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コピペで簡単!Chart.jsで魅力的なポーラーチャートを描こう

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この記事は約6分で読めます。
     


 

はじめに

データを視覚的に表現したいとき、グラフ描画は格好の方法です。この記事では、簡単にChart.jsを使ってポーラーチャートを描く方法を解説します。

ポーラーチャートサンプル

コピペで使えるコードも紹介し、初心者でも簡単に実装できるポイントを説明します。また、カスタマイズや応用例も紹介しますので、幅広く棒グラフを活用できるようになります。

「Chart.js」では、棒グラフ円グラフ折れ線グラフレイダーチャートなど多彩なグラフを好きな色に設定して表示する事が出来ます。
それらを組み合わせた混合チャートも可能です。

様々なグラフのサンプルは公式サイトで見る事が出来ます。

Chart.js(公式サイト)
Chart.js ドキュメント

チャートの設定方法

  • type:描画するグラフの種類
  • data:ラベルとデータセット
  • options:オプション設定

グラフの種類は「type」で指定します。

グラフの種類

それぞれの詳細な使い方記事は、以下の表内リンクからご覧ください。

type 表示サンプル type 表示サンプル
radar
レーダーチャート詳細
レーダーチャートサンプル line
折れ線グラフ詳細
折れ線グラフサンプル
bar
棒グラフ詳細
棒グラフサンプル pie
円グラフ詳細
円グラフサンプル
polarArea
ポーラーチャート詳細
ポーラーチャートサンプル doughnut
ドーナツチャート詳細
ドーナツチャートサンプル
bar、line
複合グラフ詳細
複合グラフサンプル
scatter
散布図
散布図サンプル bubble
バブルチャート
バブルチャートサンプル

 

ポーラーチャート

ポーラーチャート は、type: ‘polarArea’ です。

ポーラーチャートサンプル

 

実際の流れ

手順
  • STEP1
    JS読み込み
    Chart.jsを読み込むコードを記述(1行のみ)
  • STEP2
    コード編集
    JavaScriptを記述(データやデザイン設定)
  • STEP3
    表示コード
    HTMLを記述(1行のみのグラフ表示用タグ)

1.Chart.jsを読み込む

Chart.jsを読み込むコードを記載します。

<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/Chart.js/2.7.2/Chart.bundle.js"></script>

 

コードの記述場所について

サイト内の複数ページでグラフ表示をする場合はサイト全体のヘッダー内でもOKですし、特定ページでのみグラフ表示をする場合はそのページの<head>や<body>でもOKです。

例:Cocoonの場合

サイト全体で利用の場合は以下のいずれか(「head-insert.php」推奨)

Cocoon:tmp-user

特定ページのみでしか利用せず、そのページでのみ読み込みたい場合は、以下の記事で「Chart.js」を読み込むページごとや、複数ページの指定方法などを解説していますので、参考にして下さい。

JavascriptやCSSを特定ページのみで読み込ませる
サイト全体で使うもの以外は、使うページのみで読み込ませる方が無駄がなく便利です。 当サイトでは、グラフを使った解説ページがいくつかある為、その記事のみで読み込ませるようにしています。 サンプルはグラフ表示のJavaScriptファイル「Ch...

2.JavaScriptを記述

コードの記述場所について

表示したいページに記述します。

例:Cocoonの場合

グラフを表示するページの編集画面下にある「カスタムJavaScript」

Cocoon:カスタムJavaScript

注意点

テーマの仕様によって、記載しているコードの<script></script>タグは、不要な場合もあります。たとえば、WordPressでJavaScriptを記述するエリアがあり、そこに記述する場合は不要。(Cocoonの記事内「カスタムJavaScript」などでも不要)

コードと表示サンプル

 

 

コードを表示
 var ctx = document.getElementById("myPolarChart");
  var myPolarChart = new Chart(ctx, {
    type: 'polarArea',
    data: {
      labels: ["A", "B", "C", "D", "E"], //データ項目のラベル
      datasets: [{
          backgroundColor: [
              "#c97586",
              "#bbbcde",
              "#93b881",
              "#e6b422",
              "#507ea4"
          ],
          data: [45, 32, 18, 50, 22] //グラフのデータ
      }]
    },
    options: {
      title: {
        display: true,
        //グラフタイトル
        text: 'グラフタイトル'
      }
    }
  });

 

簡単解説

chart.js PolarArea(ポーラーチャート)解説 ※外部リンク

1行目で記述している「myPolarChart」は、任意の名称です。

同一ページ内に複数のグラフを表示する際には、この名称をそれぞれに設定します。

例:ポーラーチャートを2つ表示

myPolarChart1

myPolarChart2

データ項目のラベル
labels: [“A”, “B”, “C”, “D”, “E”], //横データ項目のラベル

ポーラーチャートサンプル

項目数はいくつでもOKです。増やした場合は、データ内容も同数にする事をお忘れなく!

グラフデータ

実際の数値をグラフの数だけ設定します。※サンプルでは3か所

data: [45, 32, 18, 50, 22] //グラフのデータ
オプション

グラフ上に表示するテキスト(グラフタイトル)を設定しています。

options: {
title: {
display: true,
text: 'グラフタイトル' //グラフタイトル
}
}

ポーラーチャートサンプル

 

3.HTMLを記述

表示したい場所に記述します。

<canvas id="myPolarChart">
</canvas>

注意点

表示する為のHTMLはこれだけですが、上記コードのように、

閉じるタグ(</canvas>)の前に改行を入れます。

WordPressの場合、タグのみの行はビジュアルエディタとテキストエディタを行き来するだけで消えてしまうのを防ぐ為です。

何かしらの文字を入れれば消えませんが、今回は文字の必要がない為、一番楽な「改行」で対応しています。

グラフが表示されない時

記述したJavaScriptとHTMLを見直して下さい。

以下の部分が同じになっている事を確認する

JavaScript

1~2行目

var ctx = document.getElementById(“myPolarChart“);
var myPolarChart = new Chart(ctx, {

HTML

<canvas id=”myPolarChart“>

2つ以上のグラフを表示している場合や、他の部分で同じ名称を使っていないかを確認する

上記の解説にも書きましたが、複数のグラフを同一ページ内で表示する場合は、名称を変える必要がありますのでご注意下さい。

例:ポーラーチャートを2つ表示

myPolarChart1

myPolarChart2

JavaScript、HTMLのそれぞれに対応して名称が間違えていないか確認。

 

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