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プラグインは必要なものだけ入れる!あった方がいいものと入れない方がいいもの

WordPress・プラグイン
この記事は約8分で読めます。
     


 

はじめに

 

プラグインについては、「必須プラグイン〇選!」や「これだけ入れればOK!」のような記事を見かけますが、それだけを頼りに内容もよくわからずにプラグインだけ入れてしまうのは絶対にやめた方がいいです。

プラグイン同士の相性や、テーマとの相性もありますし、安全性についても万全なものばかりとは言えずリスクもあります。プラグインの数が増えすぎるのはサイトが無駄に重くなる問題にもなります。

使っていくうちに欲しい機能が出てきた際、実現するにはプラグインがいるか、なしでも対応できる方法はあるかを調べた上で、必要になったプラグインを入れるようにしましょう。

また、プラグインを導入する際は、複数を一度に「有効化」して不具合が出た場合、何が悪いかわかりにくいことと、致命的エラーを防ぐため、ひとつずつインストールし、ひとつずつ「有効化」して動作確認します。

 

バックアップを取っておく事も重要です。
WordPressのバックアップと復元-FTPとプラグイン
バックアップ対象 WordPressのバックアップは主に以下の4つを行う必要があります。 データベース(記事、タイトル、カテゴリー、タグ、公開ステータス等) 画像ファイル(記事などで使用しているアップロード画像) プラグイン テーマ 2~4...

 

ちなみに、ルクセリタスではキャッシュ系のプラグインを使うとかえって遅くなるそうです。@開発者様談

詳細はこちら ルクセリタスお勧めプラグインとお勧めしないプラグイン

 

プラグインによっては常時有効化していなくても、使う時だけ有効化し、普段は停止しておけばよいものもあります。※停止中のプラグインがあるとワードプレスが「削除しろ」とアラートを出してきますし、停止していても高速化には影響ありです。自己判断で運用して下さい。

そんな中、実際に使っているものや、ユーザーの多い安定したプラグインをいくつかご紹介します。

 

高速化対応プラグイン

画像の圧縮

プラグイン名 EWWW Image Optimizer

プラグインを入れると、今までにアップロードした画像ファイルをすべて最適化(圧縮)出来、更にこれからアップロードする画像ファイルも、アップロード時に自動圧縮してくれる便利なプラグインです。これは「必須」と言っていいと思います。

 

詳細は以下をご覧ください。

画像最適化プラグイン-EWWW Image Optimizer 2019
たった1か所のチェックで完了!!簡単設定! はじめに ブログを運営していて投稿記事が増えてくると、画像ファイルも増え、表示速度が遅くなってしまいます。 表示速度が落ちるとユーザー離脱率が上がってしまいます。 そこで、プラグインを使って画像フ...

 

DB最適化

プラグイン名  WP-Optimize

 

データベースを最適化(ゴミ削除)、リビジョン削除などが出来るプラグインです。
スケジューリング機能で自動でも可能ですし、自分のタイミングで消したいものだけ消す事も可能です。

とにかく「リビジョン」が溜まるのが気持ち悪いので使っています。

記事のリライトが多い場合や、複数の編集者(ライターさんなど)がいる場合はあった方がいいかと思います。

 

詳細は以下をご覧ください。

DB最適化&リビジョンを削除するプラグイン-WP-Optimize
はじめに WordPressを普通に使っていると、記事が増えていくと同時にゴミも増えていきます。 放置しているとゴミ(不要なデータ)の量が膨大になりブログが重くなってしまいます。 目に見えて増えていくのは「リビジョン」。 編集中に下書き保存...

 

その他「Lazy Road」系プラグイン(画像遅延読み込み)など。

WordPressの高速化については以下も参考にして下さい。

WordPressを高速化!表示速度を上げる事の重要性と方法について
高速化の重要性 ページの表示速度は、ユーザビリティにおいても、SEOにおいても重要です。 Googleもページスピードを重視し、検索順位に影響すると明言しています。 Webサイトを高速化することは、サイトの所有者だけでなく、すべてのインター...

 

作業効率化プラグイン

XMLサイトマップ自動生成&送信

プラグイン名 Google XML Sitemaps

 

検索エンジンにサイト内のページをすべて知らせる為に作成します。

たとえばGoogle Serch Console などにXMLファイルを送信する設定にしておくと、常に最新のサイト内ページ情報がGoogleに送られます。またこれで生成されるサイトマップアドレスをサーチコンソールに設定しておくのにも利用できます。

詳細は以下をご覧ください。

Google XML Sitemapsで検索エンジン用サイトマップを自動作成
はじめに サイトマップには2種類あります。 XML形式 検索エンジンにサイト内のページをすべて知らせる為に作成します。 たとえばGoogle Serch Console などにXMLファイルを送信する設定にしておくと、常に最新のサイト内ペー...

 

記事の複製

 プラグイン名 Duplicate Post

 

記事一覧の「編集」「ゴミ箱へ移動」などと同じように
複製」「新規下書きメニューが追加され簡単にコピーできるようになるプラグインです。

よく似た記事をコピーしたり、テンプレートを用意しておくことで、記事作成時間が短縮できます。

 

詳細は以下をご覧ください。

WordPressで簡単記事コピーするプラグイン-Duplicate Post
はじめに よく似た記事を書く場合や、既存の記事とレイアウトを同じにしたい場合などにコピーできると便利です。テンプレートを作っておいてそれを使って記事を書く際にも役に立ちます。 無料ブログには普通にある機能かな?と思うのですが、WordPre...

 

検索・置換

プラグイン名 Broken Link Checker

文字列の検索や、置換を一括で行えるプラグインです。

何かにつけて便利なので、入れておいて使う時だけ「有効化」しています。

 

停止中のものも大量のオブジェクトが登録されメモリを消費するので、使わないものは停止するだけではなく削除した方がいいですが、使うたびにインストールするのは面倒なので

個人的には、この「Serch Regex」と以下の「あると便利なもの」でご紹介している「Broken Link Checker」は普段、停止にしています。

 

あると便利なもの

自動目次生成

テーマによっては機能が実装されている場合もあります。(ルクセリタスにはあるのでプラグイン不要)

簡単便利!目次を自動生成するプラグインの使い方-Easy Table of Contents
記事内から見出し(<h1>~<h6>)タグを拾い出して自動で目次の生成をしてくれる便利なプラグインです。 他に目次生成プラグインでは、「Table of Contents Plus」が有名ですが、機能的にはほとんど変わりません。(多少のデザ...
目次を自動生成するプラグインの使い方-Table of Contents Plus
記事投内の<h1>~<h6>までのタグから見出しを拾い出して自動で目次の生成をしてくれる便利なプラグインです。 他に目次生成プラグインでは、最近も更新されている「Easy Table of Contents」もあります。 それぞれのサンプル...

 

サイトマップ生成

上記でも書いた「XMLサイトマップ」ではなく、サイト内のページを一覧にしたページを自動生成するプラグインです。テーマにサイトマップ生成機能がない場合は、いずれかの方法でサイトマップページを作成した方がクローラビリティの最適化にも役立つ効果で間接的にSEO効果があるようです。

サイトマップ生成プラグイン比較と記事一覧画面サンプル集
はじめに サイトマップには2種類あります。 XML形式 検索エンジンにサイト内のページをすべて知らせる為に作成します。 たとえばGoogle Serch Console などにXMLファイルを送信する設定にしておくと、常に最新のサイト内ペー...

 

function.php編集

function.phpを直接編集するカスタマイズの際は、注意しないとワードプレス自体が動かなくなってしまう事があります。

function.phpを触らずに、簡単にコードを追加したり編集したり、更にはコード単位で管理できて ON・OFFもできる便利なプラグインです。

function.phpを直接触らず、いざという時はセーフモードもあるプラグイン
function.phpを直接編集するカスタマイズの際は、注意しないとワードプレス自体が動かなくなってしまう事があります。 当然、バックアップをとっておいたり、注意深く編集はしますが「万一」の場合のドキドキはありますよね。 そこで今回は、f...

お問い合わせフォーム

一番有名でユーザーの多いプラグインは「Contact Form 7」です。

フォームプラグインContact Form 7はインストールすれば即使える!
はじめに フォーム作成のプラグインは多数ありますが、人気の高いプラグインの紹介です。 インストールしただけで、既に用意されているフォームで「お問い合わせ」ページはすぐに作れます。 更にもちろん新規フォームも、非常に簡単な設定で自由に作成でき...

 

プラグインを使うページだけでロードする

プラグインがついつい多くなった場合は、以下のようなプラグインでロードを制御する事も可能です。

必要なページ・必要な環境でのみプラグインをロードする-Plugin Load Filter
プラグインは1つロードするだけでも膨大な関数をコールし、サイトの重さの原因になります。なるべくプラグインは少なくする事が重要ですし、停止中のものも大量のオブジェクトが登録されメモリを消費するので、使わないものは停止するだけではなく削除した方...

 

番外編:リンク切れチェック

プラグイン名 Broken Link Checker

 

自分で設定したタイミングで自動チェックを行い、更にデフォルトでリンク切れ文字列に 打消し線 を入れてくれます。(カスタム設定も可)

リンクエラーがある場合はメールで通知も可能です。

外部リンクの多いサイトだけでなく、他ブログからの移行時などには、内部リンクエラーも多発するので1度は使おう!
但し、リンクチェック中は非常に重く常時稼働はお勧めしません。
利用する場合、普段は「停止」にしておき、時々使う時のみ「有効化」がいいかも。

 

その他にもあると便利なものは様々、数多くありますが、本当に必要なものを取捨選択しなければ、あっという間にプラグインだらけになってしまうので、都度、必要か否かをよく検討してご利用下さい。

その他プラグインについては、一度は使ってみたものについて時々、記事を書いていますので以下の「プラグイン」カテゴリーからご覧ください。

WordPress・プラグイン
WordPress ┬ インストール ├ 各種設定 ▶インストール~基本操作 ├ テーマ ├ 使い方 ├ カスタマイズ └ プラグイン

 

入れない方がいいもの

 

有名だけどいらないものの筆頭は

All in One SEO Pack

メジャー過ぎて狙われるのかハッキングも多いらしいです。

これで出来る機能は、最近のテーマにはほとんど備わっているので、かえってバッティングしてしまい、SEOにおいてマイナスになります。

もちろん、お使いのテーマの機能を確認した上でですが、有料テーマならもちろんですし、無料テーマでも優秀なものはこのプラグイン以上にカバーしていますので絶対にいらないと思います。むしろ、SEO対応したテーマを選ぶべきです★

 

次に、超メジャーどころのワードプレス公式プラグイン

Jetpack

確かに高機能で素晴らしいですが、なぜか嫌いです。
重いです。主観だけです。

お勧めしておられる方もいますし、使ってみると手放せなくなるかもしれませんので、あくまでも個人の意見としてお聞き流し下さい。

 

その他、「キャッシュ系プラグイン」も危険なものが多いので注意が必要です。

 

他にもいろいろと、ひどいマルウェアが潜んでいるものや、そこまででなくとも「停止」した途端にすべてのページが見れなくなったりするプラグインも存在しますので、プラグインを入れる場合は、よく調べてから入れるようにしましょう。

 

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