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ダ・ヴィンチ文学賞と「本の物語」受賞作品のすべて

文学賞
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ダ・ヴィンチ文学賞について

Q
ダ・ヴィンチ文学賞とは
A
メディアファクトリーの雑誌『ダ・ヴィンチ』で募集されていた新人文学賞。
2006年に始まり、2012年の第7回で終了。後継として「ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞」が創設された。

主  催:株式会社KADOKAWA メディアファクトリー ダ・ヴィンチ編集部
対  象:内容は「本にまつわる物語」に限定

Q
ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞とは
A
2012年で終了した「ダ・ヴィンチ文学賞」の後継として創設されるも、3回で打ち切り?
2015年以降、発表なし。

 

参考・引用元

ダ・ヴィンチ文学賞(ウィキペディア)
ダ・ヴィンチ「本の物語」(ウィキペディア)
ダ・ヴィンチ

画像:楽天市場
作品情報:Amazon

 

ダ・ヴィンチ「本の物語」

第3回(2015年):205篇

大賞:該当なし
最終候補作
相川英輔 When the ship comes in
佐々木タマミ 骨つつじのこと
鳴瀬ツグミ グレーバードの虹色の朝
真之あんじ 8月3日に会いに行く

 

第2回(2014年):160篇

大賞:三萩せんや/神さまのいる書店 まほろばの夏
「本と友達になれるなんて、とっても素敵なことだと思わない?」本好きの高校生・紙山ヨミは、司書教諭の紹介で「まほろば屋書店」で夏休みのバイトをすることに。そこは、魂が宿り生きている“まほろ本”を扱った、世にも不思議な書店だった。お店で出会った同僚の青年・サクヤは金髪で無愛想、不良みたいな見た目。しかし彼はいつも、ヨミが見たこともないほど美しい本を持っていて―。

 

最終候補作
小林栗奈 アレクサンドリアの炎
滝原典 一条さんの文芸部

 

第1回(2013年):219篇

大賞:藤石波矢/初恋は坂道の先へ
彼女が消えた。一冊の本とともに。小学校の教師をしている研介。一冊の本が届いた日、恋人が失踪した。本の贈り主は彼女の「忘れられない初恋相手」か?田舎町に暮らす中学生の本好き女子は、敬愛する小説家の家で不登校児と出会った。彼は祖父の著書をばらばらにする謎の行動をしており、初めは馴染めなかったが、徐々に交流を深めていく。第1回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞・大賞受賞作と、短編「かなたの小説」を収録。

 

読者賞:やながさわかだ/イワレ奇譚

 

最終候補作
背群磐 すべてラブレター
日野原爽 カサンドラの予言
溝地めぐる 眠る倉庫の役割

 

ダ・ヴィンチ文学賞

第7回(2012年):478篇

大賞:該当なし

 

第6回(2011年):628篇

大賞:工藤水生/笑えよ
成績優秀でいつも穏やかな橋立、運動神経が抜群で、クラスの中心にいるモテ男・仲平。高2の普通女子・柏木葉がある秘密を知ったときから、3人の奇妙な関係は始まった。友情や恋愛を超えてつながる彼らの在り方が、割り切れない現実にもどかしさを抱えていたあの頃の気持ちを呼び起こす。

 

第5回(2010年):634篇

大賞:該当なし
読者賞:里中智矩/結婚せえ

未刊

第4回(2009年):590篇

大賞:朱野帰子/ゴボウ潔子の猫魂

※「マタタビ潔子の猫魂」に改題

地味で無口な派遣社員・潔子は、困った先輩や神経質な上司、いじわるな友人たちに悩まされては泣き寝入りする日々。実は彼らの嫌がらせは、謎の憑き物のせいだった。たまった恨みが爆発するとき、潔子は古来の憑き物・猫魂である飼い猫メロと合体して、黒ずくめの美女に大変身!大胆不敵な「仕返し」で、ストレス社会に付け入る妖魔を退治していく。

 

第3回(2008年):553篇

大賞:真藤順丈/地図男
仕事で移動中の“俺”は、大判の関東地域地図帖を脇に抱えた奇妙な漂浪者に遭遇する。地図帖にはびっしりと、男の紡ぎだした土地ごとの物語が書きこまれていた。千葉県北部を旅する天才幼児、東京23区の区章をめぐる闘い、奥多摩で運命に翻弄される少年少女の軌跡―数々の物語に没入した“俺”は、それらに秘められた謎の真相に迫っていく。『宝島』で第160回直木賞を受けた俊英の、才気溢れるデビュー作。

 

読者賞:遠野りりこ/朝顔の朝

※「朝に咲くまでそこにいて」に改題

セリはほんの数ヶ月前までは平凡な社会人だった。人生って思っている以上に簡単に狂うのだ。蒸し暑い7月中旬、お客としてセリの前にEDの50前後の中年男が現れた。その男は頭に動脈瘤という爆弾を抱えていた。厄介な拾いものとの二人暮らし。最初はきまぐれ、けれど徐々に失われていく正気。“執着”からどのように抜け出すか―涙なしには読めない感動の物語。

 

編集長特別賞:山本渚/吉野北高校図書委員会
図書委員の高校2年生・かずら。気の合う男友達で委員仲間の大地が、可愛い後輩・あゆみとつきあいだしたことから、彼への微妙な想いに気づいてしまった。だけどこれは恋ではないと、自分の気持ちにふたをする。一方、そんなかずらへの恋心を抱える、同じく委員仲間の藤枝は…。

 

第2回(2007年):447篇

大賞:瀧羽麻子/うさぎパン
お嬢様学校育ちの優子は、高校生になって同級生の富田君と大好きなパン屋巡りを始める。継母と暮らす優子と両親が離婚した富田君。二人はお互いへの淡い思い、家族への気持ちを深めていく。そんなある日、優子の前に思いがけない女性が現れ…。書き下ろし短編「はちみつ」も加えた、ささやかだけれど眩い青春の日々の物語。

 

優秀賞:曽我部敦史/山下バッティングセンター
「生身の人間が投球する“リアルバッティングセンター”があるらしい…」都市伝説サイトで見つけた怪しげな書き込みを頼りに、大学生のオレとオーシマは北陸の小さな町、いわくつきの山、廃墟化した遊園地を、右往左往。21世紀日本の『スタンド・バイ・ミー』!?失笑つづきの脱力青春ロードノベル。

 

編集長特別賞:岡本蒼/FISH IN THE SKY
団地の7Fから飛び降りた経験を持つ主人公・フィッシュに、彼の家にいつの間にか転がり込んできた友人・野宮。そして、かつて“うそつきさっちゃん”と呼ばれていた佐倉―。中学校時代の同級生3人をめぐる、切なくもどこかユーモア漂う、愛と希望と思いやりに満ちた物語。

 

第1回(2006年):531篇

大賞:前川梓/ようちゃんの夜
ようちゃんは少し変わった女の子。一人でじっと何かを見つめていたり、「空の向こうから誰かが見てる」と突然言い出したり。亜紗子はそんなようちゃんがうらやましくてたまらない。自分にはない特別なものを、ようちゃんはもっている、と。繊細で、濃密で、ときに残酷な10代の少女たちの一瞬を詩的に描く。

 

優秀賞:沢木まひろ/But Beautiful

※「きみの背中で、僕は溺れる」に改題

卒業を前に進路の決まらぬ祐司は、姉が連れてきた婚約者・透に一目で恋に落ちた。だが姉の幸せのため、自分の気持ちを封じようとする。そんな祐司を誘い出 したのは、透のほうだった……。祐司と透、それぞれの孤独と、止めようのない恋。痛いほど純粋な愛が切々と胸を打つ、第1回ダ・ヴィンチ文学賞優秀賞受賞 作。

 

優秀賞:橘夏水/Go, HOME

未刊

 

編集長特別賞:中川充/POKKA POKKA
裕子は読書もけっこう好きなんですぅ。好きな作家は稲垣足穂、色川武大、山田風太郎、あと澁澤龍彦もお気に入りですね―「ぼく」は、迷惑メールの文面を見て驚く。あまりにも趣味がぴったりだ。出会い系のサクラとわかった上で、メールの送り主とやりとりするうち、会うことになって…。

 

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