三浦春馬-2005年-NHKテレビ小説「ファイト」詳細

NHK連続テレビ小説「ファイト」

NHK連続テレビ小説「ファイト」

概要

2005年3月28日～10月1日放送のNHK連続テレビ小説の72作目。

2006年3月6日から9日までNHKBS2で、3月21日にNHK総合TVで総集編を放送。

第1回「ただしいこと」
第2回「しんじる」
第3回「よみがえれ」
第4回（最終回）「やさしいえがお」

群馬県高崎市と四万温泉を舞台に、一時は父の仕事上のトラブルで家族が離れ離れになってしまい、自身も挫折や友人とのトラブルなどから精神的に傷つき不登校に陥った15歳のヒロイン木戸優（本仮屋ユイカ）が身を寄せた四万温泉の人々、厩舎の人々、そして運命の出会いの競走馬、サイゴウジョンコに見守られ、家族の幸せを取り戻し、やがて大好きな馬を育て、人々を元気にする牧場経営に意欲を燃やすまでを描くサクセスストーリー。

キャスト・スタッフ

作・脚本：橋部敦子
音楽：榊原大
制作：城谷厚司
演出：小林武、伊勢田雅也、東山充裕、亀村朋子、椰川善郎、吉田努、久保田充

＜木戸家＞
木戸優：本仮屋ユイカ
木戸啓太（優の父）：緒形直人
木戸亜沙子（優の母）：酒井法子
木戸檀（優の長弟）：田中冴樹→八木俊彦（13歳時、最終回のみ）
木戸希（優の次弟）：田中冴樹（5歳時、二役、最終回のみ）
高倉佳代（優の祖母）：三林京子

＜高崎第三中学校＞
黒木里夏（優の幼馴染）：垣内彩未
岡部聖也（優の中学時代からの友人）：三浦春馬
林道彦（優の中学時代の担任）：菊池均也

＜風花女子高等学校＞
新庄厚志（ソフトボール部顧問）：及川以造
片岡（新庄）真理（優の担任教師）：佐藤仁美
東野栞：田島穂奈美
北風楓：近野成美
南田萌：志田菜々子
熊谷洋二：東海孝之助

＜村上厩舎＞
村上義高（調教師）：田村高廣
品川太郎（厩務員）：瀬川亮
サイゴウジョンコ（競走馬）：ダンスアワルツ
西郷吾一（ジョンコの初代馬主）：藤村俊二
西郷珠子（西郷の5人目の妻）：草村礼子
西郷ミサエ（西郷の娘）：藤森夕子
今岡篤（ジョンコの2代目馬主）：井上順
金井和也（ジョンコの担当獣医）：小川隆市
ジョンコの騎手：武豊

あらすじ

２７週で全１６２話あります。

第7話「すりかえ」2005年4月4日

ソフトボール部の練習に励む優（本仮屋ユイカ）だったが、気持ちにはわだかまりがあった。部員たちがソフトボールを真剣にやっているのではなく、監督のご機嫌をとってレギュラーをめざしていると感じたからだ。そんな中、優は、自分が名づけた競走馬”ジョンコ”が初めてのレースで負けて以来、トレーニングに一生懸命打ち込んでいると聞く。足が速くないと命を絶たれてしまうこともある競走馬の宿命を知っているかのようなジョンコを見て、優は自分も士気を高める。「ソフトボールが好き」という初心を取り戻した優は、しだいに監督にも実力を認められるように。一方、優の父・啓太（緒形直人）の工場では、つくったバネに他社の製品が混入していたことが発覚。啓太は取引先の黒木（渡辺徹）のもとに急ぐ。

第151話「たびだち」2005年9月19日

優（本仮屋ユイカ）は村上厩舎を辞め、鬼塚ライディングクラブで働き始めた。一方で大学受験の時期が近づき、岡部（三浦春馬）とともに受験勉強に励む。ある日、コンサートで絹子（由紀さおり）の歌を聴いたレコード会社の人が駒乃館にやって来た。歌手デビューの話を持ち掛けられた絹子だが、歌手よりも妻として第二の人生を歩むことに決めて断ることに。　高校最後の夏休みに突入した優は思い出作りに、里夏（垣内彩未）と岡部と一緒に職業体験で行った嬬恋（つまごい）へ。広大なキャベツ畑を前に、3人は今後の進路について語り合う。そんな中、赤字の続いていた群馬競馬場が閉鎖することが決定した。それに伴い村上厩舎も閉鎖を余儀なくされる。優は太郎（瀬川亮）の今後が気になり、受験勉強が手につかなくなってしまう。

第157話「やさしいえがお」2005年9月26日

村上厩舎が閉鎖され、優（本仮屋ユイカ）は大学に通いながら乗馬クラブのアルバイトを続けていた。そんな中、琴子（川原亜矢子）が婚約者のフランス人の建築デザイナーを連れて駒乃館を訪問。結婚してフランスで暮らすと話す琴子に、隆行（児玉清）はあぜんとなる。結婚を反対していた隆行だが、琴子の幸せを願い、渋々承諾する。ある日、優は太郎（瀬川亮）から電話で「話がある」と呼び出される。ジョンコは子供を産んだが、産後の経過が思わしくないということだった。繁殖牝馬として牧場に引き取られた以上、子供を産めなくなったジョンコは安楽死を免れない。優は必死に引き取り手を探すが、難航。1週間後、優はジョンコとの別れを覚悟して、太郎とともに北海道にいるジョンコの元へ向かう。