岸和田少年愚連隊 ゴーイング・マイ・ウェイ
中場利一の自伝的小説シリーズを原作とした映画シリーズ。ナインティナインや千原兄弟が出演するシリーズもヒットした。
- 岸和田少年愚連隊 血煙り純情篇(1997年)
- 岸和田少年愚連隊 望郷(1998年)
- 岸和田少年愚連隊 野球団〈岸和田少年野球団〉(2000年)
- 岸和田少年愚連隊 超特別篇 I had a dream(2000年)
- 岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説シリーズ(2001~2007年:全8作)
- 岸和田少年愚連隊 ゴーイングマイウェイ(2004年)
概要
2004/9/25に公開。
大好評の「岸和田少年愚連隊」シリーズ第10作。竹内力主演の大ヒットシリーズ「カオルちゃん最強伝説」と対をなす、哀川翔主演の「もう一つの岸和田少年愚連隊」。
キャスト・スタッフ
原作:中場利一(本の雑誌社刊)
脚本:大平由美、江良至
監督:渡辺武
製作:中沢敏明、松下順一
企画:伊藤秀裕
プロデューサー:山本英之
土方マコト:哀川翔
土方ユキ(妹):橋実里
土方ツトム(父):峰岸徹
アキラ:乃木涼介
シゲ:森永健司
ケン:嶋大輔
ヒトミ:内田春菊
<少年時代>
マコト:柳楽優弥
アキラ:三浦春馬
あらすじ
1985年、大阪刑務所に拘置されている土方マコト(哀川翔)は、天井を見つめながら昔を思い出す・・。
<回想シーン>
マコトの父:ツトム(峰岸徹)はショーパブで歌う歌手で、幼い頃、マコトも父に歌を教わり歌っていた。そんなマコトだが、中学生の頃には”少年愚連隊”のような粗暴な不良。1970年、マコト(柳楽優弥)、アキラ(三浦春馬)、シゲ、ケンは4人で ”岸和田ストーンズ” というバンドを結成。・・と言ってもマコト以外の3人はモテたい為だけにかっこいいからと参加している。
大阪・岸和田・・・久々にシャバに出てきた土方マコト。彼の前に停まる派手な外車。幼なじみの悪仲間・アキラやシゲの出迎えである。
車はもちろん”落し物”、それもヤクザの大親分の車だった。ヤクザに取り囲まれても、「落し物を拾ったら10%のお礼が常識や!」とドツキ返し、落とし物、返すから2割払えと逆に金を巻き上げてしまう。
マコトのボロアパートで再会を祝い、彼らが15年前に組んでいたバンド「岸和田ストーンズ」の再結成だ!などと盛り上がる。
翌日、マコトは借金の督促状の束に見慣れない封筒を見つける。差出人は数年前に岸和田を出て行った妹・ユキ(橋実里)、中身は結婚式の招待状・・・それも日取りは”今日”!大慌てでアキラに車を「拾って」来させ、式場に向かうマコト。その頃、車の件を恨んだヤクザたちも、マコトたちを追って大挙して式場に向かっていた・・・。
春馬くんシーン
主人公マコトの少年時代からの友人:アキラ役
中学生の頃、マコト(柳楽優弥)、アキラ(三浦春馬)、シゲ、ケンは4人で ”岸和田ストーンズ” を結成。
ギターを盗むシーン、演奏シーンなど序盤に回想で数分の出演。
悪ガキ、アキラとシゲは神社前でタバコを吸っている。
神社で絡み合う男女に目をやり、股間を抑えつつ・・・男が置いていたギターを盗む。
名残惜しそうに振り返りながら、アキラの元へ。
「今日からワシらもロックンローラーや!」
マコト:リードギター、アキラ:ドラム、シゲ:ベース、ケン:ボーカル
マコトの歌が聞きたい妹のユキに「にーちゃんの方が歌がうまい」と言われているケンはマコトにボーカルを変われと言うがマコトは、「ワシはもう歌わへん」と断る。
「リードがいっちゃん(一番)女にモテるからやろ」
シゲ「一番モテるんはベースや、腹に響かせたる」
アキラ「ちゃうちゃう!いっちゃん女とやれるんはドラムや!」
(春馬くんらしからぬコテコテの大阪弁での下品なセリフが新鮮)
マコト「お前らロックやりたいんか、女とやりたいんか、どっちや!」
全員「そりゃぁ、女やろ」
(C)2003 セディックインターナショナル/アートポート
視聴方法
以下のYouTube動画が見られれば。映画自体は見なくてもOKな感じ。個人的な感想ですが、三浦春馬、柳楽優弥のかわいらしい少年時代以外は、とてもつまらない映画・・・。
非公式のYoutube動画1、2(春馬くんシーンのみ)
YouTubeレンタル(\300)、Amazonプライム
時間:1 時間 25 分 発売日:2008/12/1 販売元:セディックインターナショナル ディスク枚数:1枚 |
コメント
綾糸さま
お忙しい中、コメントへの返信ありがとうございます。
そういう作りになっているんですね。了解しました。
ネット音痴ゆえの質問、たいへん失礼しました。
今後もさらなる充実に期待しています。
ありがとうございました。
膨大な資料をまとめ、掲載してくださりありがとうございます。
本当に感激の充実さです。
さて、さらに改良してくださったドラマや映画の詳細ですが、
Prev ⇔ Next で観て行くと、
2005 ドラマ『ファイト』 → 2004 映画『岸和田少年愚連隊 ゴーイングマイウェイ』 → 2009 山形スクリーム となっています。全部を確認はしていませんが、一部に混乱が生じているのではないでしょうか。
三浦春馬さんの後世に残る重要な資料集だと思いますので、僭越ながらお知らせ申し上げます。
@tsukoさま はじめまして。
ご覧いただきありがとうございます。
ご指摘の件ですが、Prev ⇔ Nextは、ブログの機能で、書いた記事の順に勝手に出るものですので、
年代を追って順番に記事作成していない為、そちらの順番は意図しないものになります。
古い順にご覧になりたい場合は、
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