2018年・年間ベストセラー新書・単行本20冊(ノンフィクション)

2019-05-20ベストセラー

2018年の新書・単行本・文庫本のノンフィクション部門ベストセラー全30冊です。

(集計期間は2017年11月26日~2018年11月24日/日販調べ)

 

その他のベストセラーはこちら

 

 

新書

1位:極上の孤独

 実用書

著 者:下重暁子
出版社:幻冬舎

現代では「孤独=悪」だというイメージが強く、たとえば孤独死は「憐れだ」「ああはなりたくない」と一方的に忌み嫌われる。しかし、それは少しおかしくないか。そもそも孤独でいるのは、まわりに自分を合わせるくらいなら一人でいるほうが何倍も愉しく充実しているからで、成熟した人間だけが到達できる境地でもある。「集団の中でほんとうの自分でいることは難しい」「孤独を味わえるのは選ばれし人」「孤独を知らない人に品はない」「素敵な人はみな孤独」等々、一人をこよなく愛する著者が、孤独の効用を語り尽くす。

 

2位:日本史の内幕

 エッセイ

著 者:磯田道史
出版社:中央公論新社

好調の日本史本のなかでも「磯田歴史学」が絶好調の秘密

来年のNHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』で時代考証を務める、気鋭の歴史学者の最新エッセイ集が絶好調だ。映画化もされた『武士の家計簿』を始め、既に数々のヒット作のある著者だが、本書は刊行から2週間弱で10万部を突破。その後もペースの落ちない異例のロケットスタートぶりだ。

 

3位:未来の年表 人口減少日本でこれから起きること

 人口データ分析など

著 者:河合雅司
出版社:講談社

2033年には3戸に1戸が空き家に!? 少子高齢社会の現実を予測したヒット本

日本が少子高齢社会であることはもはや常識だが、その怖さを具体的に意識できている人がどれだけいるだろう。そんな漠然とした不安に明確な輪郭を与える新書が、爆発的ヒット中だ。主に参照されているのが、国立社会保障・人口問題研究所の〈日本の将来推計人口〉データ。

「今年4月に5年ぶりに公表された最新データを駆使した本は、これが初です」(担当編集者)

 

4位:妻に捧げた1778話

 エッセイ

著 者:眉村卓
出版社:新潮社

病気の妻に1日1話

人気テレビ番組の「アメトーーク! 」には、“読書芸人"という企画があり、芥川賞作家になる前の又吉直樹など本好きの芸人がそれぞれの推薦本を紹介してきた。そこで取りあげられた本は確実に売り上げを伸ばすとあって、書店も放送後に店頭の陳列を変えるほど影響力をもっている。

末期がんを宣告された妻のために、1日1話ショートショートを書く。原稿用紙3枚以上、病人の神経を逆なでしない題材で、固有名詞はなるべく使わず、どこかで日常とつながっている、商業誌に載ってもおかしくないレベルの作品を──作家として難儀な制約を自ら課し、眉村は1997年7月16日から書きはじめる。そして1日たりとも途切れることなく書きつづけ、妻が亡くなった2002年5月28日、遺体がもどった自宅で最終回となる1778話目を書いた。この本にはその中の19篇と結婚生活をふり返るエッセイが収まり、人と人とが共に生きていく要諦を伝えている。

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5位:友だち幻想

 

著 者:菅野仁
出版社:筑摩書房

「人と人とのつながり」と聞いて「息苦しい」と感じるあなたに

疑いなく正しいとされがちな、〈人と人とのつながり〉。SNSを始め、さまざまなコミュニケーションツールの普及によって、さらに〈つながり〉重視の傾向は強まっている。社会学者である著者(故人)は、10年以上も前に、過剰な〈つながり〉がもたらす息苦しさに目を向け、〈人と人とのつながり〉の常識を丁寧に問い直し、若年層向けの新書にまとめた。その本が今、大きな脚光を浴びている。

 

6位:不死身の特攻兵

 

著 者:鴻上尚史
出版社:講談社

日本軍の真実

12月8日は日米開戦があった日。沖縄をはじめ全国に米軍の基地や施設があり、不平等な日米地位協定や航空管制など、“戦後"はまだ続いている。76年前に無謀な戦争をしなければ、そして、その前に愚劣な中国侵略を始めていなければ、こんなことにはならなかっただろうに。

戦争の始め方もばかげていたが、終わり方も悲惨だった。面目にこだわった軍部は負けを受け入れようとせず、一般国民はひどい目にあった。

日本軍の戦術でもっとも愚劣なものが特攻だろう。飛行機だけでなく操縦者の生命も失われる。日本軍が人命を軽視したことを象徴している。

 

7位:未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること

 

著 者:河合雅司
出版社:講談社

本書は、『未来の年表』の続編である。ベストセラーの続編というのは大抵、前著の余勢を駆った「二匹目のどじょう狙い」である。しかし、本書は決して二番煎じをしようというものではない。「人口減少カレンダー」だけでは、少子高齢化という巨大なモンスターの全貌をとらえるには限界があった。だから今回は、全く違うアプローチで迫る。

 

8位:孤独のすすめ

 

著 者:五木寛之
出版社:中央公論新社

五木寛之さんが説く、人生の「下山」の時期をどう生きるか

2015年に刊行された単行本『嫌老社会を超えて』を再構成、大幅加筆のうえでタイトルを変えて新書化。「孤独」の時間を楽しみ、老いに伴う体や心の不調を穏やかに受け入れ、自立した生き方を心がけ、心が辛いときには「回想」することで癒しを得る。登り調子を過ぎた、人生の「下山」の時期を安らかに生きるための姿勢を、柔らかな言葉で語りかける本が大ヒット中だ。既に部数は単行本で出したときの10倍。

 

9位:昭和の怪物七つの謎

 

著 者:保阪正康
出版社:講談社

昭和史研究の第一人者が、積み重ねた取材から東條英機、、石原莞爾、犬養毅、渡辺和子、瀬島龍三、吉田茂が残した謎に迫る。

私の使命は、昭和前期から無謀な戦争に突入し、悲惨な敗戦を迎えるまでの記録と教訓を、次世代に繋げることだと考えている、と筆者は言う。これまで40年以上にわたる近現代史研究で、のべ4000人から貴重な証言を得てきた。本書でも紹介する東條英機夫人。秘書官・赤松貞夫。石原莞爾の秘書・髙木清寿。東條暗殺計画の首謀者・牛島辰熊。2・26事件で惨殺された陸軍教育総監・渡辺錠太郎の娘、和子。犬養毅首相の孫娘、道子。瀬島龍三本人。吉田茂の娘、麻生和子などなど。その証言と発掘した史料により筆者は多くの評伝を書いてきたが、そこに盛り込めなかった史実からあらためて「昭和の闇」を振り返る。

 

10位:自分のことだけ考える。

 

著 者:堀江貴文
出版社:ポプラ社

ホリエモン初のメンタル本! 思い込みを振り払え、炎上を恐れるな。
メンタルコントロールの極意49。
他人の目が気になる、人前だと緊張が止まらない、モチベーションを持続できない……。こうした心の悩みを抱え、自分のやりたいことにブレーキをかけてしまっている人は多い。無駄なものを遠ざけ、心をフラットに生きる方法。

 

 

単行本

1位:漫画 君たちはどう生きるか

 実用書

著 者:吉野源三郎、羽賀翔一
出版社:マガジンハウス

知的好奇心旺盛な少年「コペル君」と、彼を亡き父親の代わりに見守る教養ある「おじさん」。そんなふたりの心温まるやりとりを通じて、生きる意味を平易に、深く説いた児童向け教養小説の古典が初めてマンガ化された。刊行直後から話題を呼び、現在も途切れなく部数を伸ばしている。

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2位:大家さんと僕

 コミックエッセイ

著 者:矢部太郎
出版社:新潮社

顔を見たらわかるかもしれないが、「お笑いコンビ・カラテカの矢部太郎」と紹介されても、おそらくはあまりピンと来ないだろう。そんな微妙な立ち位置の芸人である「僕」と、ひとつ屋根の下で同居する87歳の老婦人「大家さん」との交流を描いたコミックエッセイが大ヒット中だ。

何かと「僕」に声をかけ、お茶や食事に誘い、世話を焼く「大家さん」。一方の「僕」も、「大家さん」の思い出話に耳を傾け、困った時には手を差し伸べる。

 

3位:頭に来てもアホとは戦うな!

 実用書

著 者:田村耕太郎
出版社:朝日新聞出版

苦手なヤツほど徹底的に利用せよ!
目標がみるみる叶う、最強の「人の動かし方」

本書の内容は、多くが自らの「失敗」にもとづいて書かれている。
証券マン時代、取引先の心を動かすことができず2年間成績がゼロであったこと、
政治家時代の酒席や権力闘争の中での失敗……。
そうした経験から生み出した方法は、
愚直でありながらしたたか、格好悪く見えて、効果はてきめん、そんな実践法である。

 

4位:君たちはどう生きるか

 実用書

著 者:吉野源三郎
出版社:マガジンハウス

著者がコペル君の精神的成長に託して語り伝えようとしたものは何か。それは、人生いかに生くべきかと問うとき、常にその問いが社会科学的認識とは何かという問題と切り離すことなく問われねばならぬ、というメッセージであった。著者の没後追悼の意をこめて書かれた「『君たちはどう生きるか』をめぐる回想」(丸山真男)を付載。

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5位:信仰の法

 実用書

著 者:大川隆法
出版社:幸福の科学出版

人種、文化、政治、そして宗教――
さまざまな価値観の違いを超えて、この地球は“ひとつ"になれる。

人類が求めてきた「永遠の疑問」に対する「答え」が、この一冊に。

 

6位:新・人間革命 第30巻 上

 実用書

著 者:池田大作
出版社:聖教新聞社

創価学会のシリーズ本

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7位:九十歳。何がめでたい

 エッセイ

著 者:佐藤愛子
出版社:小学館

「いちいちうるせえ」の喝でファン激増

大正12年生まれ、92歳の大作家。その最新エッセイ集が、高年齢層から若年層まで世代を超えた共感を集め、大ヒット中だ。

 

8位:かみさまは小学5年生

 自己啓発?

著 者:すみれ
出版社:サンマーク出版

最初の13ページで涙する人、続出!
「胎内記憶」をテーマにした映画『かみさまとのやくそく』に出演し話題となった奇跡の小学生、初の本。

すみれちゃんは現在、小学5年生。
ピザ(とくにマルゲリータ)が大好きで、勉強や運動がちょっぴり苦手な、一見どこにでもいる普通の女の子。
だけど……じつは特別な力を持っています。

――それは、生まれる前の記憶を忘れずに10歳まで育ったということ。そして、今でも空の上にいるかみさまとお話ができるのです!

そんなすみれちゃんが、生まれる前から知っていた「ほんとうの幸せ」とは?

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9位:乃木坂46写真集 乃木撮 VOL.01

 写真集

著 者:乃木坂46
出版社:講談社

乃木坂46メンバー同士で撮影したオフショット写真集!ビジュアルNo.1グループの赤裸々すぎる素顔!

 

10位:生きていくあなたへ

 

著 者:日野原重明
出版社:幻冬舎

「人間は弱い。死ぬのは僕もこわいです。」105歳の医師、日野原重明氏が、死の直前まで語った、希望と感謝の対話20時間越。最後の力を振り絞り伝えたかった言葉とは。生涯現役、渾身最期の一冊。

2017年7月18日この世を去られた日野原重明さん。2016年年末からはじまった本書のインタビューは、亡くなる直前まで、時にはベッドに横たわりながら20時間以上行われました。言葉を軸にしながら、死と生、病と健康、出会いと別れ等々、人生の深淵について語ります。

第1章 死は命の終わりではない
第2章 愛すること
第3章 ゆるすことは難しい
第4章 大切なことはすぐにはわからない
第5章 未知なる自分との出会い