2002年に公開された映画「森の学校」の詳細です。
三浦春馬 12歳にして初の主演映画。
「ドリパス」でリクエストが多く、2020年12月から全国で再上映される事になり、18年越しに全国の劇場で見られるように。
参考:NEWSポストセブン
ドリパスでは最初の予定を大幅に上回り、リクエストされ続け、各地で上映が止まらない状態。
森の学校
公式サイト
予告動画(非公式YouTube)
映画の概要
2002年7月20日 公開
(2005年12月20日~12月27日の映画祭で上映)
当時はつくばアクターズスクールに所属していた春馬くんは、サインを考えた方でもある恩人の村木勲さんと共に、丹波篠山(兵庫県)にて撮影。撮影期間は20日間。
「子どもは好奇心の塊だ。
なんにでも興味を持ち、 なんでもしたがる。」
この物語の原作者、京都大学名誉教授の河合雅雄 先生は、自然と子どもの事を自書の中で、このように 私たちに語りかけている。知識は机の上で学べるが、知恵は部屋の中では 生まれない。TVゲームで
は、命の尊さは判らない。自然と戯れる子どもの目は、生き生きと輝いている。
自然は子どもたちの生きた教科書。夢と希望、死と惜別を教えてくれる。子どもの自然の中での実験こそ、 大人になったとき「優しさ」「愛」「慈悲」などとして花開くのではないだろうか。
この映画は、 山野を駆巡り、川や田圃で泥だらけになりながら、遊びの中から自然の美しさや命の不思議を心に刻んだ河合先生の児童文学賞を受けた原稿を基にしながら 描く腕白少年物語です。
非行・少年犯罪・家庭内暴力・幼児虐待・自然破壊…
これらのことばが社会問題として日常的にニュースや記事として報道されつづける今だからこそ、 子ども本来の姿とは何かを考え、「自然と人間」 「子どもと親」「家族と社会」の関り合いを楽しく、 そして本質的に問いたいと思っております。
子供の遊び場は何処にいったのでしょうか?
まだまだ自然の中に遊び場はある筈です…「子供の自然を取り戻そう」をテーマにしているこの映画は、河合雅雄原作「少年動物誌」(福音館書店刊)を原作に創作した物語です。
歯科医の家庭に生まれた六人兄弟 仁(ひとし)・公(ただし)・雅雄(まさお)・ 道雄(みちお)・隼雄(はやお)・逸雄(いつお)が 丹波篠山の山野を駆け回り、川や 田圃で泥だらけになりながら、自然の素晴らしさや 美しさ、生命の尊さをさまざまな出会いや別れによって心に刻んでいく、 感動の腕白物語です。
加えて両親の愛情表現は親と子の本当のあり方を考えさせらると信じます。
この映画を一人でも多くの方々が鑑賞される事で、 さらに親と子・人間と自然の未来への新たなる交流が始まります。
(公式サイトより)
スタッフ
原作:河合雅雄(京都大学名誉教授)の小説
監督・企画:西垣吉春
製作:端信行・守実淳
配給:森の学校上映委員会
上映時間:103分
「春馬は“できた”んじゃない。そういうものを持っていたんだ」
そう語るのは、映画『森の学校』でメガホンを取った映画監督の西垣吉春氏。その神童ぶりは、それから18年近く経ったいまも、記憶に刻み込まれているという。
~略~
「とにかく光っていました。そりゃあ、光ってた光ってた」
~略~
「この映画はみんなの努力があったからできた。しかし、春馬がいたからこそ。春馬じゃなかったら、この映画は成功していなかったですね」
(NEWSポストセブンより)
キャスト
原作者と同じ名前の河合家の三男。正義感が強く自然を愛する少年役。
河合秀雄(父):篠田三郎
河合静子(母):神崎愛
河合さと(祖母):雪代敬子
河合仁(長男):久保山知洋
河合公(次男):登坂紘光
河合道雄(四男):小谷力
河合速雄(五男):小阪風真
河合逸雄(六男):小阪明日佳
河合栄一:村木勲(当時の春馬くんの付き人)
河合文:鈴木法子
前田美代子:小峰玲奈
前田絹江(美代子の母):日向明子
波多野万蔵(美代子の祖父):織本順吉
波多野フキ(美代子の祖母):松村康世
牛島医師(雅雄の主治医):桂茶がま
林一朗(校長):芝本正
上田和子(5年担任):みやなおこ
木田正勝(憲兵隊長):谷口高史
石井吉久(大工):レッツゴー長作
ゴリラ(城の管理人):島木譲二
岡沢明:窪田弘和
幸:浜崎涼子
香具師:福本清三
徳三:北見唯一
竜吉:空田浩志
木村征治:向田祐介
木田勝久:宍戸佑輔
小嶋康子:小南茜
康子の母親:奥山陽子
土田幸彦:川口正太
中森進:柴田光
坂井和夫:高村剛史
田口武:青木雅大
武の父親:旭屋光太郎
坂口勇作:永松智
大場邦夫:石川僚
田村悦子:山口陽子
悦子の父親:永田周作
岸本孝子:岡田味佑起
畑洋子:三輪美優
沢田文代:小浦彩里
田崎伊都子:辻彩耶香
酒井未波:金井未波
酒井那波:金井那波
中西哲夫:中野友貴
川北三郎:北田大貴
西牧公平:野澤大地
北尾正武:上原伸也
森永浩:田中一郎匡
谷垣敏和:中川大二郎
あらすじ
自然豊かな昭和10年代の丹波篠山を舞台に、少年の成長を描く感動作。わんぱくざかりの少年と、彼をとりまく仲間たちや家族との絆を、ノスタルジックに描き出す。
歯科医の三男坊・雅雄(三浦春馬)は腕白だが、病弱で学校も休みがち。成績は悪いが動物や昆虫好きな彼を両親は温かく見守っていた。
ある日、仲間が宿敵の子供たちに苛められた雅雄は、一騎打ちで憲兵隊長の息子を負かしてしまう。
ガキ大将の雅雄は、篠山の自然を唯一の心のよりどころにしていた。ある日、東京から転校生の美代子がやってくる。最初は彼女を敬遠していた雅雄だったが、ある事件をきっかけにうちとけていく。
森の学校 (C)2002森の学校製作委員会
ロケ地
当時12歳だった春馬くんが、今になって町おこしにも大貢献しているのが凄い。
丹波篠山は、兵庫県の山の方で結構な田舎です。ボタン鍋(猪)が有名で、栗やタケノコなど山の幸も美味しい、自然豊かな町。昔は村だったような気がするけど、「篠山町」→「篠山市」から合併で今は「丹波篠山市」。
【ロケ地関連サイト】
ロケ地マップ
【ロケ地マップ配布場所】
- 丹波篠山市役所 商工観光課(平日 8:30~17:00)
- 篠山口駅観光案内所(大沢165 10:00~17:00)
- 篠山観光案内所(北新町97 9:00~17:00)
篠山口駅観光案内所と、篠山観光案内所では、映画「森の学校」の公式パンフレットも販売(1冊700円:1人2冊まで)しており、パンフレット1冊につきロケ地マップを1部プレゼント。
篠山城跡
河原町妻入商家群(鳳凰会館)
春日神社の秋祭り
南馬出・小林家長屋門
郡家(グンゲ)の憲兵隊
丹波篠山市曽地中(桜の木)
波々伯部(ほうかべ)神社
弁天橋
丹波焼(立杭)登り窯
丹波篠山市大山宮(旧園田家)
おすすめコース
マップでは16か所のロケ地が紹介されていますが、すべてを回るには広範囲な為、おすすめのコースが提案されています。
1日フルコース
【出発】JR相野駅
バス10分
「最古の登窯丹波焼の郷巡り」
タクシー
「弁天橋」→「波々伯部神社」→「桜の木」
タクシー
「城山城跡」→「春日神社」→「河原町妻入商家群」→「南馬出」
タクシー
「旧園田家」
【GOAL】JR篠山口駅
3時間半で名場面コース
【出発】JR篠山口駅
バス10分
「城山城跡」→「春日神社」→「河原町妻入商家群」→「南馬出」
タクシー
「弁天橋」→「波々伯部神社」→「桜の木」
【GOAL】JR篠山口駅
2時間のお手軽コース
【出発】JR篠山口駅
バス10分
「城山城跡」→「春日神社」→「河原町妻入商家群」→「南馬出」
【GOAL】JR篠山口駅
ネット購入
現地へ行けない方は、オンラインでも購入可能です。
丹波篠山こしひかり 3合×2袋
丹波篠山茶 緑茶 ティーパック
1,800円(税込み)
以下、販売終了分
- 森の学校ギフトセット KURI(ロケ地マップ付き)
- 森の学校ギフトセットGOHAN(ロケ地マップ付き)
- 森の学校ギフトセットKUROMAME(ロケ地マップ付き)
各:\3,000(税込み)
KURI のセットを注文。栗あんと丸ごとの栗が入ったパイが2つ、黒豆チョコ、こどもほうじ茶のセット。3,000円はちょっと高いかな~という内容ながら、目的は「ロケ地マップ」なので良し。
更に、春馬くんが関わった場所が盛り上がり、町おこしになる事も、春馬くんの事を思う人が増えたり、長くいつまでもいる事を祈りつつ、いただきました。
栗パイ、おいしかったです。
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