戸へ。道中、柳は克人の行動を不審に思い監視を始めるが…。世界を股にかけて活躍した男たちを描く歴史巨編。

 

第14回(2010年)

楊海英/墓標なき草原 上・下

他に先がけて文革の火蓋が切られた内モンゴルでは、かつて日本時代に教育を受けた者たちが「内モンゴル人民革命党」一派として粛清され、階級闘争論によって漢族による草原の開墾とモンゴル族の迫害が正当化され、略奪と殺害がエスカレートしていく。悲劇の実態を、体験者の証言を軸に克明にたどる。

 

第13回(2009年)

宮本輝/骸骨ビルの庭 上・下

大阪・十三に戦前からある通称「骸骨ビル」。戦後の混乱期に住み着いて、オーナーの阿部轍正と茂木泰造に育てられた孤児たちを立ち退かせるために三人目の担当者として送り出まれた八木沢省三郎は、一筋縄ではいかなそうに見える彼らの話に耳を傾けるうちに、困難だったであろう日々を思い描くようになる。

 

第12回(2008年)

原武史/昭和天皇

新嘗祭、神武天皇祭など頻繁に行われる宮中祭祀に熱心に出席、「神」への祈りを重ねた昭和天皇。従来ほとんど直視されなかった聖域での儀礼とその意味に、各種史料によって光を当て、皇族間の確執をも視野に入れつつ、その生涯を描き直す。激動の戦前・戦中から戦後の最晩年まで、天皇は一体なぜ、また何を拝み続けたのか―。

 

第11回(2007年)

山室信一/憲法9条の思想水脈

20世紀は戦争の世紀であると同時に、平和を希求した世紀でもあった。第一次大戦後、戦争の違法化という世界の動きに連動するように、日本でも非戦論批判の圧迫を受けながらも、非戦の思想や文学が途切れることなく表れた。平和思想、非戦思想は戦後突然、与えられたものではなく、地下水脈として流れていて、その到達点として今の憲法9条がある。改憲論に論証を持って一石を投じる。

 

第10回(2006年)

浅田次郎/お腹召しませ

お家を守るため、妻にも娘にも「お腹召しませ」とせっつかれる高津又兵衛が、最後に下した決断は…。武士の本義が薄れた幕末維新期、惑いながらもおのれを貫いた男たちの物語。表題作ほか全六篇。

 

長谷川毅/暗闘 スターリン、トルーマンと日本降伏

米ソそれぞれの黒い「時刻表」をめぐって、野望と思惑と駆引きが交錯する。はじめて国際的文脈から完璧に描き出された太平洋戦争終結の真相。1945年夏のドラマは複雑で冷酷だった。

 

第9回(2005年)

北方謙三/水滸伝 全19巻

十二世紀の中国、北宋末期。重税と暴政のために国は乱れ、民は困窮していた。その腐敗した政府を倒そうと、立ち上がった者たちがいた―。世直しへの強い志を胸に、漢たちは圧倒的な官軍に挑んでいく。地位を捨て、愛する者を失い、そして自らの命を懸けて闘う。彼らの熱き生きざまを刻む壮大な物語が、いま幕を開ける。第九回司馬遼太郎賞を受賞した世紀の傑作。

 

受賞者

 

第8回までは人とその業績に重点を置いていましたが、第9回からは作品を対象。

それぞれの受賞者のお名前は、「ウィキペディア」の該当ページにリンクしています。

第8回(2004年)

松本健一

第7回(2003年)

池澤夏樹

第6回(2002年)

杉山正明

第5回(2001年)

宮部みゆき

山内昌之

 

第4回(2000年)

関川夏央

青森県教育庁「三内丸山遺跡」の発掘調査チーム

第3回(1999年)

宮城谷昌光

宮崎駿?

第2回(1998年)

塩野七生

第1回(1997年)

立花隆

文学賞

Posted by 綾糸