第168回-直木賞・芥川賞の受賞作品と候補作品(令和4年2022年下半期)

概要
対象:2022年6月~11月に刊行された作品
発表:2023年1月19日(木)
発表:2023年1月19日(木)
直木三十五賞・芥川龍之介賞
授与者:公益財団法人日本文学振興会
授与者:公益財団法人日本文学振興会
過去の受賞作品は以下をご覧ください。
直木賞
受賞作品
発表:2023年1月19日(木)
受賞:小川哲/地図と拳
受賞:千早茜/しろがねの葉
男たちは命を賭して穴を穿つ。 山に、私の躰の中に――戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山。 天才山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、銀山の知識と未知の鉱脈のありかを授けられ、女だてらに坑道で働き出す。 しかし徳川の支配強化により喜兵衛は生気を失い、ウメは欲望と死の影渦巻く世界にひとり投げ出されて……。 生きることの官能を描き切った新境地にして渾身の大河長篇! |
候補作品
一穂ミチ/光のとこにいてね
雫井脩介/クロコダイル・ティアーズ
凪良ゆう/汝、星のごとく
芥川賞
受賞作品
発表:2023年1月19日(木)
受賞:井戸川射子/この世の喜びよ
幼い娘たちとよく一緒に過ごしたショッピングセンター。喪服売り場で働く「あなた」は、フードコートの常連の少女と知り合う。言葉にならない感情を呼び覚ましていく表題作「この世の喜びよ」をはじめとした作品集。
ほかに、ハウスメーカーの建売住宅にひとり体験宿泊する主婦を描く「マイホーム」、父子連れのキャンプに叔父と参加した少年が主人公の「キャンプ」を収録。 |
受賞:佐藤厚志/荒地の家族
あの災厄から十年余り、男はその地を彷徨いつづけた。 元の生活に戻りたいと人が言う時の「元」とはいつの時点か――。40歳の植木職人・坂井祐治は、災厄の二年後に妻を病気で喪い、仕事道具もさらわれ苦しい日々を過ごす。地元の友人も、くすぶった境遇には変わりない。誰もが何かを失い、元の生活には決して戻らない。仙台在住の書店員作家が描く、被災地に生きる人々の止むことのない渇きと痛み。 |
候補作品
安堂ホセ/ジャクソンひとり
グレゴリー・ケズナジャット/開墾地
鈴木涼美/グレイスレス
デビュー小説『ギフテッド』に続き、芥川賞候補に選ばれた鈴木涼美の第二作。主人公は、アダルトビデオ業界で化粧師(メイク)として働く聖月(みづき)。彼女が祖母と共に暮らすのは、森の中に佇む、意匠を凝らした西洋建築の家である。まさに「聖と俗」と言える対極の世界を舞台に、「性と生」のあわいを繊細に描いた新境地。 |
新井賞
令和2年/2020年下半期(2021年1月20日)の第13回発表以降、発表されていない。
過去の受賞作
過去の直木賞
- 第1~169回まとめ
- 第1~40回-1949~58年
- 第41~60回-1959~68年
- 第61~80回-1969~78年
- 第81~100回-1979~88年
- 第101~120回-1989~98年
- 第121~140回-1999~2008年
- 第141~160回-2009~18年
- 第161回-2019年~
過去の芥川賞
- 第1~169回まとめ
- 第1~20回-1935~44年
- 第21~40回-1949~58年
- 第41~60回-1959~68年
- 第61~80回-1969~78年
- 第81~100回-1979~88年
- 第101~120回-1989~98年
- 第121~140回-1999~2008年
- 第141~160回-2009~18年
- 第161回-2019年~
過去の新井賞
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