2020/05-5年半ぶり更新!検索・置換プラグインSearch Regexの使い方と正規表現

指定した文字列を検索し、指定した文字列に置換してくれるプラグインです。
いろいろな場面で便利に使えます。
「Search Regex Ver.2.0」にアップデートを行うと、検索する画面が変わります。
更に、昇順・降順表示オプションがなくなっているみたいですが、久しぶりの更新で最新のWordPress対応となり、エラーメール問題は解消されています。
「Search Regex」を使うたびにエラーのメールが届くようになった対処についてWordPress Ver5.2.2以降で発生
以下のようなメールが届いた場合、ちょっとびっくりしますが
放置して問題ありません。
どうしても気になる場合は、プラグインのPHPファイルを編集する事で解決できます。
私が参考にしたサイトは以下ですので、メールがイヤだ~という方は参考にして下さい。
Search Regex使用時に「サイトで技術的な問題が発生しています」というエラーメールが届くときの解決方法(Naifix様)
インストール
プラグインの新規追加で検索してインストールし、有効にして下さい。
Search Regex
※単体ダウンロードページは こちら
各項目説明
有効化するとメニューの「ツール」の中に「Search Regex」が追加されますのでそれを選択します。
– 2020年5月追記 –
バージョンアップで画面が変わりました。
Souce 検索対象
Ver.2.0~
日本語対応になったようです。わかりやすい。
Ver.1.x の場合
デフォルトでは「Post contents」になっています。
プルダウンで選択できる内容は以下の通りです。
Comment author email – コメントのメールアドレス
Comment author URL – コメントのURL
Comment content – コメントの内容
Post content – 記事の本文
Post excerpt – 記事の抜粋
Post meta value – 記事のカスタムフィールド
Post title – 記事のタイトル
Post URL – 記事のURL
検索件数と昇順or降順 指定
Ver.2.0~
件数指定は以下から。昇順・降順の選択がなくなっていました。
Ver.1.x の場合
No limit(件数制限なし)、10,25,50,100件から選択可能
Ascending 昇順
Descending 降順
あまりにも検索対象件数が多い場合など以外は、デフォルトで問題なし。
検索・置換文字列入力
Ver.2.0~
正規表現の場合は「Serch Flags」の項目から
「Regular Expression」にチェック
Ver.1.x の場合
Replace pattern 置換文字列
Regex 正規表現(後述)
Search 検索
Replace&Save 置換・保存
使い方
通常の文字列置換
- Search pattern 検索文字列を入力
- Replace pattern 置換文字列を入力
- Serch ボタンで検索結果を表示
- 問題なければ Replace & Save ボタン
正規表現を使う
特定の決まった文字列ではなく、ある条件パターンにあう、いろいろな文字列で検索したい場合に使います。
たとえば、記事内の強調タグ<strong>を アンダーラインタグ<u>に変える場合で説明していきます。
. 任意の1文字
* 直前のパターンの0回以上繰り返し(最長一致)
(.*) で文字列をマッチさせますが、このままだと、1行の中に
<strong>ABC</strong>は、CDEとFGの<strong>XYZ</strong>です
などと、複数回書かれていると、最初の< strong>(ABCの前)から最後の</strong >(XYZのあと)までを1つとして認識し、間の文字列もすべて変換対象となってしまいますので、「?」を付けます。
(.*?) 任意の1文字の0回以上の最短連続
|<strong>(.*?)</strong>|
上記の記述では、最短マッチで<strong></strong>タグに挟まれた文字列を含む<strong>~</stromg>までのすべてが対象になります。
$1(変数) に 上記検索でマッチした文字列が入るので、以下のように記述。
<u>$1</u>
チェックを入れます。
case-insensitive ー 大文字・小文字を区別しない
multi-line - 複数行モード
dot-all - DOTALLモード
その他必要に応じてチェックします。複数行にわたるアドレスや、コードなどを検索する場合などにチェックして利用できます。
例での検索結果
その他、正規表現では数字や否定、半角、全角など様々な条件の指定が可能です。
詳細については、「正規表現」で検索するといろいろ出てきます。
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