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親鸞賞・第1回(2000年)~現在までの受賞作品のすべて

親鸞聖人像 文学賞
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親鸞賞について

Q
親鸞賞とは
A
親鸞賞(しんらんしょう)は、親鸞を記念して2000年に設立された文学賞。
受賞者は1年置きに偶数年の10月に発表され、授賞式は12月に東本願寺東山浄苑で行われる。

主催:一般財団法人本願寺文化興隆財団
対象:優秀な文学(ジャンル不問)

Q
発表はいつ?
A
西暦偶数年の10月(隔年)

2020年の発表以降、発表なし(2024現在)

 

参考・引用元

ウィキペディア一般財団法人本願寺文化興隆財団

親鸞(ウィキペディア)

鎌倉時代前半から中期にかけての日本の僧。
承安3年4月1日 – 弘長2年11月28日

尊称:親鸞聖人・宗祖聖人・開山聖人
宗旨:浄土真宗
著作:『教行信証』『三帖和讃』、他

同じく一般財団法人本願寺文化興隆財団主催の「蓮如賞」は以下をご覧ください。

蓮如賞・第1回(1994年)~現在までの受賞作品のすべて
参考・引用元 ウィキペディア、一般財団法人本願寺文化興隆財団 蓮如(ウィキペディア)室町時代の浄土真宗の僧。 応永22年2月25日 - 明応8年3月25日尊称:蓮如上人 宗旨:浄土真宗 著作:『御文』『正信偈大意』、他 蓮如上人ものがたり/...

 

受賞作品のすべて

2020年以降、発表なし

第11回(2020年)
朝井まかて:グッドバイ

長崎の油商・大浦屋の女あるじ、お希以―のちの大浦慶・26歳。黒船来航騒ぎで世情が揺れる中、無鉄砲にも異国との茶葉交易に乗り出した。商いの信義を重んじるお希以は英吉利商人のヲルトやガラバアと互角に渡り合い、“外商から最も信頼される日本商人”と謳われるようになる。やがて幕末の動乱期、長崎の町には志を持つ者が続々と集まり、熱い坩堝のごとく沸き返る。坂本龍馬や近藤長次郎、大隈八太郎や岩崎弥太郎らとも心を通わせ、ついに日本は維新回天を迎えた。やがて明治という時代に漕ぎ出したお慶だが、思わぬ逆波が襲いかかる―。いくつもの出会いと別れを経た果てに、大浦慶が手に入れたもの、失ったもの、目指したものとは―。

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第10回(2018年)
諸田玲子:今ひとたびの、和泉式部

式部とわたしは、もしかしたら、前世からの縁で結ばれているのかもしれない―。童女御覧の日、怯えた自分を御簾の間から抱きとめてくれた女性、それが和泉式部だった―。式部の養父母である大江匡衡と赤染衛門の娘・江侍従は式部に魅せられ、「和泉式部物語」からあえて省かれてしまった真実を探ろうと奔走する。そして辿りついた、恐ろしくも哀しい結末とは…。

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第9回(2016年)
> 澤田瞳子:若冲

京は錦高倉市場の青物問屋枡源の主・源左衛門―伊藤若冲は、妻を亡くしてからひたすら絵に打ち込み、やがて独自の境地を極めた。若冲を姉の仇と憎み、贋作を描き続ける義弟・弁蔵との確執や、池大雅、与謝蕪村、円山応挙、谷文晁らとの交流、また当時の政治的背景から若冲の画業の秘密に迫る入魂の時代長篇。

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第8回(2014年)
木内昇:櫛挽道守

幕末の木曽山中。神業と呼ばれるほどの腕を持つ父に憧れ、櫛挽職人を目指す登瀬。しかし女は嫁して子をなし、家を守ることが当たり前の時代、世間は珍妙なものを見るように登瀬の一家と接していた。才がありながら早世した弟、その哀しみを抱えながら、周囲の目に振り回される母親、閉鎖的な土地や家から逃れたい妹、愚直すぎる父親。家族とは、幸せとは…。

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和田竜:村上海賊の娘

『のぼうの城』から六年。四年間をこの一作だけに注ぎ込んだ、ケタ違いの著者最高傑作! 和睦が崩れ、信長に攻められる大坂本願寺。毛利は海路からの支援を乞われるが、成否は「海賊王」と呼ばれた村上武吉の帰趨にかかっていた。折しも、娘の景は上乗りで難波へむかう。家の存続を占って寝返りも辞さない緊張の続くなか、度肝を抜く戦いの幕が切って落とされる! 第一次木津川合戦の史実に基づく一大巨篇。

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第7回(2012年)
稲葉真弓:半島へ

その春、「私」は半島に来た。
森と海のそば、美しい「休暇」を過ごすつもりで――。たったひとりで、もう一度、人生を始めるために――。
川端賞受賞の名作「海松(みる)」を超えた、究極の「半島小説」

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第6回(2010年)
宮尾登美子:錦

若くして、京都・西陣で呉服の小売りを始めた菱村吉蔵は、斬新な織物を開発し、高い評価を得る。しかし模造品が出回り辛酸を舐めた末、元大名の茶道具の修復をきっかけに、より高度な作品を手がけるようになった。そしてついには法隆寺の錦の復元に挑む…。

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第5回(2008年)
立松和平:道元禅師

源平戦乱の余燼さめやらぬ鎌倉初期、京都の摂関家・藤原基房の娘伊子を母に、村上源氏の流れを汲む名門家の歌人・久我通具を父に生まれた道元は、瞳が二重の「重瞳の子」のため天下人か大聖人になるとの予言を受ける。幼少のうちに母を失い世の無常を身に染みて感じた道元は、真実の道を求めて出家。建仁寺で栄西の弟子・明全に師事したが、正法を求める思い止み難く宋へと向かった。

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第4回(2006年)
高村薫:新リア王

保守王国の崩壊を予見した壮大な政治小説、3年の歳月をかけてここに誕生!
父と子。その間に立ちはだかる壁はかくも高く険しいものなのか――。近代日本の「終わりの始まり」が露見した永田町と、周回遅れで核がらみの地域振興に手を出した青森。政治一家・福澤王国の内部で起こった造反劇は、雪降りしきる最果ての庵で、父から息子へと静かに、しかし決然と語り出される。『晴子情歌』に続く大作長編小説。

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第3回(2004年)
池澤夏樹:静かな大地

明治初年、淡路島から北海道の静内に入植した宗形三郎と四郎。牧場を開いた宗形兄弟と、アイヌの人々の努力と敗退、繁栄と没落をえがく壮大な叙事詩。著者自身の先祖の物語であり、同時に日本の近代が捨てた価値観を複眼でみつめる、構想10年の歴史小説。

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第2回(2002年)
水上勉:虚竹の笛

古代中国に生まれ、朝鮮半島を経て日本へ伝えられたという尺八。素朴で懐かしい音色の小さな楽器に打ち込んだ人物たちの事績を追いながら、日中交流の歴史を描き出す畢生の歴史小説。

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第1回(2000年)
辻井喬:沈める城

国際資本の企みに敗れた経営者・荘田邦夫。革命運動に挫折した詩人・野々宮銀平。遙か南の古代文明から照射される戦後日本の思想なき繁栄の欺瞞―再生を希求する物語。

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