2008年放送の連続ドラマ「ブラッディ・マンデイ」の詳細です。
三浦春馬 18歳。連ドラ初主演作品
ブラッディ・マンデイ
2008年10月~12月 TBS
以下から動画配信サービスでも見られます。
DVDーBOX
本編6枚+特典2枚 (合計8枚組)
本編:約95分/約101分/約100分/約100分/約100分/約100分
特典ディスク:約152分/約216分
時間 : 10 時間 発売日 : 2020/12/23 販売元 : アミューズソフト ディスク枚数 : 8枚 |
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オールアップサプライズの動画
概要
2008年10~12月放送。
原作:龍門諒・恵広史
脚本:蒔田光治、渡辺雄介
プロデューサー : 蒔田光治、神戸明、樋口優香
ディレクター・監督 : 平野俊一、波多野貴文、宮下健作
制作 : 東宝/TBS
主題歌 : Over the rain~ひかりの橋~/flumpool
天才ハッカーの高校生が、家族や仲間を救うべく最凶最悪のウイルステロに立ち向かう、スピード感あふれるノンストップアクション・サスペンス「ブラッディ・マンデイ」。2010年に“シーズン2”も制作される人気作となった。
主人公の天才ハッカー・高木藤丸を演じるのは、この作品が連続ドラマ初主演となった三浦春馬。このほか、吉瀬美智子や吉沢悠、成宮寛貴、佐藤健など勢いのあるキャストが勢ぞろいした。学校や警察組織にまで潜入するテロ組織のスパイ、そして時間とともに確実に進行するウイルステロ。これらの脅威に、藤丸たちはどう挑んでいくのか!? 映画顔負けの迫力ある映像と予測不能のストーリー展開から目が離せない!
キャスト一覧と裏切者一覧
一見、普通の高校生だが、天才ハッカー。通称:ファルコン
<高木家> 高木藤丸(ファルコン):三浦春馬 高木遥(妹):川島海荷 高木竜之介(藤丸の父):田中哲司 |
<テロリスト集団> 折原マヤ:吉瀬美智子 神崎潤 / J:成宮寛貴 神島紫門:嶋田久作 出門丈一(スナイパー):TET 安藤健 / ブルーバード:山口龍人 城田学:滝藤賢一 有村望:恒吉梨絵 宮本耀:安部魔凛碧 西田笑太郎:斗澤康秋 小林大助:谷口翔太 |
<弥代学院高等部 新聞部> 九条音弥:佐藤健 朝田あおい:藤井美菜 立川英:久野雅弘 安斎真子:徳永えり |
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<THIRD-i(警察庁の秘密部隊)> 霧島悟郎:吉沢悠 加納生馬:松重豊 宝生小百合:片瀬那奈 南海かおる:芦名星 澤北美姫:阿南敦子 工藤明:久保田将至 村上杏里:渡辺志穂 中川沙織:原田佳奈 鎌田淳一郎:斎藤歩 苑麻孝雄:中原丈雄 沖田耕一:工藤俊作 |
<その他> 九条彰彦(音弥の祖父、総理大臣):竜雷太 安岡啓太郎(内閣官房長官):浜田晃 敷村壮介(教授):神保悟志 宗方瞳(研究員):村岡希美 日景潔(教師):並樹史朗 大杉健一(警視庁捜査部長):中根徹 船木勘助(警視庁刑事):螢雪次朗 伊庭刑事:尾崎右宗 富永京子(看護師):宮澤美保 田辺僚:永倉大輔 池田勝彦:小久保丈二 黒崎所長:山中敦史 石川看守:野間口徹 浅倉看守:佐伯新 安田由紀子:江口のりこ |
相関図
ネタバレ
第1話:ウイルステロ
#1 日本最後の日!1人の命か!?千万人の命か!?最凶ウイルステロの陰謀と伝説の天才ハッカーの闘いがいよいよ今夜はじまる!!
(初回はスペシャルで約95分)
ネットで憂さ晴らしに不平不満を言う若者たち。「ムカつくやつ多すぎ!」「日本ってなんかおかしい」「こんな国ふっとんでしまえ」・・・
「もうすぐ君たちの願いはかなうと思うよ」と誰かの書き込み。
街の雑踏を歩く高木藤丸(三浦春馬)。
クリスマスイブの夜、極寒の地・ロシアでは、あるウイルス取引が成立していた。教会では眼・鼻・口から血を流している人々・・・。
– 日本 –
テロ対策機関として設置された警察庁警備局公安特殊三課:通称「THIRD-i(サードアイ」の動きが慌ただしい。
上空からの衛星写真ではウラジオストックは軍により閉鎖され、住民が一斉にいなくなり町が消えている?ロシアのテログループを調べ始める。
密売組織の男から殺人ウイルスを手に入れた女。彼女の目的は日本でウイルステロを起こす事だった。計画のキーワードは「ブラッディ・マンデイ」。そして日本にやってきた女は、自分を追ってきたロシアの諜報員を射殺し、行方をくらましてしまう。諜報員の体内からチップが発見されたがロシアでの出来事はテロの可能性があり、次のターゲットは東京。決行は数日以内。だが詳細は不明。
捜査に乗り出した警察庁の秘密部隊「サードアイ」は、諜報員が残した暗号解析のため、弥代学院高等部に通う高木藤丸(三浦春馬)に依頼する事に。
藤丸は、見た目はごく普通の高校生だが実は”ファルコン”と呼ばれる天才ハッカー。サードアイメンバー高木竜之介(田中哲司)の息子。これまでも高度のハッキング技術で数々の不正を暴き、2年前、中学生だった藤丸のハッキング行為を見逃す代わりにサードアイの仕事を手伝った過去がある。
ハッカーと言ってもハッキング自体が犯罪である事を除いて、悪い事をしてきた訳ではなく、悪事を暴く為など正義感は強い。
サードアイメンバーに無理矢理連れてこられた藤丸に苑麻孝雄局長(中原丈雄)、霧島悟郎(吉沢悠)らがロシア軍用施設のコンピューターへのハッキングを依頼。「犯罪を犯せっていうんですか?」
既に2年前にも犯罪を犯してるだろう。君の力で日本が救えるのに、なぜそれを使わないんだと言われるが、「断る」と藤丸。
加納生馬(松重豊)は「こんなガキに何ができますか、もうよしましょうよ、局長。」 「子供の遊びじゃねぇんだよ!」とわざと藤丸をあおる。
「君の友達も家族もいなくなるんだ、東京がなくなるんだ」と言われるが「俺には関係ない」と帰ってしまう。
授業中、端末を隠し何やら作業する藤丸。後ろの席から朝田あおい(藤井美菜)がのぞき込む。「またエロゲー?」「うるさい」と言い合っていると教師に見つかる。何かのプログラミングをしていた藤丸だが、教師に見られる寸前にゲーム画面を出し「このままじゃ留年だぞ。ゲームなんかしてる場合か!」と叱られる。
授業が終わると、同じクラスの安斎真子(徳永えり)が生物教師:日景潔(並樹史朗)に部屋へ来るよう呼ばれ、「駅前でバイトしているのを父兄が見て苦情があった。君だね」真子が「今月の学費がどうしても足りなくて」と言うと「このままじゃ停学」と言いながら真子のブラウスのボタンを外す日景。なんとか突き飛ばして逃げ出した真子が、服装を乱し泣いているところへ藤丸が通りかかる。
結局、真子には停学が言い渡される。
<新聞部部室>
藤丸、九条音弥(佐藤健)、朝田あおい(藤井美菜)、立川英(久野雅弘)は新聞部に所属。あおいが「両親がおらず親戚の家で暮らし、学費を稼ぐ為に必死な真子を、いきなり停学なんて酷すぎる。」と、この事を次の新聞のネタにしようと言うが、音弥は「あまり大騒ぎすると帰って安斎(真子)を傷つけるかも」。立川は「逆に僕らが学校から睨まれるかも」と弱腰。
「高木くん 聞いてる?」と言われた藤丸は急に腹痛を訴え部室を出て行く。
家に帰ると妹の遥(川島海荷)が楽しそうにたくさんの料理を作っている。父親から早く帰れそうと連絡があり、一緒にご飯食べれるのは久しぶりと張り切っているのだ。
藤丸は「あんまり期待しないほうがいいよ。あいつが約束守った事なんてあったかよ」と言い、つまみ食い。
遥「こないだお兄ちゃんからもらったゲームおもしろかった」
藤丸「いい子にしてたら、もっとおもしろいゲーム見つけてきてやるよ」
(実は遥の為に自分でゲームを作っている)
高木家は母親が既に他界、父親は仕事が忙しくほとんど家にはおらず、家では藤丸と遥の2人。遥は持病があり定期的に透析を受けている。藤丸は妹思いの優しい兄。
そこへ父から電話で「急に仕事になり帰れない」と連絡。落ち込む遥を心配そうに見守る。
自室に入った藤丸は、生物教師に安斎真子からを装ったメールを送る。
先生、お願いします。
停学を取り消してくれるなら何でもします。
その証拠に写真添付しました。
日景(生物教師)ニヤけた顔で添付写真を開くと・・・。
その写真を開いている間に日景のパソコンに忍び込み、パスワードもゲット。
席を離れた間に中身を見ていると、、、なんと・・・女子高生たちを縛った画像などが山ほどあった。
翌日、学校の先生たちにはあるアドレスの貼られたメールが届いており、そこには日景が女子高生のコスプレをして縛られ、鞭うたれて喜んでいる映像があり、校内に自身のSM変態プレイが知れ渡る。
廊下で日景とすれ違った藤丸は「ばっかが見る~」と呟く。(この事で犯人は藤丸と気づいた日景に後に復讐されるが・・)
この一件で、日景は退職。安斎真子の停学は解かれた事が掲示板に貼りだされている。
喜ぶ 朝田あおい、安斎真子、立川英。真子は「神様っているのかも」。立川は「誰かが日景のパソコン乗っ取った」と藤丸のやった行為を見抜いているが、誰がやったんだろうと話している3人。
後ろから見ていた藤丸と音弥。真子に「藤丸くん何か知らない?」と聞かれるがとぼける。
あおいは「無駄よ、こんなヤツに聞いたって」 藤丸「おい!こんなヤツってなんだよ!あとで覚えてろよ!」と仲良さそう。
もちろん、みんなは藤丸が天才ハッカーだとは知らないが、音弥は、何かを察している様子・・。
学校の帰り道、またサードアイメンバーが藤丸の前に現れ、昨夜、学校のパソコンに侵入しただろ。あれは犯罪だ」と、それを口実に連れて行かれる。
断れば逮捕すると言われた藤丸は、父親と話をさせてくれと頼む。
「ハッカーから足を洗えと言っていたのに、すまん」と謝り、「俺から断っておくよ」と言う父に藤丸は「それは親父として?それとも職務として?」
「こんな事でもない限り、一生あんたの事知らなかったかも」と藤丸。いつも忙しく、家にいない父とろくに話をする事なく暮らしてきた。
「もし何かあった時、お前を最後まで守ってやれないかもしれない」
「わかってる、俺らより国を守るんだろ」
引き受ける代わりに、遥の為に明日は早く帰ってくれ、自分はいいが、遥にはもっと父親らしい事をしてやってくれと条件を出す藤丸。
引き受ける事になった藤丸にサードアイからモバイルPCが支給される。
翌日から早速、ハッキングを始める。入りやすそうな関連施設から、順にターゲットへ近づいて行く・・・。監視システムに引っかかったらアウト。
その日、学校では退職した生物教師の代わりに新しい教師が赴任。優秀で美人の折原マヤ(吉瀬美智子)を前にざわつく男子生徒たち。
折原に見とれる藤丸を後ろから あおいが教科書で引っぱたく。気づいた折原が藤丸の元へ来て、デスクにあったノートパソコンを見つけ、授業が終わったら来いと言う。
生物室へ行くと、折原は足をわざとらしく組んだり、胸元を開いた格好で、やたらに女アピールをしてきて、ニヤける藤丸。そんな時、藤丸のパソコンを置くフリをして、わざと水槽の中に落とし、使い物にならなくなされる。
藤丸「バックアップもあるから大丈夫」 折原「必ず弁償するから」
サードアイでは課内の持ち出し禁止になっている機密ファイルが不正コピーされた形跡があり、内部犯だとわかったと澤北美姫(阿南敦子)が高木に報告。内密に調べる事に。
そこへ沖田課長(工藤俊作)から高木に電話が入り、特別な情報が手に入ったらしい。内部にスパイがいるかもしれない状況になり、2人はこっそりと街で会う。データが入ったカードを受け取り、「国際医科大学の敷村教授(神保悟志)に話を聞けば、これがなんなのかわかる筈だ」と言いながら歩いていると沖田がヒットマンに撃たれてしまう。
最後の言葉は「ブラッディマンデイ」
現場にはサードアイメンバーの加納(松重豊)、宝生小百合(片瀬那奈)、南海かおる(芦名星)が駆けつける。
加納が「犯人は恐らくどこかの軍隊で訓練を受けた人間」と言い、いきなり3人で高木のボディチェック、沖田から預かったデータカードを取り上げる。
誰にも言わずに2人で会っていたのに犯人は何故この場所がわかったのか、あんたが手引きしたんじゃないのか。機密ファイルをコピーした人間もログやIPであんただとわかったと言い、拘束される高木。
拘束から抜け出し逃亡した高木。息子:藤丸に電話をする。
「悪い、今夜は帰れなくなった。お前をとんでもない事に巻き込んでしまった。今すぐハッキングは中止しろ。続ければお前も狙われる。それから、遥を守ってやってくれ。」
「もう会えないかもしれない。だけどこれだけは信じてくれ。俺はいつまでもお前と遥の味方だ。周りが何を言おうとだ。」
「もう会えないってどういう事だよ」
「いいか、今から言う言葉をよく覚えておけ、一度だけ言う。必要な時がくるまで絶対に人前では口にるすな。」
「”ブラッディマンデイ” だ」
家に帰ると、家の前に警視庁捜査一課の船木刑事(螢雪次朗)らがおり、父親が人を殺して逃げたと聞かされる。連絡があったら教えろと言う。
遥が心配になり急いで家に入ると、また料理をたくさん作っているが、様子がおかしい。やはり、外にいる刑事たちは遥にも同じことを言っていた。
藤丸は「なんかの間違いだよ、父さんがそんな事する筈ないだろ」と遥を慰め、写真立ての位置が微妙に違っているのに気づき、裏を見ると盗聴器が仕掛けられていた。探してみると藤丸の部屋のマウス、リビングの照明などにもあった。(外にいた刑事が車の中で聞いていた)
父にはもうハッキングを中止しろと言われたが・・・
サードアイからもらったPCは壊れてしまったので、自宅の自分のPCで続けている藤丸。
父の言葉が蘇る・・・
”ブラッディマンデイ”
夜中、遥が眠れずにキッチンへ水を飲みに来た。
その時、今日届いた藤丸が注文していたラック(の筈だった)の箱から人が出てくる・・・。
実は、サードアイから来た宝生だった。ハッキングは直ちに中止するように正式な通達だと言い、外にいる刑事たちとサードアイは敵対している為、おかしな形で高木家に潜入したらしい。
藤丸は父にも同じ事を言われた。だから(ハッキングは)続けることにした。と言う。
突き止めれば親父の無実を証明できるかも。もうこれは自分と親父の問題。テロが起きたら何百万人も死ぬんだろ?なら今逃げたって一緒だよ。
宝生は「さすが高木さんの息子だ」と、局長に許可を取ってくれる事に。
サードアイの南海かおる(芦名星)は、高木から取り上げたデータを持って国際医科大学の敷村教授(神保悟志)を訪ねるが、解読には時間がかかると言われる。いつもは高木が来るのにどうしたのかと聞かれ、機密データを横流ししていて逃亡中だと伝える。敷村は「まさか」と信じていない様子。
テロリストと連絡を取っている折原マヤ。「警察が家に仕掛けた盗聴器もあっという間に見破られた、ファルコンを甘く見るな。」と言われている。
折原の電話の相手は「ただ、その盗聴器のお陰でファルコンの一番大事なものがわかった(妹)。もしファルコンがロシア軍用施設のハッキングに成功するような事があれば罰が下る」と話している。
やっとターゲットに辿り着いたが、自分の前に「ブルーバード」という奴が侵入を試みた形跡がある、ギリギリのところで逃げたようだけど、あちこちに傷口を作っていたのでそこから入る と藤丸。
遂に侵入に成功。ファイルのダウンロードに成功する藤丸。そのファイル名はロシア語で「クリスマスの虐殺」。中は暗号化されている。
朝になり、学校へ行く為、遥を宝生に任せ先に出る藤丸。
宝生は外の刑事に見つからないように後から行くといい1人で出された不安そうな遥だが、角で待っている兄:藤丸を見つけ笑顔に。2人は学校へ。
徹夜した藤丸は授業中に居眠りをし、また折原に呼ばれるが、折原はこないだのお詫びだと言ってノートパソコンをくれた。徹夜したのか?何をしてるの?と問い詰められ「大事な仕事を頼まれてて」と言うと、じゃ、次の授業はなんとかしてあげるから、ここで続きをやれと言う折原。
折原にもらったモバイルは、無線LANだと盗聴されるので、有線LANに繋がっている部屋のPCを貸してと言う藤丸。
折原(なんて子・・・うちのハッカーが消去に失敗したファイルを易々と盗み出した)
昨夜、ダウンロードしたファイルの事。藤丸が見つけたもう一人の侵入者:ブルーバードはテロリスト。だが、藤丸はそんな事も、折原がテロリストと繋がっている事ももちろん、知らない。
「難しそうね」「暗号化されてるんです」「どのくらいかかるの?」「高性能のPCを使っても1か月」「そんなに?(その頃にはもうすべて終わってる)」
「でも、これをあっという間に終わらせる方法があるんです!」とニッコリ笑う藤丸。
ファイル交換ソフトを使い、ネットの向こうに繋がる何千万台のコンピュータ、それらの余力で総攻撃する・・と話していると(後ろでイラつく折原) そしてすぐに結果が出て、暗号化キーを入手した藤丸。すぐに部屋の外へ出てテロリストに報告の電話をし、このファイルが本物なら藤丸を消すと言う折原に相手は「彼は生かして利用する。こちら側につける」
暗号解読に成功し、開いたファイルにはロシアの教会での映像が映っていた。次々と血を流しながら倒れる人々・・。
「なんだよ、これ」
早速、サードアイに映像を送る。
それを見た局長は国家緊急テロ対策合同特別部会を招集。警察、公安に内閣官房長官なども集まり会議。
敷島教授「おそらくこれは、天然痘とエボラをかけ合わせたウィルス。ブラッディX。旧ソ連でも開発を断念したほどの威力。被害は最初の1週間で800万人以上になる。」
2年前にこのウィルスが発覚した際、抗ウィルス剤の開発に着手していた敷島だが、常に変異している為、膨大な資金と時間がかかる。政府判断で途中でやめさせられ、完成していない。
遥が透析に行った病院で何者かに誘拐されてしまう。宝生は敵にやられて倒れていた。
遥からの電話に「どうした?」と笑顔で出た藤丸に「関東電力の中央管理センターをハッキングして管理者パスワードをゲットしてきて。言うとおりにしたら妹は返してやる。急いだほうがいいぞ。妹、早く透析受けさせないと。誰にも言うなよ」と知らない男は言い、電話は切れる。
すぐに宝生に電話するが繋がらない。その頃、気がついた宝生がサードアイへ連絡。
「俺が余計な事をしたせいで、遥が・・」
そこへ宝生が車で現れ、「守れなくてごめんなさい。発信機をつけておいたから居場所はわかる、すぐに行きましょう」
発信機を辿って表参道へ行くと、遥のカバンだけが残されていた。近くを探し回っている藤丸に、見知らぬ男が呼び出し音が鳴っている携帯を無言で差し出してくる。
電話の相手「警察にしゃべっちゃったでしょ。妹がどうなってもいいのね。」
「ハッキングは今からやるから遥に何もしないでくれ!」と言い、街中でPCを開きハッキングをする藤丸。あっという間に相手が要求する管理者パスを入手。と同時に藤丸の携帯に電話がかかり、誘導された方を向くとマネキンの中に縛られうなだれている遥!
急いで向かうとそこには退職した生物教師の日景がいた。ある人に「藤丸に復讐する方法がある」と言われて手伝ったらしい。
「パスワードありがとう。お陰でこれから何百万人が死ぬ事になる」と言い残し逃げる日景。藤丸は遥の元へ急ぎ、縄を解く。
「ごめん、ごめん、遥・・・」
遥を病院へ連れて行き、無事に透析も開始。医者によれば「ハロペリドール(抗精神病薬)」を打たれていたみたいだが大丈夫だと。
藤丸は犯人に言われて関東電力のパスワードを教えた事をサードアイに話し、関東電力のシステムをモニタリングしながら、「今、犯人たちが侵入しプログラムを書き換えようとしているが、システムの周りにジェイル(檻)を組んだから、やつらが入れるのは俺が作った檻の中だけ、その間に犯人を捕まえて」
それを聞いたサードアイでは、関東電力エリア内のどこかで停電させ空調がしまった施設でウィルスを使う可能性を考え、大型施設、駅、地下鉄などをピックアップしている。
”豊洲フロンティア” で今日オープニングイベントがある事をつきとめ狙いを絞り、サードメンバーを始め、特殊部隊が現場へ向かう。
電話でその情報を聞いていた藤丸も豊洲へ。
テロリストのハッカーは、ファルコンの仕掛けた檻に阻まれ何も出来なかった為、変電所の制御センターを直接襲っているテロリストの仲間。
藤丸を見つめてくる風船を持ったピエロ。気になり見つめ返すと風船を渡しに来た。真顔。特徴的な指輪をしている。
受け取ろうとすると、紐が藤丸の手に触れる前に手を放すピエロ。不審に思う藤丸。
そこで停電。停電しない筈だったが、実力行使で電源を落とされた。変電所の制御センターでは全員が意識を失っている・・・。
すぐに電気が付き、安心した客たちの中、さっきのピエロが走って行く。ピエロが居た場所には怪しいボックスにつけられた風船。ボックスの光るボタンを・・・藤丸が気づき「触っちゃだめだ!」と叫ぶが、子供が押してしまう。
蓋がはずれ、風船が上がっていく・・。蓋の裏側には時限装置。
藤丸「離れろ!!」
時限装置が「0」になり、白い粉末が噴き出す。ウィルスか?
全館封鎖。防火シャッターを閉鎖。消防隊が内部調査しウィルスかどうか判明するまで客を一歩も出すなとサードアイ:霧島(吉沢悠)が指示を出し、館内にいるメンバーたちは客を誘導する。
外から入るメンバーは防護服の物々しい雰囲気の中、鼻や口から血を流す人が現れ、客たちはメインゲートに殺到し、出してくれとパニックを起こす。必死でゲートを守るサードアイ。
「万一、外へ出た者は射殺も辞さない」とサードアイ局長が指示。
ゲートでの大騒ぎを後ろから見つめる藤丸は、自分のせいだと座り込む。
そんな藤丸の肩を叩き「お前のせいじゃないさ。奴らは直接、変電所を襲った。お前が何をしようと関係なかったって事だ」とサードアイ:加納(松重豊)。
「みんな死ぬんですか・・」「お前も俺もあと数時間の命だ」「外の人は何やってるんですか!なんで助けにきてくれないんですか!」「外へ出たら射殺される、そいつが感染源となって何百人も死ぬ事になるからな。”何かを守る” ってのはこういう事だ」
絶望する藤丸。
そして思い出す藤丸。
「風船を置いていった奴を見たんです。停電する直前、ピエロの恰好して風船置いて行ったんです。」
でも、あの後どこへ行ったかわからない・・・ここのシステムに入り防犯カメラ映像を見てみるが、人が多すぎて探せない。
加納は無線で「犯人は館内にいる。ピエロの恰好をした男だ。探すぞ、死ぬ前の奉公だ!」と告げる。
藤丸も探しに行く。すると鼻から血を流し「助けて」という男に遭遇、「大丈夫ですか」と声をかけ抱き起そうとした時、あのピエロがしていた特徴的な指輪をしているのに気づく。
犯人はこいつだ、血は偽物。マスクも防護服も来ていない。気づかれたと悟った犯人は藤丸に襲い掛かり、突き飛ばした後、姿を消す。(複数の血を流していた人たちはすべてテロリストのフェイクだった)
藤丸はメインゲートへ走る。
「ウィルスは偽物だ!」と叫びながら、今、まさにこじ開けて外へ出ようとしている客を狙っている特殊犯に「やめろー!」と叫ぶが人込みで前には中々進めない。
やっと一番前に行きつき、飛び出す藤丸。ちょうどその頃、ウィルス検査も「negative」と判明し、局長や隊員に報告され「発砲中止!」の号令と、飛び出した藤丸を狙う隊員の発砲が同時に!
藤丸が撃たれると思い追いかけてきた加納が藤丸を後ろからタックルし、ゲートのガラスに当たる銃弾。
人々は無事、外へ脱出。
このテロ騒ぎ、ウィルスが偽物で被害者がいなかった事を「誰も死ななくてちょっと残念」などとネットに書き込んでいたOLの安田由紀子(江口のりこ)の元に宅配便が届く。
箱を開け覗きこんだ瞬間、白い粉末が噴射、、、
(この後、第2話で安田由紀子がウィルス感染者第1号とわかる。)
藤丸は医者に「遥を迎えに行く」と電話をし病院へ急ぐ。
目を覚ました遥が見た医者に驚く「あなた、、誰?」
ブラッディ・マンデイ (C)東宝/TBS
つづく・・。
裏切り者、スパイ、意外な黒幕、父親はどうなったのか・・・
あらすじ
第2話:最初の犠牲者
#2 殺人ウイルステロついに勃発!!迫り来る日本最後の日!
藤丸(三浦春馬)の妹・遥(川島海荷)がさらわれた。動揺する藤丸は、遥を連れ去った男から「妹を助けてほしければサードアイへハッキングしろ」と電話で脅迫される。
ショッピングモールでの一連の事件は、テロリスト集団が起こした偽装テロであった。犠牲者を未然に防いだ藤丸(三浦春馬)と「THIRD-i(サードアイ)」は、今回の事件が悲劇の序章に過ぎないことに気付かされる。
妹・遥(川島海荷)の身を案じて病院にかけつけた藤丸は衝撃の光景を目の当たりに。病室に遥の姿はなく、遥の掛かりつけの女医・京子(宮澤美保)が遺体となって残されていたのだ。病室で動揺する藤丸のもとに突然、電話のベルが鳴り響く。遥を連れ去った男からの電話だ。男は、「妹を助けて欲しければTHIRD-iへハッキングしろ」と脅迫する。遥のもとにたどり着いた藤丸だが、そこには時限爆弾が仕掛けられていた。刻一刻と近づくタイムリミット、究極の選択を迫られた藤丸は・・・。
第3話:悪者は誰?
#3 裏切り者は誰だ!?味方に潜む敵の影!!テロ首謀者・現る
藤丸(三浦春馬)と同級生・音弥(佐藤健)は、ロシアのウイルステロ「クリスマスの虐殺」の映像に映っていた女が、生物教師の折原マヤ(吉瀬美智子)ではないかと疑う。
藤丸(三浦春馬)と音弥(佐藤健)は、ロシアで起きたウイルステロ「クリスマスの虐殺」の映像に映っていた女が、生物教師の折原マヤ(吉瀬美智子)ではないかと疑う。二人はその真偽を確かめるため、マヤの自宅マンションへと潜入。自分の正体に気付いた藤丸に、マヤはついに本性をあらわし銃を向ける。絶体絶命の藤丸のもとへ、間一髪のところで「THIRD-i」が駆け付け、救出に成功。マヤを捕獲し、テロ組織についての尋問を開始する。執拗な拷問になかなか屈しないマヤだったが、藤丸の同行を条件にテロリストのアジトへ案内すると言い出して…!?
意を決し、加納(松重豊)・宝生(片瀬那奈)・マヤと共に車に乗り込む藤丸だったが、その車中、ある衝撃が走る。マヤが「THIRD-i」のメンバーにテロ組織のスパイがいると洩らしたのだ。もはや、誰を信じていいのかさえ分からない、不穏な空気が車内を包む…。裏切り者は一体誰なのか。藤丸を連れ出したマヤの目的は!?
そんな中、またひとり、謎の男が藤丸たちへと近づいていた。
第4話:一方的な逆恨み
#4 裏切りと悲劇の女!!明らかになる日本壊滅テロの真相!?
マヤ(吉瀬美智子)に案内され、倉庫へと連れて行かれた藤丸(三浦春馬)たち。裏切り者の宝生(片瀬那奈)へ銃を向ける藤丸だったが、なかなか撃つ事が出来ず…。
マヤ(吉瀬美智子)に案内され、藤丸(三浦春馬)、加納(松重豊)、宝生(片瀬那奈)の3人は人けのない倉庫へ連れて行かれる。藤丸は裏切った宝生へ銃を向けるが、なかなか撃つことはできない。すると突然、宝生が加納に向けて銃を放つ。加納は身動きが取れなくなり、藤丸はマヤと宝生に追い詰められる。藤丸は「THIRD-I」本部へ、「スパイは加納である」といううその情報を伝えさせられる。混乱する「THIRD-I」本部の監視カメラに何者かが侵入する様子が映る。沙織(原田佳奈)は侵入してきた宝生を発見する。一方、藤丸はテロリストの首謀者「J」(成宮寛貴)と対面する。
第5話:神になりたい
#5 東京壊滅!?現れたテロ首謀者との生死を懸けた対決!!
宝生は加納を撃ち、逃亡。
遥(川島海荷)の病室に宝生が訪れる。あおい(藤井美菜)が宝生の正体に気付き、襲い掛かるが、人質に取られてしまう。
宝生の兄は、過去に収賄事件を捏造され自殺した。その恨みを晴らすためスパイになったが、警察に追い込まれて、宝生は自ら命を絶つ。
目隠しをされた藤丸(三浦春馬)は、マヤ(吉瀬美智子)にファミリーレストランに連れて行かれる。そこには、テロリスト集団の首謀者・J(成宮寛貴)の姿があった。
第6話:抗ウイルス剤
#6 日本最後の日!?破壊と滅亡、そして父の真相が明らかに
藤丸(三浦春馬)は抗ウイルス剤の在り処を突き止めるべく生物科学研究所へと向かう。だが、研究所には、既にテロリスト・出門(TET)が侵入していた。
藤丸(三浦春馬)は抗ウイルス剤の在りかを突き止めるため、クラスメートの音弥(佐藤健)、あおい(藤井美菜)と生物科学研究所へ向かう。研究所には既にテロリスト・出門(TET)が侵入していた。藤丸は監視カメラの映像に、抗ウイルス剤の研究者・敷村教授(神保悟志)の姿を見つける。藤丸らは敷村教授を連れ出した後、ウイルス感染した沙織(原田佳奈)を助けるため、病院へ急ぐ。すると、突如、竜之介(田中哲司)が立ちふさがり、藤丸に「もうかかわるな」と言い放つ。
第7話:仲間
#7 テロ全貌が今夜明らかに!!非情な計画が日本を襲う!!
藤丸(三浦春馬)はサードアイの加納(松重豊)、南海(芦名星)らと共に抗ウイルス剤の在り処を導くある手掛かりから山奥のコテージへとたどり着く。
敷村教授(神保悟志)のパソコンに残されていた情報を手掛かりに、藤丸(三浦春馬)は加納(松重豊)、南海(芦名星)らと山奥のコテージへ向かう。そこは昔、藤丸が家族とよく訪れていた思い出の場所で、最近は敷村教授が研究所として利用していた。藤丸らが抗ウイルス剤を発見したのもつかの間、コテージにテロリストたちが姿を現す。一方、「サードアイ」では裏切り者や感染者を出した責任を問われ、霧島(吉沢悠)が指揮官から外される。そんな中、拘置所で怪しい動きを見せていた謎の男・神島(嶋田久作)とテロリスト集団との意外な関係が明らかになる。
第8話:導師様
#8 遂に大量感染!?拘置所に眠る犯罪者の大脱走計画の全貌
警察官・船木(螢雪次郎)を殺したという無実の罪を着せられ、追われる藤丸(三浦春馬)。音弥(佐藤健)ら新聞部のメンバーが学校の一室で彼をかくまうことに。
警察官・船木(螢雪次郎)殺害の罪を着せられた藤丸(三浦春馬)は、音弥(佐藤健)、あおい(藤井美菜)ら新聞部のメンバーに学校の一室でかくまってもらう。しかし、そこにもテロリストの影が忍び寄る。J(成宮寛貴)は藤丸と新聞部員全員がウイルスに感染していると告げ、「サードアイ」に対し、抗ウイルス剤と引き換えに拘置所の神島(嶋田久作)の釈放を要求する。テロリストの計画を知った「サードアイ」では、新指揮官・鎌田(斎藤歩)が藤丸たちの救出よりもテロリストの捕獲を優先する。通信手段を断たれた藤丸たちにウイルスの恐怖が迫ってくる。
第9話:祝祭の日
#9 テロ最終章!!神が与えし教祖の死、そして最後の月曜へ
拘置所を襲撃し教祖・神島紫門(嶋田久作)の奪還に成功したJ(成宮寛貴)らテロ集団は、最凶最悪のウイルステロ計画「ブラッディ・マンデイ」を実行に移すべく動き出す。
テロリストと格闘の末、藤丸(三浦春馬)らは抗ウイルス剤を手に入れる。しかし、発症の早かった英(久野雅弘)は接種を前に息絶え、藤丸は悲しみに打ちひしがれる。一方、拘置所を襲撃し、教祖・神島(嶋田久作)の奪還に成功したJ(成宮寛貴)らテロ集団は、ウイルステロ計画「ブラッディ・マンデイ」を実行に移そうとする。藤丸は「サードアイ」と協力してテロリストに立ち向かう。
第10話:宝箱を開けよ
#10 東京炎上!?死と裏切りと絶叫の中、遂にテロ最終舞台へ
藤丸(三浦春馬)の家へと上がりこんでいたJ(成宮寛貴)は、“自分とは音弥(佐藤健)と血の繋がった兄弟。そして、遥(川島海荷)に注射を打った”と言い残し去る。
J(成宮寛貴)は音弥(佐藤健)と血のつながった兄弟であることを藤丸(三浦春馬)に明かす。さらに「妹の遥(川島海荷)に注射を打った」と言い残して去っていく。音弥にも裏切り者の可能性が浮上したことで、藤丸は動揺する。そんな中、神島(嶋田久作)を撃ったマヤ(吉瀬美智子)が「サード・アイ」に出頭し、ウイルステロ「ブラッディ・マンデイ」の奥に隠された「宝石箱を開ける」という謎の目的をほのめかす。そして、ついに正体を明かしたKが藤丸の前に現れる。
第11話:最終決戦
#11 今夜0時東京壊滅テロ宣言へ!!生死を懸けた終幕へ
姿を現したテロリスト教団の首謀者「K」の正体は、藤丸(三浦春馬)との同級生・真子(徳永えり)だった。Kは、自分を助けに来た藤丸に対し、ためらいもなく銃口を向ける。
ついに姿を現したテロリスト教団の首謀者「K」の正体は、藤丸(三浦春馬)と同じ新聞部の同級生・真子(徳永えり)だった。真子は自分を助けに来た藤丸に、ためらいもなく銃口を向ける。銃弾は藤丸をかばった竜之介(田中哲司)の胸を撃ち抜く。「K」とマヤ(吉瀬美智子)はその場を逃げ出し、藤丸と竜之介は駆け付けた「サード・アイ」に保護される。テロリスト教団は「宝石箱を開ける」という真の目的へ向けて動きだす一方、藤丸は計画阻止に奔走する。天才高校生ハッカーとテロリストの対決が迫る。
シーズン2は以下をご覧ください。
DVDーBOX
本編6枚+特典2枚 (合計8枚組)
本編:約95分/約101分/約100分/約100分/約100分/約100分
特典ディスク:約152分/約216分
時間 : 10 時間 発売日 : 2020/12/23 販売元 : アミューズソフト ディスク枚数 : 8枚 |
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