>> テーマ変更に伴い見づらい箇所や不具合があるかもしれません、ご迷惑をおかけします。→
PR

WordPressサイトの引越し(移行)を手動で行う方法

サーバー移行 WordPress・インストール
この記事は約5分で読めます。

はじめに

WordPressで作成したサイトの引っ越しは、HTMLファイルなどで作ったサイトとは異なり、FTP作業だけでは行えず、データベースをバックアップしてアップロードする必要がありますが、

エックスサーバーでは、用意されている機能を使えば、初心者でも簡単に他社からのWordPress移行が行えます。

詳細は以下をご覧ください。

簡単!他社からエックスサーバーへのWordPress移行
はじめに WordPressで作成したサイトの引っ越しは、HTMLファイルなどで作ったサイトとは異なり、FTP作業だけでは行えず、データベースをバックアップしてアップロードする必要がありますが、 エックスサーバー で用意されている機能を使え...

 

また、サイト移転を無料で代行してくれるサーバーサービスもあります。たとえば、「JET BOY」は3サイトまで無料で移行してもらえます。

 

こういったサービスを利用できない場合には、手動で行う必要がありますが、面倒だったり、心配な場合は「移行」を代理でおこなってくれる会社もあります。

この記事では、自分で手動で行う方法を解説していきます。

移行手順(移行元)

ファイルのダウンロード

FTPクライアントを使い、移行元(旧)サーバーからWordPressの関連ファイルをすべてダウンロードします。

ワードプレスのファイル構成

以下のようになっており、テーマ、プラグイン、画像、データなどは「wp-content」ディレクトリにあります。これらをすべてダウンロード

FTP設定や操作方法について不明な方は以下を参考にして下さい。

FTPクライアントの使い方(FFFTP)とワードプレスのファイル構成
今回は、私が何十年も変わらず使っているソフト「FFFTP」でFTPクライアントの使い方と、ワードプレスでのファイル構成を紹介します。 既にワードプレスが稼働している方向けの説明になっています。 ワードプレスをこれからインストールされる方は以...
図解!SFTP接続で安全にファイル転送する方法「FileZilla」エックスサーバーの例
サーバーへのファイル転送 FTPは危険 FTPとは、File Transfer Protocol(ファイル・トランスファー・プロトコル)の略。 「ファイル転送プロトコル」ですが、「FTP」は、30年以上前から使われている古い通信方式で、セキ...

 

データベースのエクスポート

WordPress構成ファイルだけでは、記事内容や画像へのリンク、プラグイン設定、テーマ設定などの情報は完全ではなく、データベースに保存されている為、移行したいWordPressに対応したデータベースが必要です。

必要な情報

  • 対象のデータベース名(MySQL)
  • ユーザー名
  • パスワード

データベース情報

 

旧サーバーの管理画面から「phpadmin」にログイン

サーバー会社により、アクセス方法は異なります。

※エックスサーバーでの例。

サーバーパネル内にあるメニューから

phpadmin

 

対象データベースのID・パスでログイン

phpadmin

 

対象のデータベースを選択

phpadmin

エクスポート

phpadmin

 

データベース名.sql というファイルがダウンロードされます。

 

 

移行手順(移行先)

ドメイン設定

移行するサイトのドメインを、移行先(新)サーバーに設定します。

※エックスサーバーでの例。

サーバーパネル内にあるメニューから

エックスサーバー・ドメイン設定

 

ドメイン名を入力し、「ドメイン設定の追加」を押します。

エックスサーバー・ドメイン設定

確認画面が出るので「追加する

エックスサーバー・ドメイン設定

 

メールアドレスの登録

移転元でメールアドレスを追加して利用していた場合は、そのアドレスを移転先に追加し、メールソフトなどの設定も移転先サーバーのPOP・SMTPサーバに変更しておきます。

 

データベース作成

移行するWordPress用のデータベースを、移行先(新)サーバーに新規作成します。

※エックスサーバーでの例。

サーバーパネル内にあるメニューから

MySQL作成

MySQL追加」タブで任意の名前を入力して作成

MySQL作成

作成後の画面から以下の情報を控える。

必要な情報

  • データベース名(MySQL)
  • ユーザー名
  • パスワード
  • データベースホスト名

 

データベースのインポート

新サーバーの管理画面から「phpadmin」にログイン

サーバー会社により、アクセス方法は異なります。

※エックスサーバーでの例。

サーバーパネル内にあるメニューから

phpadmin

作成したデータベースのID・パスでログイン

※データベース管理権限のあるユーザー

旧サーバーからダウンロードしたデータベースファイル(SQL)を選択してインポート。

phpadmin・インポート

 

ファイルのアップロード

データベース情報の書き換え

旧サーバーからダウンロードした「wp-config.php」をエディタで開きます。

WordPress関連ファイル

データベース情報を編集します。

旧サーバーでの情報が入っているので、すべて新サーバーで作成したデータベースの情報に書き換えます。

/** WordPress のためのデータベース名 */
define(‘DB_NAME’, ‘XXXXXXX‘);
/** MySQL データベースのユーザー名 */
define(‘DB_USER’, ‘XXXXXXX‘);
/** MySQL データベースのパスワード */
define(‘DB_PASSWORD’, ‘XXXXXXX‘);
/** MySQL のホスト名 */
define(‘DB_HOST’, ‘XXXXXXX.XXX.jp‘);

 

設定箇所は、28行目から順にあります。

wp-config.php

 

変更を保存したら、FTPクライアントを使って、すべてのファイル・ディレクトリを新サーバーへアップロードします。

 

動作確認

新サーバーでWordPressが正常に動き、サイトが見られる事を確認。

 

ドメイン移管・ネームサーバー変更(移行元)

ドメインを新サーバーへ移管する場合は、移行元サーバーで「ドメインの移管手続き」を行います。

 

移行したWordPressが正常に動いていることを確認したら、

ドメインのネームサーバーを新サーバーのものに変更

 

DNSが反映されるまで、最大で24時間程度はかかります。

 

旧サーバー内のWordPressやデータは削除せず、そのまま置いておき、新サーバーでの稼働が安定してから旧サーバーが終了するように手続きをしておきます。

以上で完了です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました