FC2ブログからWordPressへの失敗しない移行手順

2018-12-19移行

 

はじめに

 

—- 2019/6追記 —-
画像の差し替えに多大な労力が必要だったのですが、非常に便利なプラグインを見つけましたので、一番大変な部分が簡単に行えるようになり、記事を大幅に変更修正しました。

 

ちなみにFC2は「301リダイレクト」は不可です

 

必要なもの(環境)は以下の通りです。

  • 既存のFC2ブログ
  • WordPressの環境
  • Broken Link Checker」プラグイン
  • Search Regex」プラグイン
  • External image replace」プラグイン

WordPressの環境はプラグインが使えればいいので「WordPress.com」でも有料版なら大丈夫ですが、私の場合はサーバーにインストールした「WordPress.org」で行いました。

プラグインについては、簡単に以下の用途で利用します。

 リンクエラーチェック

Broken Link Checker

リンク切れのチェックを自動で行ってくれるプラグインです。特に必須ではないので、状況に応じて利用して下さい。

 検索・置換

Search Regex

文字列の検索置換を行うプラグインです。

インポート後についてしまう余計なコードの削除に使用します。

 画像アドレス置換、アイキャッチ自動セット

External image replace

現在使っているブログのドメインとは異なるURLが指定されている画像を置換、アイキャッチも自動設定してくれる便利なプラグインです。

 

 

これからWordpress環境を用意する方は、以下の記事も参考にして下さい。

 

 

FC2からデータをダウンロード

 

FC2からは、画像のダウンロードも可能ですが画像ダウンロードは行わず、記事のダウンロードだけ行います。

 

まず、FC2ブログの管理画面にログインします。

「ツール」メニューにある「データバックアップ」を選択します。

バックアップ画面にはエクスポート可能なデータがずらりと並んでいます。

 

記事内容のダウンロード

以下の中から好きな単位で、エクスポートが可能です。

  • 全ての記事
  • 年度別の記事
  • 月別の記事
  • カテゴリー別の記事
  • ユーザータグ別の記事
 すべてを移行するには「全ての記事」を選択してダウンロードします。

 

ダウンロードされたデータは以下のような名前のテキストデータになります。

 

ユーザーID-XXXX.txt

中身は以下のようになっています。

AUTHOR: XXXXX
TITLE: XXXXX
STATUS: Publish
ALLOW COMMENTS: 1
CONVERT BREAKS: default
ALLOW PINGS: 1
PRIMARY CATEGORY: XXXXX
CATEGORY: XXXXX
DATE: XX/XX/XXXX 99:99:99
-----
BODY:

HTMLタグ付き記事内容

-----
EXTENDED BODY:
-----
EXCERPT:
-----
KEYWORDS:
-----

~~以下 記事数分 同様に並ぶ

 

 

WordPressへインポート

 

記事データのインポート

まずは管理画面の「ツール」から「インポート」を選択します。

インポートツールがずらりと出てきますので「Movable Type と TypePad」を選択します。

※未インストールでしたら、「今すぐインストール」でインストールして下さい。

 

 

インストールが完了したら、少しファイルの手直しが必要です。

 

FC2からのテキストファイルをそのままインポートすると、

<br><br> が <br>になってしまうのを防ぐ為

インポートを行う前に、修正します。

 

具体的には以下のPHPファイルを修正します。

 

/wp-content/plugins/movabletype-importer/movabletype-importer.php

 

 

!empty($line) で検索すると 455行目あたりにあります。(2018/12現在)
!empty($line)

 

 上の図では、455行目と456行目をコメント(//)で2行潰し、1行追加します。
 $line .= “<br>”;

 

$line .= "<br>";

 

 

修正したファイルをFTPで上書きしたらインポート作業開始です。

 

「ファイルを選択」で、FC2からダウンロードした記事内容のテキストを指定します。

 

ユーザーID-XXXX.txt

 

 

インポートする記事の「投稿者」を指定します。

自分(または作成済みユーザー)の場合は、「選択」から選べます。

今までにWordpress側で投稿している記事があれば、それとは別のカテゴリーになっていればOKですが、同じカテゴリーの記事が既にある場合は、あえて投稿者を新しいものにすると後の作業がやりやすいです。

 

WordPress既存記事とFC2からのインポート記事の区別がつくように

 

 

 

以下の画面が出れば、完了です。

 

 

記事を下書きに変更

インポートが完了すると、すべての記事が「公開」状態になっています。

いろいろと不具合のある可能性はありますが、一気に以降の処理も行う場合は、特に「下書き」に変更する事は必須ではありません

 

このままでは、画像のURLがFC2側にある画像ファイルになっているのと、リンク切れを起こしている部分がある可能性もあります。

私の場合は、いろいろ古い記事も多かったので、リンクエラーだらけになっていました。

リンクエラーの処理については、後に述べますが、まずは今インポートした記事をすべて一旦「下書き」状態にします。

 

インポートした件数が多い場合、表示件数(デフォルト20件)を増やすと速いです。件数を変えるには、以下の「表示オプション」での件数変更を参考にして下さい。

 

「投稿一覧」画面でカテゴリーや、投稿者で記事を絞り込み、インポートした記事のみが一覧で出るようにしてから

 「タイトル」にチェックを入れすべての記事を選択します。

 

 すぐその上にある「一括操作」をプルダウンで「編集」にし、その右にある「適用」を押します。

 「ステータス」のプルダウンで「下書き」に変更し、「更新」ボタン

 

 

これで1ページに表示されていた記事はすべて「下書き」になります。

更に記事がある場合は、ページ送りをして同じ作業を繰り返します。

 

 

余計なコードを削除

プラグイン名:Search Regex

Search Regex

 

インポートした記事のコードを見ると、すべての記事の最後に

<!–more–> と入ってしまっています。

これは不要なので、Search Regexプラグインを使って一括削除します。

プラグインの新規追加で検索してインストールし、有効にして下さい。
指定した文字列を検索し、指定した文字列に置換してくれるプラグインです。

 

Search Regex プラグインについては以下も参考にして下さい。

 

メニューの「ツール」の中に「Search Regex」が追加されますのでそれを選択します。

 

正規表現を使って、以下のように指定します。

 

Search Pattern(検索文字) |<br>\n<!–more–>\n<br>| 

Replace Pattern(置換文字) 空白

Regex にチェック(正規表現で検索する場合)

 

|<br>\n<!--more-->\n<br>|

 

 

Replace&Save ボタンで完了です。

 

画像リンクの変更とアイキャッチの設定

記事内の画像ファイルアドレスをFC2からWordpressに変更し、アイキャッチ画像の設定を行います。

 

以下のプラグインを使うと、自動で同時に一括処理できます。

このプラグインでは、移行前のFC2ドメインアドレスになっている画像を、新しいワードプレス環境のドメインアドレスに置き換え、メディアファイルとしてすべてアップロードまで自動で完了、更に1つ目の画像をアイキャッチに自動設定してくれます。

 

プラグイン名:External image replace

External image replace

1196_03

 

インストール、有効化すると「ツール」に「外部画像置き換え」メニューが出ますので選択します。

1196_06

外部画像を使っている記事が並んでいます。

 

置換したくない画像がある場合

下の方へ行くと「除外するドメイン」の設定エリアがあるので、アフィリエイトの画像など、置換したくないものがあれば、ドメインで設定し、保存ボタンを押します。

 

1196_02

 

一括置換

 

 タイトルにチェックを入れ、「置き換え」ボタンを押します。

1196_04

 

あとは置換処理が完了するのをしばらく待ちます。

記事数・画像数によりますが、500記事超(更に1記事内に複数画像)の処理では12分くらいかかりました。

 

※エラーがあった場合も、その旨、ログに表示されます。

ログ例
Complete.
15:23:29 記事ID 1208 処理が完了しました。
15:23:28 Post ID 1208 Start.
・・・
15:18:00 エラー! 記事ID 1489 画像のダウンロードに失敗しました。
・・・
15:11:22 Post ID 1757 Start.

 

 

非常に便利で素晴らしいプラグインですが、2点だけ注意。

 

1.FC2ブログで記事にサムネイル画像を表示させ、そのリンク先に大きな画像を指定しているような場合(よくあると思いますが)は、表示している画像のみに対応で、リンク先はFC2になってしまいます。

2.FC2で「絵文字」を使っている場合、エラーが出やすいかも?(全部調べらるのは困難でしたが、エラーになった記事には絵文字があるパターン多し)

 

リンクエラーのチェック

最後に、画像以外のリンクにエラーがないかをチェックします。

プラグイン名:Broken Link Checker

Broken Link Checker

 

プラグインの新規追加で検索してインストールし、有効にして下さい。

インストールし、有効化すると「ツール」の中に「リンクエラー」が追加され、リンク切れがあれば、以下のように件数が出ます。

この「リンクエラー」の部分をクリックすると以下のように、どの記事のどの部分がエラーかがわかります。

  • URL     リンク切れのアドレス
  • ステータス   どういうエラーか
  • リンクテキスト リンクの文字列
  • ソース    対象の記事タイトル

 

 

ソースの所に出ている記事タイトルの下の「編集」を選び、該当のリンク切れURLを編集します。

 

リンク切れは、古い記事が多いと、かなりあるかもしれませんし、まったくないかもしれません。

すべてのエラーを修正すれば、完了です。

 

このプラグインの使い方詳細については以下も参考にして下さい。

 

 

インポートからやり直したい場合

なんらかの作業ミスで、インポートを最初からやり直したい場合には、

全記事削除についての以下をご覧ください。

 

 

インポート記事を「公開」

記事を下書きに変更で行った操作と同様に、「一括編集」で「ステータス」を「公開」に戻して終了です。

 

お疲れ様でした。

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