WordPress5.5から追加された新機能についてのまとめです。
2020年12月8日 5.6がリリースされています。5.6については以下を。
スピード
画像の遅延読み込み
これまでLazyLoad系のプラグインで対応していた場合は、プラグイン不要になります。
SEO
XMLサイトマップ生成
上級者は、コードを編集すれば、細かい設定も可能。
参考:WordPress5.5の新しいXMLサイトマップ機能
自動生成を無効化する方法
この新機能を無効化するには、色々な方法があります。
「XML Sitemaps(旧:Google XML Sitemaps)」を有効化していれば、WordPress のコア サイトマップは自動で無効化されます。
(このプラグインのリリース情報などで説明があった訳ではなく、実体験より)
「Yoast SEO」 や 「Slim SEO 」などは、WordPress のコア サイトマップを自動で無効化します。
「Disable WP Sitemaps」は、WordPressが自動生成するサイトマップを無効化する為のプラグインです。インストールし有効化するだけで無効化できます。
以下のコードを追記すると、WordPressが自動生成するサイトマップを無効化できます。
※PHPファイルの編集はバックアップを取るなど細心の注意を!
add_filter( 'wp_sitemaps_enabled', '__return_false' );
「設定」→「表示設定」
「検索エンジンでの表示」
「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れるとコアサイトマップが表示されなくなります。
詳細は以下
プラグインを使わない場合
この新機能を利用し、これまでに使っていたプラグインをやめる場合の対応について。
「XML Sitemaps(旧:Google XML Sitemaps)」などのプラグインで生成されるXMLファイルのアドレスをGoogle SerchConsoleなどに設定している場合、
自動生成されるサイトマップアドレスは以下のようになる(「sitemap.xml」ではない)為、変更する必要があります。
セキュリティ
プラグインの自動更新設定
テーマの自動更新設定
From: WordPress <wordpress@ドメイン>
一部のプラグインとテーマが、https://XXXX.jp のサイト上で自動的に最新バージョンに更新されました。何もする必要はありません。
以下のプラグインを更新しました:
– Classic Editor バージョン1.6以下のテーマを更新しました:
– Twenty Twenty バージョン1.5問題が生じたり、サポートが必要な場合は、WordPress.org のサポートフォーラムのボランティアが助けになるでしょう。
https://ja.wordpress.org/support/forums/WordPress チーム
ブロックエディタ
色々な新機能があるようです。
jQueryバージョンの更新
WordPress5.5から「jQuery関連」が変更になるようです。
jQuery変更は影響が大きくなる為、以下のように段階的に変更していく予定のようです。
現jQuery Migrate(新旧バージョン差異を解決するjQuery)を削除
最新のjQuery、最新のjQuery Migrate、最新のjQuery UIに変更
最新のjQuery Migrateを削除
参考プラグイン
jQuery変更の影響は、それぞれのテーマや利用プラグインなどの環境によって様々なので、テストできるプラグインを利用してみるのもいいかもしれません。
その他
詳細は以下で確認出来ます。
コメント