100分 de 名著・2018~2020年放送分の書籍とテキストまとめ

2019-06-21ベストセラー

100分 de 名著とは

NHKが2011年から放送する教養番組で、難しい本も、解釈や説明をしながら読み解いていきます。
番組のNHKテキストとともに「100分de名著ブックス」がシリーズで刊行されています。

一度は読みたいと思いながらも、手に取ることをためらってしまったり、途中で挫折してしまった古今東西の“名著”。
この番組では難解な1冊の名著を、25分×4回、つまり100分で読み解いていきます。
プレゼン上手なゲストによるわかりやすい解説に加え、アニメーション、紙芝居、コントなどなど、あの手この手の演出を駆使して、奥深い“名著”の世界に迫ります。
案内役は、タレントの伊集院光さんと、安部みちこアナウンサー。
偉大な先人の教えから、困難な時代を生き延びるためのヒントを探っていきます! (NHK番組公式サイトより)

出典:ウィキペディアNHK番組公式Twitter

<放送>
毎週月曜日/午後10時25分~10時50分<再放送>
水曜日/午前5時30分~5時55分、午後0時00分~0時25分(Eテレ)

※アイキャッチ画像は番組ロゴより引用

 

「100分de名著」名作セレクション

人気番組のエッセンスが1冊に!一度は読みたいと思っていた名著の数々を分かりやすく解説して話題の番組。取り上げられた32冊を精選、「名著ってこんなに面白かったのか!」と発見できるブックガイド。

「100分de名著」名作セレクション

内容を表示

01『ツァラトゥストラ』ニーチェ
02『論語』孔子
03『真理のことば』ブッダ
04『幸福論』アラン
05『徒然草』吉田兼好
06『武士道』新渡戸稲造
07『夜と霧』フランクル
08『般若心経』
09『こころ』夏目漱石
10『老子』
11『罪と罰』ドストエフスキー
12『風姿花伝』世阿弥
13『愛するということ』フロム
14『星の王子さま』サン=テグジュペリ
15『ファーブル昆虫記』ファーブル
16『アンネの日記』アンネ・フランク
17『枕草子』清少納言
18『菜根譚』洪自誠
19『ハムレット』シェイクスピア
20『茶の本』岡倉天心
21『フランケンシュタイン』シェリー
22『最期のことば』ブッダ
23『荘子』
24『オイディプス王』ソポクレス
25『日本の面影』小泉八雲
26『種の起源』ダーウィン
27『斜陽』太宰治
28『実存主義とは何か』サルトル
29『良寛詩歌集』
30『代表的日本人』内村鑑三
31『人生の意味の心理学』アドラー
32『歎異抄』唯円
番組紹介・講師紹介・放送記録

 

放送開始からのすべての書籍まとめは以下をご覧ください。

 

 

2020年放送分

10月:谷崎潤一郎スペシャル

著者:谷崎潤一郎
指南役:島田雅彦(作家・法政大学教授)…「君が異端だった頃」で読売文学賞受賞。

NHKテキスト2020年10月

痴人の愛
カフェの女給から見出したナオミを育て、いずれは自分の妻にしようと思った男・河合譲治が、次第に少女にとりつかれ、破滅するまでを描く。耽美主義の代表作で、「ナオミズム」という言葉を生み出した。

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吉野葛

闇に浮かび上がる日本の伝統美を流麗な筆致で描く名随筆「陰翳礼讃」。文豪の中期を代表する小説として名高い「吉野葛」。時代を超えてなお燦然と輝く谷崎文学の最高峰。

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春琴抄
ある感覚を突出させることで感覚を純化し、誰も見たことのない世界を現出させる。谷崎はその方法として、「春琴抄」という作品の中で主人公から光を奪った。美貌の師匠・春琴に仕える佐助は、春琴が何者かに煮え湯を浴びせられてその美貌が台無しにされたことを知ると、自らの目を突いて、春琴と同様の盲者になる。そこには、音や触覚による、めくるめく世界があった。直接的、物質的な光を断ち闇の世界に入った佐助の姿には、現実の日本社会に幻滅して、文学の世界の中に理想の美を実現しようとする谷崎の姿が重なる。

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陰翳礼讃
ほの暗さの向こうに、美しい世界が見えてくる
建築や灯り、漆器や芸能などを題材に、暗がりに潜む日本の美の本質を捉えた谷崎潤一郎の名作『陰翳礼讃』。「日本の美」を考える上でのバイブルとも言える1冊Amazonで探す

 

9月:ペストの記憶

著者:デフォー ダニエル
指南役:武田将明(東京大学准教授)…英文学者。デフォー「ペストの記憶」、「ロビンソン・クルーソー」など訳書多数。

ロンドンで約10万人の死者を出したペスト大流行の詳細を、当時の公的文書や個人の記録などを基に再現した小説。
伝染病の爆発的流行や都市型災害の勃発、その拡大と対策に関する貴重なドキュメントとして、今日も読み継がれている古典である。

書籍NHKテキスト
ペストの記憶
2020年9月

 

8月:モモ

著者:ミヒャエル・エンデ
指南役:京都大学教授臨床心理学者…河合俊雄

町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。「時間」とは何かを問う、エンデの名作。

書籍NHKテキスト
モモ
2020年8月

 

7月:共同幻想論

著者:吉本隆明
指南役:先崎彰容(日本大学教授)…倫理学者・日本思想史研究者。「維新と敗戦」「バッシング論」等、著書多数。

深く問う、とはこういうことだ。個から国家までを貫く思索の轍(わだち)をたどる

1968年、学生運動が最高潮に達し、「最後の政治の季節」に登場した一冊の書物が『共同幻想論』だ。
全共闘世代に熱く支持され、貪り読まれた本書は、「信じるとはなにか」「国家の起源とは」「国家とはなにか」という問いに対して深く、
本質的にとことんまで考え、向き合った吉本隆明の格闘の記録でもある。

書籍NHKテキスト
共同幻想論
2020年7月

 

6月:純粋理性批判

著者:カント
指南役:西研(東京医科大学教授)…著書『哲学は対話する』『読書の学校・ソクラテスの弁明』等で知られる哲学者。

もう入門書はいらない! カントは従来の形而上学が陥った独断的なやり方を批判し、人間のもつ理性の可能性とその限界をみさだめる。空間とは何か、時間とは何か、認識はどのようにして成り立つのかを明らかにする。古代以来の哲学の難問を解決しようとした意欲的な試みを再現する! 難解とされる多くの用語を、ごく一般的な用語に置き換えて分かりやすさを徹底した画期的な新訳(全7巻)。詳細な解説つき。

書籍NHKテキスト
純粋理性批判
2020年6月

 

5月:平家物語

2019年5月放送分のアンコール放送

講師:安田登

祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響あり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす――合戦記に人物譚、和漢の故事を織りまぜた、平家の全盛から滅亡までの物語は、躍動感あふれる文体とあいまって、今なお人々を魅了してやまない。謡曲をはじめ、後世の文芸に大きな影響を与えつづけた軍記文学の代表作。

書籍NHKテキスト
平家物語
2019年5月

 

4月:ピノッキオの冒険

著者:カルロ・コッローディ
指南役:和田忠彦(東京外国語大学名誉教授)

一本の棒っきれから作られた少年ピノッキオは、誘惑に屈してばかりで騒動に次ぐ騒動を巻き起こす。父ジェッペットさんをはじめ周囲の大人たちを裏切り続ける悪たれ小僧の運命は?19世紀後半イタリア国家統一の時代、子どもに対する切なる願いを込めて書かれた児童文学の傑作。

書籍NHKテキスト
ピノッキオの冒険
2020年4月

 

3月:アーサー・C・クラーク特集

著者:アーサー・C・クラーク
指南役:瀬名秀明
「パラサイト・イヴ」「BRAIN VALLEY」等の作品で知られる作家

太陽系最後の日

太陽は七時間後にノヴァと化し、太陽系全体の壊滅は避けられない運命だった。だが、一隻の銀河調査船が、その星系の第三惑星に住む知性体を救うべく全速航行していた!人類のために奮闘する異星人たちを描いた表題作のほか、名作『幼年期の終り』の原型短篇「守護天使」、作品集初収録の中篇「コマーレのライオン」、大戦中の空軍士官クラークの体験をつづるエッセイ、年譜などを収録した日本版オリジナル短篇集第一弾。

書籍書籍書籍
太陽系最後の日
幼年期の終わり
都市と星
書籍NHKテキスト
楽園の泉
2020年3月

 

2月:力なき者たちの力

著者:ヴァーツラフ ハヴェル
指南役:阿部賢一(東京大学准教授・チェコ文学者)

権力のあり様を分析し、「真実の生」の意義を説いたこのエッセイは、冷戦体制下の東欧で地下出版の形で広く読まれただけでなく、今なおその影響力はとどまることを知らない。形骸化した官僚制度、技術文明の危機を訴える本書は、私たち一人ひとりに「今、ここ」で何をすべきか、と問いかける。無関心に消費社会を生きる現代の私たちにも警鐘をならす一冊。解説、資料「憲章77」を付す。

書籍NHKテキスト
ヴァーツラフ ハヴェル
2020年2月

 

1月:貞観政要

著者:呉兢
指南役:出口治明

稀代の読書家が、自らの座右の書をやさしく、深く解説!『貞観政要』は中国史上もっとも国内が治まった「貞観」(627~649年)の時代に、ときの皇帝・太宗と臣下たちが行った政治の要諦(政要)がまとめられた書物。北条政子、徳川家康、明治天皇も愛読しており、「時代を超えた普遍のリーダーシップ」が凝縮されている。

書籍NHKテキスト
貞観政要
2020年1月

 

2019年放送分

12月:カラマーゾフの兄弟

著者:ドストエフスキー
指南役:亀山郁夫

物欲の権化のような父フョードル・カラマーゾフの血を、それぞれ相異なりながらも色濃く引いた三人の兄弟。放蕩無頼な情熱漢ドミートリイ、冷徹な知性人イワン、敬虔な修道者で物語の主人公であるアリョーシャ。そして、フョードルの私生児と噂されるスメルジャコフ。これらの人物の交錯が作り出す愛憎の地獄図絵の中に、神と人間という根本問題を据え置いた世界文学屈指の名作。

書籍NHKテキスト
カラマーゾフの兄弟
2019年12月

 

11月:法華経

著者:
講師:植木雅俊

アジア諸国で「諸経の王」として広く信奉されてきた『法華経』。日本でも仏教界は勿論のこと『源氏物語』や宮沢賢治などの文学、さらには等伯や光悦などの美術にも影響を与えてきた。サンスクリット原典から日本語訳を果たした筆者が、宗教書にとどまらない「思想書」として本書を読み解く。

書籍NHKテキスト
法華経
2018年4月

※2019/11は、2019/4放送の「法華経」(名著No.75)をアンコールで放送。

 

10月:善の研究

著者:西田幾多郎
指南役:若松英輔

真の実在とは何か、善とは何か、宗教とは、神とは何か――。主観と客観が分かたれる前の「純粋経験」を手がかりに、人間存在に関する根本的な問いを考え抜いた西田幾多郎(1870-1945)。東洋の伝統を踏まえ、西洋的思考の枠組自体をも考察対象とした本書は、以後百余年、日本の哲学の座標軸であり続ける

書籍NHKテキスト
善の研究
NHKテキスト

 

9月:燃え上がる緑の木

著者:大江健三郎
指南役:小野正嗣

百年近く生きたお祖母ちゃん(オーバー)の死とともに、その魂を受け継ぎ、「救い主」とみなされた新しいギー兄さんは、森に残る伝承の世界を次々と蘇らせた。だが彼の癒しの業は村人達から偽物と糾弾される。女性へと「転換」した両性具有の私は彼を支え、その一部始終を書き綴っていく……。常に現代文学の最前線を拓く作者が、故郷四国の村を舞台に魂救済の根本問題を描き尽くした長編。

書籍NHKテキスト
燃え上がる緑の木
NHKテキスト

 

8月:戦争論

著者:ロジェ・カイヨワ
指南役:西谷修(東京外国語大学名誉教授

戦争の仕組みと形態・その理論を国家の発達との関連において歴史的に考察し、かつては政治の下婢であった戦争が今や巨大な熱核兵器をもって政治の上に厳然と君臨している現実を説き明かす。人間精神の奥底にひそむ戦争礼賛の信仰を追求し、“戦争への転げ落ちる坂道”の危機とこれら脅威の根源的諸力からの解放の道を探り、真の人間的回復は何かを提示する。ユネスコ国際平和文学賞受賞。

書籍NHKテキスト
戦争論 われわれの内にひそむ女神ベローナ
NHKテキスト

 

 

7月:小松左京スペシャル

著者:小松左京
指南役:宮崎哲弥

<ゴルディアスの結び目>

「憑きもの」を宿す少女は、病室に収容されていた。精神分析医はその正体の追求を試みるが……。表題作のほか「岬にて」「すぺるむ・さぴえんすの冒険」「あなろぐ・らう゛」を収録した、衝撃のSF短編集

書籍書籍書籍
地には平和を
日本沈没
虚無回廊
書籍NHKテキスト
ゴルディアスの結び目
NHKテキスト

 

6月:アルプスの少女ハイジ

著者:ヨハンナ・シュピリ
講師:松永美穂

アルプスの山奥で孤独に暮らすおじいさんのもとに、孫娘ハイジがやってきた。無垢で、優しさにあふれた天真爛漫な少女は、出逢う人すべてに幸せと奇蹟をもたらす。暗い過去を背負うおじいさん、人見知りの山羊飼ペーター、盲目のおばあさん、そして車椅子の少女クララ―。大人たちの都合や意地悪に振りまわされながら、悲しみに負けず、思いやりの心を忘れないハイジの姿は、世界中の人々に愛され続けている。不朽の名作。

書籍NHKテキスト
アルプスの少女ハイジ
2019年6月

 

5月:平家物語

講師:安田登

祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響あり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす――合戦記に人物譚、和漢の故事を織りまぜた、平家の全盛から滅亡までの物語は、躍動感あふれる文体とあいまって、今なお人々を魅了してやまない。謡曲をはじめ、後世の文芸に大きな影響を与えつづけた軍記文学の代表作。

書籍NHKテキスト
平家物語
2019年5月

 

4月:自省録

著者:マルクス・アウレリウス
講師:岸見一郎

生きているうちに善き人たれ―ローマの哲人皇帝マルクス・アウレーリウス(一二一‐一八〇)。重責の生のさなか、透徹した内省が紡ぎ出した言葉は、古来数知れぬ人々の心の糧となってきた。神谷美恵子の清冽な訳文に、新たな注を付す。

書籍NHKテキスト
自省録
2019年4月

 

3月:夏目漱石スペシャル

著者:夏目漱石
講師:阿部公彦

「文豪」をいじる
日本近代文学史上に燦然と輝く大作家・夏目漱石。彼の作品は、ありがたく押し頂いて読まなければいけないのか? それとも──。気鋭の英文学者が『三四郎』『夢十夜』『道草』『明暗』の4作品を取り上げ、B級グルメのように作品を味わうことを提案。漱石作品の新たな魅力に光を当てる。

書籍書籍書籍
夢十夜
道草
明暗
書籍NHKテキスト
三四郎
2019年3月

 

2月:大衆の反逆

著者:オルテガ
講師:中島岳志

1930年刊行の大衆社会論の嚆矢。20世紀は、「何世紀にもわたる不断の発展の末に現われたものでありながら、一つの出発点、一つの夜明け、一つの発端、一つの揺籃期であるかのように見える時代」、過去の模範や規範から断絶した時代。こうして、「生の増大」と「時代の高さ」のなかから『大衆』が誕生する。諸権利を主張するばかりで、自らにたのむところ少なく、しかも凡庸たることの権利までも要求する大衆。オルテガはこの『大衆』に『真の貴族』を対置する。「生・理性」の哲学によってみちびかれた、予言と警世の書。

書籍NHKテキスト
大衆の反逆
2019年2月

 

1月:風と共に去りぬ

著者:マーガレット・ミッチェル
講師:鴻巣友季子

アメリカ南部の大農園〈タラ〉に生まれたスカーレット・オハラは16歳。輝くような若さと美しさを満喫し、激しい気性だが言い寄る男には事欠かなかった。しかし、想いを寄せるアシュリがメラニーと結婚すると聞いて自棄になり、別の男と結婚したのも束の間、南北戦争が勃発。スカーレットの怒濤の人生が幕を開ける――。小説・映画で世界を席巻した永遠のベストセラーが新訳で蘇る!

書籍NHKテキスト
風と共に去りぬ
2019年1月

 

2018年放送分

12月:エチカ

著者:スピノザ
講師:國分功一郎

ユークリッド幾何学の形式に従い、神と人間精神の本性を定理と公理から〈神即自然〉を演繹的に論証する。フィヒテからヘーゲルに至るドイツ観念論哲学に決定的な影響を与えた。

定理と公理から、神と人間精神との本性を演繹的に論証した汎神論体系。

書籍NHKテキスト
エチカ
2018年12月

 

11月:人生論ノート

著者:三木清
講師:岸見一郎

死について、幸福について、懐疑について、偽善について、個性について、など23題――ハイデッガーに師事し、哲学者、社会評論家、文学者として昭和初期における華々しい存在であった三木清の、肌のぬくもりさえ感じさせる珠玉の名論文集。その多方面にわたる文筆活動が、どのような主体から生れたかを、率直な自己表現のなかにうかがわせるものとして、重要な意味をもつ。

書籍NHKテキスト
人生論ノート
2018年11月

 

10月:赤毛のアン

著者:モンゴメリ
講師:茂木健一郎

孤児のアンは、プリンスエドワード島の美しい自然の中で、グリーン・ゲイブルズのマシュー、マリラの愛情に包まれ、すこやかに成長する。そして笑いと涙の感動の名作は、意外な文学作品を秘めていた。シェイクスピア劇・英米詩・聖書からの引用をときあかす驚きの訳註、みずみずしく夢のある日本語で読む、新完訳の決定版!楽しく、知的で、味わい深い…、今までにない新しい本格的なアンの世界。

書籍NHKテキスト
赤毛のアン
2018年10月

 

9月:薔薇の名前

著者:ウンベルト・エーコ
講師:和田忠彦

迷宮構造をもつ文書館を備えた、中世北イタリアの僧院で「ヨハネの黙示録」に従った連続殺人事件が。バスカヴィルのウィリアム修道士が事件の陰には一冊の書物の存在があることを探り出したが…。精緻な推理小説の中に碩学エーコがしかけた知のたくらみ。

書籍NHKテキスト
薔薇の名前
2018年9月

 

8月:星野王子さま、ソロモンの指輪、走れメロス、百人一首

著者:サン=テグジュペリ、コンラート ローレンツ、太宰 治
講師:ヤマザキマリ、瀬名秀明、若松英輔、木ノ下裕一

書籍NHKテキスト
星の王子さま
ソロモンの指環
走れメロス
2018年8月

 

7月:河合隼雄スペシャル

著者:河合俊雄
講師:

書籍書籍書籍
ユング心理学入門
ユング心理学と仏教
昔話と日本人の心
書籍NHKテキスト
神話と日本人の心
2018年7月

 

6月:ペスト

著者:アルベール・カミュ
講師:中条 省平

アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をいくつか発見する。ついで原因不明の熱病者が続出、ペストの発生である。外部と遮断された孤立状態のなかで、必死に「悪」と闘う市民たちの姿を年代記風に淡々と描くことで、人間性を蝕む「不条理」と直面した時に示される人間の諸相や、過ぎ去ったばかりの対ナチス闘争での体験を寓意的に描き込み圧倒的共感を呼んだ長編。

書籍NHKテキスト
ペスト
2018年6月

 

 

5月:生きがいについて

著者:神谷美恵子
講師:若松英輔

「いったい私たちの毎日の生活を生きるかいあるように感じさせているものは
何であろうか。ひとたび生きがいをうしなったら、どんなふうにして
また新しい生きがいを見いだすのだろうか」

神谷美恵子はつねに苦しむひと、悲しむひとのそばにあろうとした。
本書は、ひとが生きていくことへの深いいとおしみと、たゆみない思索に支えられた、
まさに生きた思想の結晶である。

書籍NHKテキスト
生きがいについて
2018年5月

 

4月:法華経

著者:
講師:植木雅俊

アジア諸国で「諸経の王」として広く信奉されてきた『法華経』。日本でも仏教界は勿論のこと『源氏物語』や宮沢賢治などの文学、さらには等伯や光悦などの美術にも影響を与えてきた。サンスクリット原典から日本語訳を果たした筆者が、宗教書にとどまらない「思想書」として本書を読み解く。

書籍NHKテキスト
法華経
2018年4月

 

3月:松本清張スペシャル

著者:松本清張
講師:

『点と線』『砂の器』などで「社会派推理小説」という一大ジャンルを築いた作家・松本清張。新資料や独自インタビューで歴史の真実に光をあてた『昭和史発掘』や、その成果を活用した未完の遺作『神々の乱心』で、彼は何を訴えようとしたのか? 上記4作品を通じて、「思想家」としての松本清張に迫る!

書籍書籍書籍
点と線
砂の器
昭和史発掘
書籍NHKテキスト
神々の乱心
2018年3月

 

2月:ノートル=ダム・ド・パリ

著者:ユゴー
講師:鹿島茂

フランス・ロマン主義を代表する作家ユゴー(1802―85)が、1482年のパリを舞台に中世の社会と民衆の風俗を生き生きと描く。醜い鐘番のカジモド、美しい踊り子エスメラルダ、陰鬱な司教補佐クロード・フロロ。〈宿命〉によって結ばれた登場人物たちが、運命にもてあそばれ、愛や情熱や嫉妬といった感情のドラマを繰りひろげる。

書籍NHKテキスト
ノートル=ダム・ド・パリ
2018年2月

 

1月:南洲翁遺訓

著者:西郷隆盛
講師:先崎彰容

「己れを尽し人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬ可し」―。偽りのない人生を生き、そして死んでいった西郷。その言葉は、新政府への批判を含みながら、国家や為政者のあるべき姿を示し、人として広い度量と高潔な精神を持つ必要性を説く。「敬天愛人」に代表される西郷の遺訓四十一条と追加二条すべてを、原文、現代語訳、くわしい解説で丁寧に読みとく。

書籍NHKテキスト
南洲翁遺訓
2018年1月

 

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